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岡本太郎ってどんな人?
芸術家の岡本太郎(1911~96)は絵画や彫刻、大阪万博の「太陽の塔」や「明日の神話」といった幅広い作品で知られ、幅広い世代の人々を魅了し続けています。迫力あるカラフルな作品は、子どもたちにも人気。わが家の子どもたちも小さなころから、岡本太郎さんの大ファンです。
どこでもTAROアトリエとは?
「どこでもTAROアトリエ」は、2020年4月に出された緊急事態宣言下で、川崎市岡本太郎美術館から配信されたコンテンツです。多くの方がご自宅で過ごされている時期に、美術館へ行けなくても、自宅で岡本太郎さんの作品が楽しめるるようにと、スタートしました。ぬりえや紙粘土を使った作品づくりなど、ホームページで教材をダウンロードして、おうちで楽しめるようになっています。
詳細サイトは>こちら
おうちで楽しむ岡本太郎の世界 おすすめのコンテンツ
「どこでもTAROアトリエ」では、岡本太郎さんのさまざまな作品をモチーフに自宅で気軽に塗り絵や制作が楽しめます。今回は家で楽しめるおすすめコンテンツを紹介します。
ちょっと手ごわい? TARO塗り絵
こちらの作品は《記念撮影》というタイトルです。
これはいったい何の形? 誰と誰の記念撮影? 気になるところの多い作品です。
でも、太郎さんの絵に倣うことより、むしろ自由に勝手に、自分の表現をしてみると全然違うイメージが生まれるかもしれません。
自由に色を塗った後に作品と見比べてみるのもおもしろいですよ。子どもが塗った絵を額に入れて飾ってもさまになります。様々なデザインがあるので、ぜひご家族でトライしてみてください!
ここから3種類ダウンロードできます
もっとたくさんの塗り絵をダウンロード!詳しくは>>
TAROビーズ刺繍
こちらは、パパママ向けのビーズ刺繍です。作り方、図案が詳しく書いてあるので刺繍初心者にもおすすめです。完成した作品は、子どものトートバックや帽子のワンポイントにするとおしゃれ!
こちらの作品について詳しくは>>こちら
子どもと「ミニチュア・坐ることを拒否する椅子」づくりに挑戦!
「坐ることを拒否する椅子」は岡本太郎さんの代表的な作品です。ミニチュア制作はお子さんも楽しめること間違いなし!小学1年生の娘と、紙粘土とペットボトルのキャップでつくる「ミニチュア・坐ることを拒否する椅子」に挑戦してみました。
作り方はシンプルです!
ペットボトルのキャップに紙粘土を貼り付けて、坐ることを拒否する椅子をつくっていきます。紙粘土に絵の具を練り込んでカラフルな粘土を作るのがとっても楽しい!
「太郎さんみたいにもっと濃い赤にしたい!」と絵の具を綿棒で塗り足していきます。
完成したのはこちら!
「ミニチュア・坐ることを拒否する椅子」の完成!お兄ちゃんが好きなポケットモンスターのモンスターボールのような椅子も作りました。気軽に揃えられる材料で、作品づくりが楽しめました。
家族で一緒に岡本太郎の世界に触れてみよう!
川崎市岡本太郎美術館では、小さいお子さんとご家族のための鑑賞ツアー「はいはい&よちよち美術館ツアー」などさまざまなイベントを開催しています。作品を見た後に、おうちに帰ってから「どこでもTAROアトリエ」で制作をしながら、太郎さんはどんなことを思って描いたんだろう?など家族で一緒に考えてみるのも楽しそうですね。
川崎市岡本太郎美術館
岡本太郎美術館は、川崎生まれの芸術家・岡本太郎の芸術、およびその両親である漫画家・岡本一平、小説家・岡本かの子の芸術を紹介する美術館です。川崎市岡本太郎美術館は「自然と融合した美術館」をコンセプトに、展示室を始めとするほとんどの施設が地下にあり、地上は「母の塔」を中心とする公園スペースなど、美術館機能だけでなく生田緑地の自然を十分に取り入れ、美術館や公園を訪れた人が楽しめる空間になっています。
「どこでもTAROアトリエ」やイベント情報については、公式ホームページでチェックしてみてください。
写真提供:川崎市岡本太郎美術館
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文/やまさきけいこ