子どもも喜ぶ!しゃべるぬいぐるみ
子どもたちが大好きなぬいぐるみには「しゃべるタイプ」があるのをご存じですか? なかには、ご自身が幼少期に遊んだ記憶のあるママパパもいるかもしれませんね。
しゃべるぬいぐるみとは、会話をしてコミュニケーションが取れたり、しゃべったことを真似したりするぬいぐるみ型のおもちゃのこと。「話し相手」になるとして、高齢者向けに活躍することも多いようですが、もちろん子どもたちからも人気です。
以下では、その種類や具体的なおすすめの商品をお伝えしていきます!
しゃべるぬいぐるみの種類
まずは、しゃべるぬいぐるみにはどのようなものがあるのか、その種類をざっくりと押さえておきましょう。
まねっこおしゃべりタイプ
このタイプは、話した言葉をオウム返ししてくれるというもの。録音したこちらの言葉を、かわいい動きとともに面白い声で繰り返してくれたりと、おしゃべりができるようになった年頃の子が特に楽しめるタイプです。
セリフおしゃべりタイプ
セリフおしゃべりタイプは、音、もしくはタッチなどの動作に合わせて、収録されたセリフを発声するぬいぐるみ。決まったセリフが何パターンか収録されており、動作によって異なるセリフが再生されるものが多いようです。
会話を交わせる音声認識タイプ
このタイプは、音声認識によって会話を楽しめるというもの。音声のほか、動作に合わせて言葉を発してくれるものも多く、擬似的なコミュニケーションを交わすことができます。そのほか、クイズやミニゲームを遊べる多機能なものも。
年齢ごとの楽しみ方
さまざまなタイプがあって、「どのぬいぐるみがわが子に合っているのかわからない」というママパパもきっと多いはず。もちろん、対象年齢さえクリアしていれば何才の子がどのタイプで遊んでもOKですが、ここでは、お子さんの年齢から想定される発達段階とぬいぐるみ各タイプの特徴から、おすすめのタイプをご紹介していきます。
1~2才半の子には「セリフおしゃべりタイプ」
まだ言葉が話せない、もしくは少しずつ話せるようになってきた1〜2才半の子には、決まったセリフをしゃべる「セリフおしゃべりタイプ」がおすすめ。繰り返し決まった言葉を話すので、言葉の理解度や語彙力アップにつながることが期待されます。かわいい動きが伴う「まねっこおしゃべりタイプ」も、この年頃のお子さんをあやすのに向いています。
2才半~4才の子には「会話を交わせる音声認識タイプ」
会話ができるようになってきた2才半〜4才の子には、「会話を交わせる音声認識タイプ」がおすすめ。かなりしっかりしたやりとりができるので、話し相手になってくれるほか、コミュニケーションの練習にもなります。クイズやミニゲームができるタイプは、もう少し大きくなってからのほうが、十分に楽しめるかもしれません。
4才以上の子には「まねっこおしゃべりタイプ」
十分に言葉が喋れるようになった4才以上の子には、自分の言葉をまねしてお喋りする「まねっこおしゃべりタイプ」がおすすめ。自分が言ったことを反芻されることがツボってしまう子は、案外多いようです。自分なりの楽しみ方を見つけて、延々遊んでしまうかも!
もちろん、「会話を交わせる音声認識タイプ」で高度なコミュニケーションを交わすのも◎。
人気のしゃべるぬいぐるみ10選
ここからは、しゃべるぬいぐるみの人気商品をご紹介していきます。さまざまな動物やキャラクターのしゃべるぬいぐるみが集まりました!
ねぇアンパンマン! はじめてのおしゃべりDX
約140種類のおしゃべりを収録したアンパンマンのしゃべるぬいぐるみ。手や足のタッチセンサーに触ると楽しい会話をしてくれます。さらに、「アンパンマン!」と呼びかければ、「なあに?」とリアクションをしてくれたり! クイズも出題してくれて、成長しても長く遊べるぬいぐるみです。
いっぱい教えて!おしゃべりドラえもん
ドラえもん好きのお子さんには、こちらの『おしゃべりドラえもん』がおすすめ。こちらもまた、約200種類のおしゃべりが収録されているほか、10個のキーワードに反応して会話をしてくれる優れもの。「道具出して!」と言ったら、どんなセリフで返してくれるのでしょうか?
