ミートローフのレシピ7選|オーブンで!フライパンで!レンジで!型なしでできちゃう簡単レシピ集

簡単なのにごちそう風!普段の夕食はもちろん、パーティーの主役としても喜ばれるミートローフの人気レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から7品、厳選しました。鍋にそのまま広げたり、ベーコンでくるんだりして形成するから、型いらず!材料を混ぜて、オーブンやフライパン、レンジで焼き上げるだけで、もう完成です♪

子どもが喜ぶミートローフのレシピ

【1】鍋で作る簡単ミートローフ

ほうれん草が苦手な子も、ミートローフに混ぜることで食べやすく。お鍋で作ればカンタン!

◆材料

(作りやすい分量)
ほうれん草 1/2束
玉ねぎ 1/3個
にんじん・さつまいも 各2cm

【A】
合びき肉 300g
卵 1個
パン粉 2/3カップ
牛乳 大さじ2
塩 小さじ1/3
こしょう・ナツメグ 各少々

【B】
トマトケチャップ 1/4カップ
ウスターソース 大さじ1
白ワイン 1/4カップ
水 大さじ2
砂糖 小さじ2/3
顆粒スープの素 少々

◆作り方

【1】ほうれん草はゆでて水にさらし、水けをきって刻む。玉ねぎはみじん切りにする。にんじんとさつまいもは薄切りにする(型でぬいても)。
【2】直径15cm程度の小鍋に、【A】を入れて練り混ぜ、ほうれん草と玉ねぎを加えてよく混ぜる。肉ダネを持ち上げて、さつまいもとにんじんを鍋底に敷き、肉ダネを押しつけて均一にならす。
【3】ふたをして中火にかけ、グツグツしたら弱火で10分ほど加熱する(焦げそうになったら、側面から少量のオリーブ油か水を加えるとよい)。
【4】竹串をさして、赤い肉汁が出なくなったら、混ぜ合わせた【B】を加え、さらに3~5分加熱する。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。

『ベビーブック』2012年1月号

オーブンを使って|ミートローフのレシピ

【1】ケーキ風ミートローフ

ホームパーティにぴったりのケーキ風デザインが華やか! 色鮮やかな野菜や卵がお肉にギュっと詰まった、ごちそうミートローフです。

◆材料

(作りやすい分量)
合いびき肉(豚・牛) 500g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本(70g)
いんげん 8本(60g)
うずらの卵(水煮) 10個

【A】
パン粉 1カップ(40g)
牛乳 50cc
溶き卵 1個分
トマトケチャップ 大さじ1
塩 小さじ2/3
こしょう、ナツメグ(あれば) 各少々

サラダ油 大さじ1/2
ゆでたブロッコリー、ミニトマト 各適量

◆作り方

【1】長さ55cmに切ったアルミホイルを幅6cmに折って帯状にする。両端を5cmほど重ねて直径約16cmの円を作り、オーブンペーパーを敷いた天板の上にのせる。
【2】フライパンにサラダ油を中火で熱し、みじん切りにした玉ねぎ、1cm角に切ったにんじん、小口切りにしたいんげんを炒める。2分ほど炒めてしんなりしたらひき肉の1/4量(約120g)を加え、ほぐしながら炒める。肉の色が変わったらバットにあけて冷ます。
【3】ボウルで残りのひき肉と【A】を練り混ぜ、【2】を加えて混ぜる。
【4】【1】の型内に【3】の1/2量を入れてのばし、うずらの卵を並べる。【3】の残りを重ねて表面を平らにならし、170℃に予熱したオーブンで30分ほど焼く。
【5】アルミホイルをはがして器に盛り付け、ブロッコリー、小さく切ったミニトマトを飾る。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など、幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組では、子ども向け料理を提案し、定評がある。

