前回、都内から日帰りが便利なテーマパークの「むさしの村」をご紹介しました。夏休みはもう少し遠出をして、宿泊旅行を考えている方もいらっしゃると思います。でも、出来れば都内からのアクセスも良く、子連れで楽な場所がいい…かつ、せっかくの夏休みなのでリゾート気分も楽しみたい。
そこで、今回は、そんなワガママにお応えすべく、小さなお子さん連れにぴったりな「白樺リゾート・池の平ファミリーランド」ご紹介したいと思います。
遠出といっても長野県の蓼科にあり、都内から三時間少しで行けるので日帰りも可能。
遊園地、動物園、美術館、アスレチック、パターゴルフ、キャラクターイベント、スライダー付きプール、スパが一度に楽しめるリゾート。近年、リニューアルされたエリアもあり、楽しさ満載です。
そして、なんといっても長野県の高原の蓼科は、夏は清々しく、空気が違います!新緑が美しく、平均気温22度と涼しくて過ごしやすいのが魅力。美しい白樺湖に囲まれて、まるで、日本のスイス!?の様な風景が広がり、感動ものですよ。
そんな「池の平ファミリーランド」には、見どころがたくさん。まずはエリア別に解説したいと思います。
目次
池の平ファミリーランドの攻略法
「池の平ファミリーランド」は大きく五つのエリアに分かれていて、メインの遊園地は「森の遊園地」になります。
- 森の遊園地
- ・遊園地・水遊び
- ・森林鉄道・迷路
- ・白鳥ボート
- ・パターゴルフ
- わくわく動物王国
- ・動物園
- ・アドベンチャーカヌー
- ・北米アスレチック
- ・木曽馬引き馬
- ・芝生公園やドッグラン
- レイクサイドガーデン
- ・ピーターラビット(アフタヌーンティー)
- ・プリキュアわくわくランド
- ・レイクサイドガーデン
- ・黄金アカシアと花の丘 展望リフト
- 森の3つの美術館
- ・蓼科テディベア館
- ・影絵、きり絵、ガラス、オルゴール美術館
- ・楽焼
- ・うさぎ広場
- アミューズメントエリア
- ・湯めぐりワールド(スパリゾート)
- ・ボウリング
- ・ゲームセンター
- ・きっずxきっず(屋内プレイルーム)
- ・ウォータースライダー付き室内プール
- ・テニスコートやキャンプ場
- 一日ではまわりきれないので、全部楽しみたい場合は宿泊がオススメ。日帰りの場合は、行きたいところを絞って周るのがコツです。
アクティブに過ごしたい!
アトラクションが大好きな娘が絶対に外せないのが遊園地。フリーパスで「森の遊園地」で目一杯遊んだ後は、「わくわく動物王国」の北欧アスレチックの「ポリーランド」へ。夏は全長200mの急流をくだる「アドベンチャーカヌー」も楽しいです。
生き物大好き!
乗り物が苦手なお子さんでも、動物や虫が大好きであれば、「わくわく動物王国」を中心に周るのがおすすめ。動物に触れ合ったり、乗馬を楽しんだり、犬連れのご家族はドッグランもあります。夏休みは昆虫展も開催され虫好きキッズには外せないイベントです。
可愛いもの大好き!
- ・ピーターラビット展
- ピーターラビットの世界観を再現したフラワーガーデン、美しい湖畔を眺めながらアフタヌーンティーが楽しめます。
- ・リサとガスパールの絵本展
- その他、常設の「蓼科テディベア館」や「オルゴール美術館」なども室内で天気に関係なく楽しめますね。
- ・ハンドメイドマルシェ
- 可愛いもの好きにはたまらないハンドメイドマルシェも定期的に開催しています。夏休み中は7月24日に開催。
制作体験がしたい!
物作りが好きなお子さんにオススメ。制作体験は当日受付可能で、大人もできるので、家族で楽しめます。影絵体験、キャンドル、スイーツデコ、オルゴール制作、楽焼などができます。
夏休みの特別企画
常設のアトラクションの他、縁日や世界の昆虫展など夏休み限定イベントもありますので、夏休みのイベント情報をチェックしてみてくださいね。
お勧めスケジュール
アトラクションが大好きな我が家の日帰りの場合の一日のスケジュールは遊園地が中心です。
- 午前中:「森の遊園地」でアトラクション。夏は園内の「川ちゃぷエリア」で水遊び。
- 休憩:園内の売店でサクッと軽食ランチ。
- 午後前半:「わくわく動物王国」で「アスレチック」、「乗馬」、「アドベンチャーカヌー」
- 休憩:湖畔を眺めながら「レイクサイドプラザ」でアフタヌーンティー。
- 午後後半:息子は疲れて昼寝している間、娘は制作体験や「プリキュアわくわくランド」でプリキュアに変身。
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遊園地デビューにピッタリ
「森の遊園地」は小さなお子さんも楽しめ、遊園地デビューにはピッタリ。ただし、メインのジェットコースターのシラカバウッドコースターとボブスターが運休中で絶叫系が大好きな娘は乗れずにがっかり。
現在、メインのアトラクションがないので、小学生以上のお子さんにはちょっと物足りないかなと思いますが、未就学児には十分楽しいエリアです。
リニューアルしたアスレチック
「ポーリーランド」は、ターザンロープや滑り台、山の斜面の高低差を活かした遊具があり、ここだけで半日楽しめる充実したアスレチックです。
屋根のあるベンチもあるので、保護者は子どもを見守りながら交代で休めるので助かります。
3歳から乗れる引き馬
私の趣味が乗馬ということもあって、子どもたちも馬が大好き。「わくわく動物王国」では、木曽馬の引き馬が体験できます。三歳から乗れるので小さなお子さんも楽しめます。
迫力満点!アドベンチャーカヌー
