IQテストを子どもが受ける目的や、結果の受け止め方について。無料オンラインテストのおすすめもご紹介

クイズ番組などでよく聞かれる「IQ」。このIQを測るテストが「IQテスト」です。この記事では、IQテストを子どもが受ける目的や、結果の受け止め方などを解説。また、無料オンラインテストのおすすめもご紹介します。

「IQテスト」とは、「知能テスト」ともいわれるもので、一般的に知能指数を測るテストのことをいいます。IQやIQテストの必要性、目的などについて紹介していきましょう。

IQとは

IQは「Intelligence Quotient」の頭文字をとったもので、「知能指数」のことです。

IQの基準値は100で、90~109が平均値、110以上だと「IQが高い」とされています。なお、IQ120以上で「優秀」とされ、130を超えると「非常に優秀」とされており、IQが非常に高い幼児は、高IQ団体「メンサ」に入会する資格が与えられることもあるのだそうです。

このIQは、生涯通して同じだと考えられていましたが、最近では年齢や生活環境などにより変化するといわれています。

IQテストは子どもに必要?

ここでは、子どもにとってIQテストが必要なのか、目的や評価方法、テストを受けられる年齢などを解説していきます。

目的

子どもがIQテストを受ける目的は、親が、自分の子どもの知的機能を客観的に見ることだといえるでしょう。

テストを受けることで、知的機能、発達具合がどの程度なのか、子どもの得意・不得意を見極めることができます。

また、テストの結果を受けて、その子どもに合った学習指導や支援を受ける参考にしたり、伸ばしていきたい能力、反対に手助けが必要な能力を知るのに役立ちます。

評価方法

IQテストの評価方法は、「年齢算出型」が一般的です。この年齢算出型では、「精神年齢」と「生活年齢」を考慮して、IQを割り出します。

年齢算出型によるIQを導き出す計算式は次のとおりです。

IQ = 精神(知能)年齢 ÷ 生活年齢 × 100

精神年齢とは、「〇歳レベルの問題が解けた」という、IQテストで割り出される年齢のこと、生活年齢とは、実際の年齢のことをいいます。

例えば、
5歳レベルの問題を4歳が解けた場合、上記の計算式に当てはめると、

5 ÷ 4 × 100 = 125

となり、IQ125となります。

受けられる年齢

子どもが受けられるIQテストにはいくつかあります。なかでも幼児が受けられるIQテストで有名なのは、「田中ビネー知能検査」と「ウェクスラー児童用知能検査」です。前者は満2歳から、後者は2歳半から検査できます。

2歳から検査が受けられるとしても、文字が読めない子どもの検査結果が正確に出るのか心配になる親御さんもいることでしょう。これらの検査では、年齢に合った問題が出題され、親が問題文を読んだり、子どもが選んだ解答を親が言うなどといった親の補助が認められています。

IQテストで何をするの?

幼児IQテストでは、年齢に合わせたレベルの問題が出題されます。

問題内容には、図形や数字、言葉、記憶、アルファベット、ひらがななどを用いた問題などがあります。また、解答の仕方は、筆記、口頭、具体物やおもちゃを使うものなどさまざまです。

IQテストはどんな内容?

問題例

幼児向けIQテストの問題は、次のようなものが出題されます。なお、幼児向けIQテストでは、年齢に合った問題が出題されるので、年齢が上がれば、問題の難易度も上がります。

・うさぎはどれですか?
・4つの図形のなかで、仲間外れの形はどれですか?
・りんごとみかん、数が多いのはどっちですか?

IQテストの結果の見方

IQテストの結果の見方は、次のとおりです。

・130以上:きわめて優秀
・120~129:優秀
・110~119:平均の上
・90~109:平均
・80~89:平均の下
・70~79:ボーダーライン
・70未満:知的障害

結果の受け止め方

IQは、知能指数を示すものですが、「IQが高い=頭がよい」というわけではありません。というのも、IQテストが対象者のすべての知能を検査しているわけではないためです。IQが低いからといって、人間的に劣っているということではないので安心してください。

IQテストの結果の受け止め方としては、IQが低かった場合、子供の苦手分野を理解し、得意分野を伸ばすようサポートしましょう。IQが高かった場合は、冷静に受け止め、子供の能力をさらに伸ばす支援を心がけるとよいでしょう。

IQテストが受けられる場所

IQテストはどこで受けられるのか、解説していきましょう。

学校教育に関連する公的機関

学校教育に関連する公的機関は、国立校などが該当します。公的機関では、公式的なIQテストを受けることができます。ただし、こういった公的機関は一部の小学校、中学校のみで実施されるため、学校に通っている子どもしか受けることができません。

病院・児童発達支援センター

病院や児童発達支援センターでも、公式的なIQテストを受けることができます。これらの施設でIQテストを受ける目的は、発達障害などを調べるためのものです。健常児を対象にしたIQテストではないため、正確なIQ値が出ない可能性があります。

写真はイメージです

幼児教室・塾

幼児教室や塾などでもIQテストを受けられます。ただし、幼児教室や塾に入会しないと受けられないことがあります。

オンラインのIQテスト

正確なIQ値が出るわけではありませんが、インターネットのIQ診断もあります。およそのIQが知りたい場合や、気軽にIQテストを受けてみたい場合にはおすすめです。

次の項で、IQテストが無料で受けられるオンラインサービスをご紹介します。

IQテストが無料で受けられるオンラインサービスのおすすめ

オンラインで受けられる無料のIQテストのサービスをご紹介します。

前述のとおり、簡易的なものが多いので、正確なIQ値が出るとはかぎりません。ですが、オンラインで受けられる無料のIQテストは手軽さがメリットです。お子さんといっしょにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

IQ診断 力脳

パズル問題が全8問出題されます。問題領域は、図形と数字の法則です。問題数が少ないため、結果は想定IQとなります。

http://www.iqiq.jp/

IQテスト ゲームのつぼ

ゲーム感覚のIQテストです。数字や図形の問題が10問出題されます。5つの選択肢から解答を選びましょう。すべての問題を解いたら、IQ値が表示されます。

https://www.afsgames.com/iqtest.htm

国際IQテスト

全部で40問のIQテストです。学習能力、理解力、発想力、情報処理能力、論理・推理力のレベルの評価結果が出ます。

https://international-iq-test.com/ja/

Worldwide IQ Test

制限時間24分、問題数35問のIQテストです。問題は図形問題で、法則を見出し6つの選択肢の中から1つ選んで解答します。

https://www.worldwide-iq-test.com/ja

IQ-global test.com

制限時間20分、全40問の問題が出題されるIQテストです。テスト終了後に、世界の統計に基づいたIQスコアが表示されます。

https://iq-global-test.com/ja/

子どものIQを知るには、まずはオンラインサービスで

子どものIQテストを受けられる場所には、教育関連の公的機関や病院、幼児教室などがありますが、これらは慣れない場所であるため、いつもの実力を発揮できない可能性があります。

オンラインサービスのIQテストなら、精度は落ちますが、おおよそのIQを知ることができますし、リラックスした状態でテストを受けられます。まずは、オンラインサービスのIQテストを受けてみて、IQを調べてみてはいかがでしょうか。

また、IQテストの結果から子どもの得意・不得意を見極め、能力に応じたサポートをしてあげるとよいでしょう。

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文・構成/HugKum編集部

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