ピザ、ナン、クッキーなどのお菓子やパスタを手作りするのは少しハードルが高そう…と思っているママさん必見!電子レンジやフライパンで簡単にできる人気レシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から、5品厳選しました!
クッキーレシピ|強力粉で生地作り【1】
【1】アイシングクッキー
持ち寄りやおみやげにもピッタリ。子供と一緒に作りたいお菓子。好きな色や絵柄を描いてかわいく作りましょう。
◆材料
(10~15枚分)
バター 100g
砂糖 60g
溶き卵 1/2個分
【A】
小麦粉 160g
塩 少々
打ち粉(強力粉または薄力粉) 適量
【アイシング】
粉糖 100g
卵白 1/3個分
レモン汁 小さじ1/2
食用色素 少々
◆作り方
【1】バターと卵は室温に戻す。バターを泡立て器で混ぜ、砂糖、卵の順に加えて、そのつどよく混ぜる。ふるった【A】を加えてゴムベラでさっくりと練らないように混ぜ、ひとまとめにする。8割程度混ざったらラップに移して何度か折りたたむようになじませ、生地を均一にする。ラップにしっかりと包み、冷蔵庫に2時間以上おく。
【2】台に打ち粉をして【1】を麺棒で4mm厚さにのばし(台がない場合はオーブンシートなどにはさんで均一にのばす)、好みの型で抜き、オーブンシートを敷いた天板に間隔をあけて並べる。
【3】170℃に予熱したオーブンで17~20分、薄くキツネ色になるまで焼く。取り出して金網で完全に冷ます。
【4】アイシング:粉糖に卵白とレモン汁を少しずつ加えながらていねいに混ぜ、とろりとするまで濃度を調節する。好みで食用色素をごく少量(竹串の先につける程度)入れて色をつけ、コルネ(オーブンシートを切って丸めたもの)に入れて上部を折り曲げ、コルネの先を切り落とし、飾りを絞る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年12月号
ナンレシピ|強力粉で生地作り【2】
【1】鶏ひき肉のカレーとナン
冷めてもおいしいカレーは温める手間いらずで、持ち寄りパーティにぴったり! 不足しがちな野菜の補給にも◎。
◆材料
●カレーの材料(4人分)
鶏胸ひき肉 200g
じゃがいも(中) 2個
にんじん 1本
野菜ジュース 200ml
玉ねぎ(みじん切り) 1個分
カレー粉 大さじ2
しょう油 大さじ4
オリーブオイル 大さじ3
●ナンの材料(小サイズ4枚分)
【A】
強力粉 200g
オリーブオイル 50ml
水 80ml
ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
塩 ひとつまみ
バター 少々
◆作り方
●カレー
【1】じゃがいもは皮をむいて1cm角、にんじんは皮付きで5mm角に切る。
【2】フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、鶏胸ひき肉を入れて強火で加熱する。玉ねぎが透明になったら、【1】を入れてさっと炒め、しょう油、カレー粉を入れ混ぜる。野菜ジュースを入れて中火で野菜に火が通るまで煮込む。
●ナン
【1】【A】をボウルに入れて手でこね、ひと塊になったらポリ袋に入れて20分ほど寝かせておく。
【2】【1】を4等分して、麺棒で長さ15cm程度に平らに伸ばす。(手に生地がつきやすい時は、打ち粉をする)
【3】熱したフライパンに【2】を入れ、中火で両面をこんがり焼いて取り出し、表面にバターを塗る。粗熱が取れたら、温かいうちにポリ袋に入れ、冷めたら口を結んで持ち運ぶ。
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
ピザレシピ|強力粉で生地作り【3】
【1】たっぷり野菜ピザ
ナスやズッキーニ、トマトと夏野菜のオンパレード。カジュアルなピザランチも野菜づくめで。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】生地
強力粉 150g
薄力粉 50g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ2
砂糖 小さじ1
水 90ml
※市販のピザ生地を使用してもよい。
【B】ソース
トマトペースト 20g
アンチョビペースト 5g
ケーパー(みじん切り) 5g(なくても可)
おろしにんにく 小さじ1/2
オレガノ(ドライ) 小さじ1/2(バジル、ローズマリー、タイムなどでも可)