『めばえ』2017年12月号

フライパンを使って|ミートローフのレシピ

【1】フライパンミートローフ

フライパンで作るオーブンいらずの簡単ミートローフ。ホイルで包んで蒸し焼きにするのがポイント! 野菜をたっぷり入れれば栄養満点です。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
合いびき肉 300g
溶き卵 1/2個分
塩  小さじ1/3

パン粉(乾) 1/2カップ
牛乳 大さじ2
さやいんげん 3~4本
にんじん 1/2本
玉ねぎ  1/2個
オリーブ油 適量
塩  少々

【B】
トマトケチャップ 大さじ1
ソース 大さじ1
バター(溶かす) 5g

◆作り方

【1】いんげんは1cm幅に切り、にんじんと玉ねぎはみじん切りにする。オリーブ油少々を熱したフライパンで炒め、しんなりしたら塩をふって取り出し、粗熱をとる。
【2】ボウルにパン粉と牛乳を入れてふやかし、【A】を入れて手で練り混ぜ、【1】を加えてさらに混ぜる。2枚重ねて広げたアルミホイルにのせて、長さ20cmほどのかまぼこ状にして包み、両端を折りたたむ。
【3】フライパンにオリーブ油少々を熱し、【2】を入れてふたをし、ときどき転がしながら弱火で15分ほど蒸し焼きにする。
【4】粗熱がとれたら、ホイルを外して好みの厚さに切り、器に盛る。容器に【B】を入れ、混ぜてかける。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母のアシスタント後、独立。素材の味を生かしたヘルシーで作りやす いメニューが人気。二児の父。

『ベビーブック』2015年12月号

【2】ジューシーミートローフ

フライパンて簡単に調理ができる!肉汁たっぷり、野菜もたっぷり、そしてボリューム満点のミートローフです。お肉だけでなく、アスパラガスをはじめとしたお野菜も沢山入っています。パーティなどにもオススメです。

◆材料

(フライパン20cm)
ベーコン 7枚
アスパラガス 3本
ミニトマト 12~13個

【A】
合びき肉 500g
玉ねぎのみじん切り 1/2個分
セロリのみじん切り 1/2本分
にんにくのみじん切り 1かけ分
パセリのみじん切り 2枝分
卵 1個
牛乳 大さじ1
パン粉 大さじ3
白ワイン 大さじ2
しょうゆ 小さじ1
塩・こしょう 各少々
ナツメグ(あれば) 少々
※材料の分量は、大人4人分(子どもは大人の1/2人分)が目安です。

◆作り方

【1】アスパラガスは斜め薄切りにし、ミニトマトは縦半分に切る。
【2】ボウルに【A】を入れ、粘りけが出るまでよくこねる。
【3】フライパンに、ベーコンを放射状に敷き詰め、【2】の半分を広げて【1】をのせ、残りの【2】をかぶせる。
【4】ふたをして中火にかけ、20分加熱する。
*お好みでパセリのみじん切りを散らしても。