「わくわく動物王国」内にある「アドベンチャーカヌー」は天気の良い夏場は水飛沫が気持ちがいいですよ!(びしょびしょになるほどではありませんが、多少濡れるので気になる方はレインコートをご持参くださいね。)
プリキュアに変身?!雨の日にお勧めな施設
蓼科は山岳の為、天気が変わりやすいです。でも、雨の日でも楽しめる施設も充実しています。
大好き!プリュキュア館
「森の遊園地」と同じくらい娘が大好きなのが「プリキュアわくわくランド」。フリーパスなら無料で入場できます。
有料の貸衣装があるので、好きなプリキュアに変身して、写真撮影やゲームで遊べます。内容は毎年変わるので、何度行っても楽しい様です。
室内アスレチック
実は遊園地に行くと、上の子が遊んでいる間に下の子の遊び場がないことが多く、もう帰りたいと言い出すこともあって宥めるのが大変。
でも、「池の平ファミリーランド」には、遊園地に隣接して、未就学児にちょうどいい室内プレイグランドのきっずxきっずがあって大助かり!大きなトランポリンや滑り台など遊具もとても充実しています。
雨の日だけでなく、夏場の暑い日も涼しい室内で楽しめるのも嬉しい点です。
ミニ遊園地なゲームセンター
さらに、ゲームセンターもあって、息子の大好きな車の乗り物がありました。遊園地のアトラクションは怖くて乗れませんでしたが、ゲームセンターの乗り物は、下の子には遊園地気分が味わえて大満足だった様です。
制作体験
今回、娘とキャンドル体験をしました。ガラスの入れ物に砂や小物を詰めるだけで、幼児でも楽しめます。キャンドルとして使わない場合は、紐のないものも選べます。
貝殻などを入れて、夏らしい南国をイメージしたキャンドルが出来上がりました!
その他、雨でも楽しい施設がHPで紹介されているので参考にして下さいね。
親子三代・大人も楽しめる!
五歳の娘は丸一日遊び倒しますが、三歳の息子は午後は昼寝になってしまうことが多いです。
その間、午前中の孫達の屋外の遊びに付き合って、クタクタのジジババには下の子の昼寝を見守ってもらいながら、ピーターラビットのアフタヌーンティーで休憩してもらうなど、無理なく遊べます。
未就学児から低学年までが対象のリゾートではありますが、温泉スパやパターゴルフ、ボウリングなどもあるので、大人も楽しめます。
組み合わせは自由自在なので、ご家族の年齢や構成にあった遊び方ができるのも嬉しいですね。
赤ちゃん連れに優しいリゾート
ともかく、子連れ、特に赤ちゃん連れ家族が助かるサービスが充実しています。ホテルには「ウェルカムベイビー」に認定された赤ちゃんに無料の離乳食など必要なものは全て揃っている宿泊プランも。初めての赤ちゃん連れの旅行にはパパママも安心ですね。
平日はガラガラ、お盆の混雑状況は?
平日はガラガラ!アトラクション乗り放題です。
ゴールデンウィークやお盆の様な大型連休中は、普通の週末よりは混み合いますが、園内は広く、他の大型テーマパークの混み合いに比べれば落ち着いていると思います。
夏休みもお盆前前後を少しずらすだけでもかなり混雑状況が変わります。
コロナ禍で人混みが気になる方も、他のテーマパークほど密になるという感じではないので安心して遊びに来れますね。並ぶのが苦手な小さなお子さん連れでも遊びに来やすいリゾートだと思います。
チケット購入に入園ゲートで並ぶこともあるので、予めチケットを購入しておくことをオススメします。
料金&割引クーポン
入園料だけでしたら、大人1500円、子供は1200円、三歳未満は入園および施設の利用は無料と総合テーマパークの割にとてもリーズナブル。
たくさんアトラクションで遊ぶ上の娘とジジはフリーパスで、その他の付き添いの家族は入園料だけなど使い分けています。
- ・祝日フリーパス券
- 子供3300円・大人4400円
- ※土・日・祝・5/1~5/5 ・ 7/17~8/31 ・ 9/18~9/20のみ販売
- ・平日フリーパス券
- 子供2700円・大人3500円
- ・入園券
- 大人1500円・子供は1200円
- *アトラクションを利用する場合は別途、施設利用券が必要。
- フリーパス以外にセット券などいろいろな組み合わせがあるので、チケットサイトをご確認の上、お買い求め下さいね。ライン登録かHPに割引クーポンがあります。
営業時間
- アトラクション
- 4月23日(土)~11月23日(水)
- アミューズメント館・美術館は通年
- 通常期間:9:30~17:00
- 特別期間:9:00~17:00(4/29~5/5)
- 特別期間②:9:00~18:00(8/11~8/15)
- 特別期間③:10:00~16:30(11/1~11/23)
- 営業時間が異なるアトラクションもありますので詳しくはHPをチェックしてください。
アクセス:新宿から無料送迎も!
無料送迎バス
宿泊する場合は新宿から池の平ホテルまでの無料送迎バスプランもあります!その他の宿泊プランに4000円で送迎を付けることもできます。詳しくはHPをご覧下さい。
車
中央道諏訪南IC40分/上信越道佐久IC50分
電車
- 新宿駅より茅野駅まで特急で約2時間10分
- 茅野駅からバスの場合【池の平ホテル運行バス】と【路線バス】の2つのルートあり。
- 【行き】茅野駅 東口発 池の平ホテル行
- ・11:40出発→12:20頃到着
- ・15:30出発→16:10頃到着
- 【帰り】池の平ホテル発 茅野駅 東口 行
- ・10:40出発→11:20頃到着
- ・14:20出発→15:00頃到着
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文・構成/Rina Ota