B5サイズノートはB5サイズのプリントより小さい!
以前、HugKumで取り上げた時にも大きな反響があったのですが、実は普段使っているB5サイズノートはB5サイズのプリントよりも少し小さく作られています。
普段学校で使われている「B5のノート」と呼んでいるものは、厳密には「セミB5ノート」と呼ばれていて、サイズもB5より一回り小さくなっています。上の写真で隣同士に並べてみました。ほぼ同じサイズに見えますが…?
写真の上はB5ノートの中央に反対側の辺を合わせて紙を載せてみたものです。少々はみ出ていますね。
また下はノートの上のラインと紙の上のラインを揃えたものですが、やはり少し飛び出ているのです。
B5サイズは182mm×257mmであるのに対して、セミB5サイズは179mm×252mmとノートに使われているサイズが数ミリ小さいのです。
プリントがはみ出しているノートに不満はないですか?
最近はプリント学習や連絡事項を記入するフォーマットを貼る指示があり、保護者世代よりもプリントをノートに貼る機会が増えていることを筆者は娘の連絡帳や教科のノート、塾のノートなどを見て実感しています。
不定期で娘のノートを開くことがありますが、ところどころでプリントがはみ出していてページが開きづらいと感じます。
ノートの考え方は個人個人で異なるところです。要点だけメモをするもの、板書をしっかりと再現するもの…筆者の場合は、プリントに関してはすっきりとはみ出さずに貼りたいなと思っています。そんな悩みを解決するグッズを今回はご紹介します。
1本2役。最強タッグのプリント対策グッズが誕生
ソニックが、はみ出すプリント対策に2024年秋に発売したのは「オレパ」シリーズ。プリントをノートからはみ出さないようにカットするために使う「プリントカッター」部分はどちらにもあり、加えて、はさみ付きの「オレパ withはさみ」とのりつきの「オレパ withのり」の2種類が誕生しました。
プリントカッターはどう使う?
プリントカッターの使いかたを3段階でご説明します。
1.カットしたいところに折り目をつけます。この時、なるべくまっすぐしっかりと折るのがポイントです。
2.プリントカッターの側面にあるミゾにプリントを下から差し込みます。ミゾをガイドとしてスライドさせていくイメージです。
3.そのままプリントカッター側を最後までスライドさせると理想通りの位置でプリントがカットされます。
プリントカッター使用時の注意
プリントカッターの刃は指が触れない位置に刃がセットされています。
ですが、使用しているうちに穴の部分に紙の切りカスが溜まることがあります。そのまま使い続けると壊れる原因になりますので、先端の細いものを使ったり、息を吹きかけたりして取り出してあげましょう。
また、折り目の通り切れるので、しっかり折り目がついていなかったり、折り目が曲がってしまっていたりすると出来上がりがきれいにならないので、折るときには気をつけてあげましょう。
※使い方をイメージした時に、筆者は封筒を開けるときに使うレターオープナーの形状に近いと感じましたが、この商品はプリント専用なので封筒やフィルムのカットには使わないでくださいね。
withはさみ
はさみ付きの「オレパ withはさみ」は、コンパクトなはさみがプリントカッターと一体になるように作られていてます。
まっすぐ切るだけではなく、プリントの一部だけをカットしてノートをつくりたいとき、直線以外の形に切りたい時などに有効に使えます。
それだけではなく、服の糸がほつれた時など、ちょっとした「切れるものが欲しい」というタイミングにも重宝します。
本体は角が丸い三角柱。プリントカッターを挟んだ2側面の真ん中のあたりにくぼみがあり、指でつまみやすくなっています。
ただし、小さなはさみなので、段ボールや布などを切ることはできませんので気を付けてくださいね。
長さは手で握ってはみ出るかはみ出ないかの9cm弱。ポーチやペンケースにも入れやすいコンパクトサイズです。本体カラーはグレー・ベージュ・ライトブルー・バイオレットの4色です。
withのり
のり付きの「オレパ withのり」は握る部分がスティックのりになっていて、切って貼るを1本で完結することができるアイテムです。
のりには青い色がついているので塗られた部分がわかりやすく、一定の時間が経過すると色が消えるのでプリントが見づらくなることはありません。
のりは消耗品のため、替え用の商品も同時に発売されています。
長さは10cmちょっとで、握ると自然と親指がプリントカッターの側面にあたり持ちやすくなっています。本体カラーはホワイト・ライトブルーの2色展開。替え用ののりはホワイトのみです。
見やすいノート作りにぜひ使ってみて
ノートからプリントの端がはみ出していることを気にしているお子さんも多いのではないでしょうか?
かといって、「ノートを作りこむ時間があるならば、練習問題を1問でも多く解きたい」特に、受験生を控えているお子さんならば、そんな気持ちになるはず。だからこそ「タイパ=タイムパフォーマンス」を大切にした「オレパ」の出番です。
必要なところだけを切り抜いて残すことができる「withハサミ」とその場でカットしてスムーズにノートに貼り付けられる「withのり」、ぜひ店頭でチェックしてみてください。
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文・構成/ふじいなおみ