オリーブオイル 大さじ1
【C】具材
ズッキーニ 1/2本
ナス 1本
ミニトマト 6個
ピーマン 1個
とうもろこし 1/4本
とろけるチーズ 120g
◆作り方
【1】【A】をボウルに入れて手で混ぜる。ひとまとめにして台の上に出し、まんべんなく混ざるように軽くこねる。
【2】【B】はよく混ぜる。
【3】【C】のズッキーニ、ナス、トマト、ピーマン(種を取る)は、すべて輪切りにする。とうもろこしは実と芯の間に包丁を入れ、芯から実を取りはずす。
【4】【1】を2等分に切って丸め、5分ほど休ませ、直径20cmの円形になるように薄くのばす。
【5】【4】に【2】を塗り、【3】とチーズをのせて焼く。
オーブン:予熱後、250度で5~10分、軽くこげ目がつくまで。
フライパン:予熱後、弱めの中火で10~20分。チーズがとけて具に火が通るまで。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、6分~12分。
魚焼きグリル:(両面焼きタイプのみ)いったん丸めて広げたホイルにのせ、中火で5~10分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
教えてくれたのは
小山有希さん
料理研究家。元日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、元和菓子屋経営の義祖父母を持つ、食業界のサラブレッド。おいしく食べて健康に近づける「医食同源」をモットーとしたレシピに定評がある。1男1女の母。
『めばえ』2016年7月号
簡単にできる強力粉使用レシピ
【1】鶏のから揚げ
定番の唐揚げはレンジで作ればグッと簡単に!ポリ袋を使えば手も汚れないので、より手軽に調理できます。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
鶏もも肉 400g
【A】
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1/2
強力粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1
◆作り方
【1】鶏肉は一口大に切り、合わせておいた【A】をからませる。ポリ袋に強力粉とともに入れ、空気を入れて袋の口を閉じ、よく振って粉をまぶす。
【2】クッキングシートを敷いた耐熱皿に、【1】を皮を下にしてドーナッツ状に並べ、サラダ油を少しずつかけてスプーンの背でなでつける。
【3】小皿に【2】をのせ、ラップをせずに8分加熱する。
◆ポイント
■肉はドーナッツ状に並べる
円の中心は熱が当たりにくいので、外側から並べる。サラダ油はスプーンの背でなでつけて、なじませる。
教えてくれたのは
村上祥子さん
福岡在住。国内外を飛行機で飛びまわる「空飛ぶ料理研究家」。電子レンジ料理のエキスパートであっと驚く独自のワザを次々に開発中。
『ベビーブック』2011年7月号
強力粉使用のフライパン調理レシピ
【1】かぼちゃのニョッキ
ほんのり甘いカボチャのニョッキには、ベーコンの塩気の効いた生クリームのソースをからめて。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 1/8個
【A】
塩 小さじ1/4
溶き卵 1/2個分
強力粉 60g
玉ねぎ 1/4個
ベーコン 3枚
オリーブ油 大さじ1
生クリーム 200cc
塩・こしょう 各少々
※かぼちゃ1/8個は皮と種を除いた状態で150gが目安です。
◆作り方
【1】かぼちゃは皮と種を除いて耐熱容器にのせ、ラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で4分加熱する。なめらかにつぶし、冷めたら【A】を加え混ぜ、強力粉を少しずつ加え、耳たぶくらいのかたさになるまで練る(かぼちゃの水分によって粉の量を調節)。
【2】【1】を1.5cm幅の棒状にして2cmの長さに切り、1個ずつフォークの背を押しつけ、かるく丸める。
【3】フライパンにオリーブ油を熱し、みじん切りにした玉ねぎとベーコンを炒め、しんなりしたら生クリームを加えてとろりとするまで加熱する。
【4】たっぷりの熱湯で【2】を2~3分ゆで、【3】に加え混ぜ、塩、こしょうをふる。
*お好みでパセリのみじん切りを散らしても。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2012年11月号