◆ポイント

ひき肉にも野菜をいろいろ混ぜ、かつ、ひき肉生地の間にミニトマトとアスパラをはさんで焼く。

教えてくれたのは


阿部剛子さん

日々の暮らしの中から生まれた炊飯器レシピやフライパン活用レシピを公開して人気。2児のママ。

『ベビーブック』2013年1月号

電子レンジを使って|ミートローフのレシピ

【1】レンジで簡単ミートローフ

卵や小麦粉の代わりに豆腐と米粉をつなぎに。ヘルシーで簡単なミートローフはおもてなし料理にも。

◆材料

(大人2~3人分)
合いびき肉 300g
木綿豆腐 100g
玉ねぎ 1/2個(100g)
えのきだけ 1/2袋(50g)
にんにく 1/2かけ

【A】
トマトケチャップ 大さじ2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々

米粉 大さじ2

【B】
トマトケチャップ 大さじ2
水 小さじ2
※米粉は、原料がうるち米のもの
※分量の大人1人分は子ども2人分に相当します。

◆作り方

【1】玉ねぎ、えのきだけ、にんにくはみじん切りにする。
【2】ボウルにひき肉、豆腐、【1】、【A】をあわせ、手で2分ほど練り混ぜ、粘りが出てきたら米粉を加えてさらに1分混ぜる。
【3】直径25cmの耐熱皿の中央に【2】を置き、中心に指を入れて押し広げ、直径18cmぐらいのドーナツ状に整える。
【4】【3】にラップをふんわりとかけ、電子レンジで9分加熱する。取り出して、そのまま5~10分冷まし、混ぜ合わせた【B】を添える。
*ラップをぴっちりかけると、加熱の間に張りついて肉をつぶすので注意。お好みでグリーンリーフや、型抜きしてゆでたにんじんやパプリカを飾っても。
※電子レンジの加熱時間は600Wの場合の目安です。

教えてくれたのは


青木恭子さん

2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。スタジオナッツ所属。

『めばえ』2014年12月号

【2】ごちそうミートローフ

レンジでたったの12分でできる簡単ミートローフ。外はカリッ、中はふわっとした食感はオーブン以上の仕上がり!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
【A】
合びき肉 300g
パン粉 1/4カップ
牛乳 大さじ2
卵 1個
塩 小さじ1
こしょう 少々

ベーコン(薄切り) 100g
ウインナー 4本

◆作り方

【1】【A】を混ぜ合わせて2等分する。
【2】30cm角のクッキングシートにベ ーコンを並べて置き、【1】の半分をのせ、2cm×15cm程度にのばす。
【3】【2】の上にウインナーを置き、その上に残りの【1】を下半分と同様にしてのせる。(下の写真参照)
【4】ベーコンをかぶせ、クッキングシートで包み、さらにラップできっちりと包む。(下の写真参照)
【5】電子レンジに小皿を置いて【4】をのせ、12分加熱する。
*電子レンジの加熱時間は、600Wの場合です。500Wの場合は2割増、700Wの場合は2割減にしてください。

◆ポイント

■ベーコンで包んでカリッ!

ひき肉はこねずに使うとふんわり、外にベーコンを巻くことでカリッと仕上がる。

クッキングシート+ラップできっちり包んで成形する。

教えてくれたのは


村上祥子さん

福岡在住。国内外を飛行機で飛びまわる「空飛ぶ料理研究家」。電子レンジ料理のエキスパートであっと驚く独自のワザを次々に開発中。

『ベビーブック』2011年7月号

【3】松風焼き風ミートローフ

豆腐も入ってふっくらジューシー!具材はすべてポリ袋に入れて混ぜれば手も汚れず、簡単&時短になります。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分・18cm四方の容器1個分)
【A】
鶏ひき肉 300g
絹ごし豆腐 1/3丁(100g)
卵 1個
みそ 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
しょうが汁 小さじ1/2

白いりごま 適量
青のり 少々

◆作り方

【1】ポリ袋に【A】を入れ、袋ごと全体が混ざるまでよくもむ(フードプロセッサーで混ぜてもOK)。
【2】 耐熱容器に1を2cm厚さにのばし、ごまを表面にまんべんなく振り、ふんわりとラップをかけて電子レンジで6~7分加熱する。
【3】粗熱がとれるまで置いてから、台形に切り分け、青のりを振る。大人用には串をさす。
*容器が小さければ半量ずつ2 回に分け、加熱時間を3 ~ 4 分ずつにしてもOK。火が通りやすいよう、厚さは2cm程度にするのがおすすめ。

◆ポイント

ポリ袋にA の材料をすべて入れ、手で押しつぶしながら、かたまりがなくなるまで混ぜる。

けしの実のかわりに、白ごまを振る。1か所にかたまらないように、全体に均一に散らす。

教えてくれたのは


落合貴子さん

料理研究家、栄養士。1男1女を育てながら、大人も子どもも喜ぶ「おいしさ」「見た目」「食べやすさ」を工夫して、栄養バランスのよい料理を提案している。電子レンジの時短クッキングが得意。

『ベビーブック』2016年1月号

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