一人一台持つのが当たり前になり、普段の生活において欠かせない存在になりつつあるスマートフォンやタブレット。大人が使っている姿を見て、子どもたちが使ってみたいと思うのは当たり前のこと。だからこそ、子どものスマホ利用についてお悩みのママ・パパも多いことと思います。親として、子どもとスマホの関係性を最適かつ良好に保つためにどうすればいいのでしょうか? そのヒントを探るために、実際の子どものスマホ利用状況(よく使う機能、使用時間)や視力や心への影響(インターネット依存など)、子どもにとって効果的な使用方法についてまとめてみました。スマホが子どもに与える影響の中でどんなことが心配され、どのように付き合えばよいのでしょうか。
スマートフォンの利用状況は?│子どものスマホ使用、影響と効果
各家庭の子どもたちはどのくらいスマートフォンを使っているのでしょうか?実際の利用状況を把握してみましょう。
子どもがよく使うスマホ機能、1位はゲーム
小学校1年生のお子さんを持つご家庭にアンケートを行ったところ、スマホやタブレットを使って子どもが行っていることの1位は「ゲーム」でした。次いで2位が「アニメ鑑賞」、3位が「YouTube鑑賞」と続きます。
✔詳しくは「小一ママ1,000人に聞きました!スマホやタブレットとどう付き合ってる?何してる?ランキング」をチェック!
子どものスマホ使用時間が長いのが親の悩み
スマホやタブレットを使う子どもを持つ保護者のお悩みは、「子どもがスマホに夢中になり過ぎること」だそう。多くのご家庭でも、同様のお悩みをお持ちだと思います。
✔詳しくは「【ママ発達心理学者監修】「子供とテレビ・スマホ」に関するパパママのお悩み」をチェック!
スマートフォンの危険性│子どものスマホ使用、影響と効果
では、スマホによってどのような影響が考えられるでしょうか?健康面、日々の生活への危険性はないのでしょうか?
スマホの長時間使用が子どもに及ぼす視力や心への影響
乳児期や幼児期は、視力の発達に重要な期間でもあります。このような時期にスマホやタブレットを長時間利用すると、視力にとって良くないことはいうまでもありません。また、子どもがスマホとばかり向き合っていると、親子のコミュニケーションが不足してしまうことも不安要素のひとつとなっています。
✔詳しくは「視力や心の発達に影響は?子どもがスマホやテレビに触れる時間について」をチェック!
「ゲーム障害」など、スマホでの過度なインターネット依存は子どもの疾患に
2018年6月、「ゲーム障害」が世界保健機関(WHO)の中毒性疾患に加えられたことが話題になりました。日常生活に支障をきたすほど病的なゲーム障害やインターネット依存と考えられる子どもが、ここ数年倍増しているとのことです。
✔詳しくは「メディアとの接触は子どもの成長に合わせてルール作りを」をチェック!
スマートフォンとの付き合い方│子どものスマホ使用、影響と効果
スマホの使用はもはや避けられない状況です。上手に付き合っていく方法も知っておきましょう。
子どもとスマホ、上手に付き合えばよい効果も
スマホやタブレットは子どもを脅かす存在として日常生活から排除してしまうのも難しいことです。子どもによるスマホの使用は、素晴らしい側面もたくさんあります。大人と一緒にスマホを役立てる・楽しむことで、適切に扱えるようになります。
✔詳しくは「テレビやスマホ、上手に付き合えば子供にいい効果も!発達心理学者が解説」をチェック!
現代の生活の中でなくてはならないものになってきいるスマホ。今後もこの傾向はさらに進むはずです。子どもがスマートフォンを利用するにあたって、適切な使用方法や利用制限などの予備知識を身につけ、上手に付き合っていきましょう。
文・構成/HugKum編集部