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大人気! ブルーイのショー&日本初のトイのお披露目
まずは、今注目のアニメ「ブルーイ」のスペシャルステージショーへ。目の前に「ブルーイ」と「ビンゴ」が登場し、子どもたちも大興奮です。

全米1位のアニメ「ブルーイ」。日本でも人気急上昇!
「ブルーイ」は、オーストラリア発の、世界中で大人気のアニメです。オーストラリアン・キャトル・ドッグの主人公「ブルーイ」が、パパとママ、そして妹の「ビンゴ」と共に暮らす姿を描いています。
ニールセンの調査によると、「ブルーイ」は2024年米国で最もストリーミング視聴された番組シリーズ、全部門の総合順位において第1位に輝いており、日本でもテレビ東京系列で毎週日曜朝7時から放送中。子育ての日常あるあるに共感を持つファンも多いのではないでしょうか。

「ブルーイ」と「ビンゴ」の登場後は、エピソードの上映やダンス、みんなで楽しめる風船ラリーの「キーピー・アッピー」などもあり、大盛り上がりでした。参加者へは、「ブルーイ」と「ビンゴ」のカチューシャのプレゼントといううれしいサプライズも。
日本で初めてとなる「ブルーイ」のおもちゃシリーズが登場!

タカラトミーブース内の「ブルーイ」展示コーナーでは、「ブルーイ」や「ビンゴ」のぬいぐるみ、カチューシャの貸し出しのあるフォトスポットがありました。
また、9月下旬にタカラトミーから発売予定の、日本初「ブルーイ」のおもちゃシリーズの展示もあり、ブルーイの世界観を楽しむことができます。
さらに、9月26日は映画の「ブルーイ in シネマ」が公開、11月28日には、小学館クリエイティブから日本語版の絵本も発売されるので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
>>「ブルーイ」のおもちゃについてはこちらから
>>「ブルーイ」の絵本についてはこちらから
大阪・関西万博でも「ブルーイ」のスペシャルイベントが開催中!

「東京おもちゃショー」以外でも、大阪・関西万博のオーストラリア・パビリオンでは、「ブルーイ」のスペシャルイベントが開催中です! 9月3日のオーストラリアのナショナルデーでは生演奏のコンサートに加え、「ビンゴ」と「ブルーイ」も登場。
アニメの上映会は毎日11:00と13:00、グリーティングは土日に開催されていますので、ぜひ機会があればこちらも訪れてください。
>>大阪・関西万博の「ブルーイ」のイベントについてはこちらから
トレンドおもちゃがずらり! 大人気のタカラトミーブース
「東京おもちゃショー」の会場でも、最も人気のあるブースの一つであるタカラトミーのエリアでは、最新のおもちゃをチェックできました!
ポケモンやベイブレード、プラレール、リカちゃんなど子どもたちが大好きな商品ブースが勢ぞろい。未発売や新発売のものも多く、クリスマスシーズンに向けてギフト選びの参考にもなります。
スマホは早いけれど、スマホがほしい小学生の救世主は「クロミ スマホ ワイド」!

最新のおもちゃはデジタル系の商品が多く、その中でも特に気になったのが10月上旬発売予定の「クロミ スマホ ワイド」。
スマホやタブレットなど、デジタル機器の導入のタイミングに悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか? 我が家でも、娘が小学校中学年になり、周りのお友だちがスマホを持ち始めて、「みんな持っているのになんでうちはダメなの?」が始まりました。
どうしたものかと悩んでいた矢先に出合ったのが「クロミ スマホ ワイド」。カメラ、ミニゲーム、デザインなどたくさんのアプリがあり、遊びの数は60モード搭載。付属のチャームも可愛いです。
本物に限りなく近いのですが、ネットには接続していないので、不特定多数の人との接触の危険性はなく、かつ、SNS風の遊びでスマホ気分は味わえます。スマホを買い与えるのを数年は延ばせるのではないかと、次のクリスマスのギフト候補の一番になっています。
>>「クロミスマホ ワイド」についてはこちらから
新感覚トイ! 「ぷにるんず」

タカラトミーから発売中のお世話トイ「ぷにるんず」にも注目。本体にある穴へ指を入れて「ぷにぷにボタン」を操作し、液晶の中のキャラクターを直接触っているかのような感覚でお世話遊びやミニゲームなどが楽しめる、デジタルとリアルが融合したユニークな商品です。
この7月にシリーズをフルリニューアルした最新版「ぷにるんず ぷにすたる」が発売。従来のぷにぷに感覚に加え、新たに“カチコチ”触感のボタンを搭載。本体をひっくり返すと“カチコチ”ボタンで操作する新しいミニゲームなどで遊ぶことができ、“ぷにぷに”と“カチコチ”の 2つの触感が楽しめるようになりました。
こちらは、小学生低学年のお子さんから楽しめる商品です。
>>「ぷにるんず ぷにすたる」についてはこちらから
「共遊玩具」ってご存じですか?
トレンドおもちゃも刺激的で楽しかったのですが、今回の「東京おもちゃショー」で新しい学びがあったのが、バリアフリーおもちゃの「共遊玩具」ブースです。
「共遊玩具」とは、目や耳の不自由な子もそうでない子も、障害の有無にかかわらず、楽しく遊べるよう「配慮」が施された玩具で、一般市場向けに販売されるものです。
「共遊玩具」に認定された玩具には、商品のパッケージに目の不自由なお子さんのための「盲導犬マーク」、耳の不自由なお子さんのための「うさぎマーク」を表示しています。
色の違いがわからなくても楽しめるオセロゲーム

