食事を飲み込むのが苦手な園児の保育士の対応方法
Kくんは咀嚼(噛むこと)と、嚥下(飲み込むこと)が苦手な3歳の男の子。
魚、根菜類などを飲み込むのに時間がかかります。
①飲み込みにくそうな献立は、量を減らして渡す。
飲み込むのに時間がかかって、
おかずが減らないと
本人も「まだこんなに残ってる…」
と食べる意欲がなくなってしまうので
量を減らして渡しています。
食べられたら、追加で盛っています。
②一口量を伝える。
一口の量が多いと「ウエッ」となってしまうので、
スプーンに盛る量が多い場合は
など伝えています。繰り返し伝えていくうちに、
一口量を自分で理解していきます。
③なかなか飲み込めなくて辛そうな時は、お茶を渡す。
よく噛まずに汁物を飲んで流すのは危険ですが、
よく噛んでいるのに飲み込めない場合は
「みそ汁飲もうか」と言葉をかけたり、
汁物が残っていない時はお茶を渡します。
④「よく噛んで食べてえらかったね」と褒める。
「噛む」ことは、意外と体力を使います。
一生懸命に噛んで食べた頑張りを認めて褒めます。
噛まずに飲み込んだり、
口いっぱいに入れると窒息の心配もある食事の場面。
これからも子どもたちの様子をよく見て
安全に、そして楽しく食事ができるように
援助していきたいと思います。
前回のお話はこちら▼
「好き嫌いが多いMちゃんが、食べられる子になるまで」無理強いしない保育園での対応法【現役保育士マンガ】
苦手な食べ物が多いMちゃんの話
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Mちゃんは入園してきた3歳の時、
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