ミニオンズ マネしておしゃべり散歩ぬいぐるみ
こちらのミニオンズのしゃべるぬいぐるみは、まねっこおしゃべりタイプ。こちらが話したとおりにおしゃべりしながら辺りをお散歩しちゃいます! トコトコと歩く姿がとっても可愛い人気の商品です。
Pechat ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型スピーカー
『ペチャット』って、ご存知ですか? 『ペチャット』はしゃべらない通常のぬいぐるみを、すべて「しゃべるぬいぐるみ」に変えてしまうスゴいアイテム。
3,000以上のセリフが収録されているほか、アプリを使って文字を入力したり、声を吹き込んだりしておしゃべりさせることもできます。「あかちゃんモード」として、泣きやみ&おやすみ音楽や泣き声検知機能も搭載。ボタンのような見た目で、とっても自然にぬいぐるみに取り付けることができます。
音声認識 ぬいぐるみ 【しばいぬ コウタ 】
「ペット飼いたい」が叶わない子におすすめなのが、こちらの『しばいぬ コウタ』。本当の4才の男の子の声や犬の鳴き声で、人間の言葉に反応してくれる音声認識ぬいぐるみです。話す言葉は約1000ワード。トントンして話しかけるだけで、本当の4才の男の子の声でおしゃべりや歌が楽しめます。
パートナーズ 音声認識人形 おしゃべり けんちゃん
『しばいぬ コウタ』とおなじメーカー「パートナーズ」開発の『おしゃべりけんちゃん』。本当の6才の男の子の声で会話ができる音声認識人形で、高齢者を中心に人気を集めていますが、もちろんお子さんにも◎。連続会話機能が強化され、自然なコミュニケーションが期待できます。 お留守番や、目覚ましもしてくれるのもうれしいポイント!
鬼滅の刃 ずっといっしょ おしゃべり禰豆子
大人気『鬼滅の刃』からは、『鬼滅の刃 ずっといっしょ おしゃべり禰豆子』が登場! 頭をなでると「ム~♪」とハミングしたり、寝かせつけるとすやすや眠ったりなど、シンプルながら「炭二郎になった気分」が味わえる、かわいらしいリアクションをとります。付属の櫛を使えば、三つ編みやポニーテールなど、自由にヘアアレンジを楽しむことも◎
ものまねハムちゃん
こちらの言葉をまねっこしながらぴょこぴょこ動く、『ものまねハムちゃん』。音や声に反応して体を動かす姿や、ふっくらとしたほっぺがとってもチャーミングなぬいぐるみです。なんでもかんでも復唱するので、一家団欒を盛り上げてくれること間違いなし!
ハートそだつよ! プリモプエル
触ったり抱き上げたりすることで性格が変化する、育成タイプのしゃべるぬいぐるみ『プリモプエル』。4つのプエル型と4段階の仲良し度によって、それぞれ異なった性格に育ちます。対象年齢は「12才から」と少々高めの設定。
パウ・パトロール いっしょにおやすみ! おしゃべりチェイス
お子さんの寝かしつけに特化した、パウ・パトロールのしゃべるぬいぐるみ。8種の音声(7種のおしゃべり+寝息)や3曲のおやすみメロディーで、お子さんのおやすみをお供してくれます。パウ・パトロールが好きな子や、寝つきにお悩みの子におすすめの一品です。
上手に使えば、イヤイヤ期の対処や寝かしつけにも有効!
今回はさまざまな「しゃべるぬいぐるみ」をご紹介してきましたが、気になるものはありましたか? しゃべるぬいぐるみは、うまく使えばイヤイヤ期の対処や寝かしつけにも有効です。お子さんの好みや発達段階に適したものを選んで、育児の心強い味方になってもらいましょう!
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構成・文/羽吹理美