障害のある方だけの特別な玩具ではなく、オセロのようなみんなが遊べる一般的なおもちゃであるのも印象的でした。白黒の判別が付かなくても手触りで違いがわかり、ひっくり返すときに、落ちない工夫もされています。バラバラにならないので、小さなお子さんのいる家庭にも便利だと感じました。
おなじみのキャラクターのおもちゃも認定商品

タカラトミーの動物たちの特徴が触感でわかるアニアシリーズのおもちゃも、「盲導犬マーク」の認定商品です。冒険大陸 アニアキングダムの「キングゴールド・ブレイズ」は、両あし、しっぽが動き、さらに首元のレバーを押すと口が開き『かみつきアクション』が楽しめます。
ゴリラの「ゴルド」は手足が動き、腕の部分が柔らかく、素材の感触の違いがわかります。
その他、飛び出す人形が楽しい定番のパーティゲームの「黒ひげ危機一髪」など、家にあるいつも遊んでいるおもちゃをあらためてチェックしてみると「盲導犬マーク」が付いているものがあり、いろんな気づきがありました。

これまで気がつかなかったのですが、パッケージを見るとちゃんと「盲導犬のマーク」がありました。このマークがある玩具は障害の有無に関わらず、配慮があり、遊びやすいと思うので、おもちゃ選びの参考にもなると思います。タカラトミーには商品カタログもあるので参考にしてくださいね。
>>「共遊玩具」についてはこちらから
>>タカラトミーの「共遊玩具」のカタログについてはこちらから
理数脳や英語力を育てるだけなく、家族の絆も高める知育玩具!

最新トレンドおもちゃはデジタル系が多い中、カードゲームやボードゲームのブースも多く出ていて、デジタルにはないアナログゲームの良さも再認識されているとも感じました。
アナログゲーム大好きライターのアンテナに引っかかった、アナログでありながらも、斬新なゲームをピックアップしてきましたのでご紹介します。
目からうろこの斬新ゲーム「ちょっとずつ違う」シリーズ!

これまで、さまざまなおもちゃを取材してきましたが、これまでにない目からうろこの斬新なカードゲームが「ちょっとずつ違う」シリーズ。重さや厚み、色や模様のわずかな違い、感覚の奥深さとあいまいさを楽しむゲームです。第18回 キッズデザイン賞「経済産業大臣賞」を受賞しています。
7段階の重さを見抜くゲーム「おもさ感覚」

開発者のさんの鈴木さんがイチオシなのが、こちらの「おもさ感覚」。ちょっとずつ重さの違う小箱の中から重さをヒントに数字を推測。オリジナルゲームや神経衰弱等トランプゲームを基にした遊び方など、記憶や戦略に頼らない、誰でも楽しい、シンプルで奥深いゲームが楽しめます。
色を見抜いて遊ぶ「いろ感覚2」

もう一つ、個人的に色が好きなので筆者がピックアップした「いろ感覚2」。少しずつ違う色のカードを見抜いて遊ぶゲームです。計41枚で、0を中心に緑方向と赤方向にそれぞれ20まで数字があります。並べるだけでもテーブルの上が華やかになり、楽しい気分になります。
>>「ちょっとずつ違う」シリーズについてはこちらから
「JELLY JELLY GAMES」ブランドのゲーム
ボードゲームカフェで話題の「JELLY JELLY CAFE」を運営する株式会社ピチカートデザインが企画するゲームブランドの「JELLY JELLY GAMES」のゲームも出展されていました。その中から、イチオシをいくつかご紹介します。
指でやるツイスター!? 「YUBIBO(ユビボー)

いちばん気になったのがこちらの「YUBIBO(ユビボー)」。カードの指示に合わせて、指同士を棒でつないで、落とさないようにする協力型ゲームです。お互いの指の動きや、指の力を感じながら、棒を支えてクリアをめざします。
プレイ人数が2~8人と幅広く対応しているので、これからのハロウィンやクリスマスなどのパーティーなどで活躍しそうです。初対面の方とのレクリエーションにもぴったりで、みんなで盛り上がること間違いなしです。
言葉遊びが楽しいミツカルタ

「ミツカルタ」は、並んでいる文字から、3文字以上の言葉を見つける新感覚のワードゲームです。4文字使えば4ポイント、 5文字使えば5ポイントとなるので、なるべく多くの文字を使った長い言葉を探すのがコツ。7文字全部の文字を使えれば、一発逆転勝利ができます。
ルールが単純でわかりやすく、下の子には2文字の言葉でもOKなどのハンデをつければ、家族みんなで楽しめるゲームです。
>>「JELLY JELLY GAMES」ブランドのゲームについてはこちらから
図鑑や辞典がゲームに!? 遊びながら雑学が学べるカードゲーム

「JELLY JELLY GAMES」が扱うゲームでもう一つオススメなのが、絵本作家、図鑑編集者、教育関係者が集まるクリエーティブユニットのinfoplay(インフォプレイ)が手がけるカードゲーム「LineUP」。
「LineUP」は答えの数字を予想して、カードを正しい順番にならべるゲームです。第一弾の地球(かぞえる未来シリーズ)は、SDGsに関わる資源、食料や水、気候、教育など地球について、学ぶことができます。好奇心をくすぐるイラストのカードには、知識が盛りだくさん。まるで図鑑や事典を遊びながら学んでいるような感覚で、ありそうでなかった新しいタイプの雑学ゲームシリーズです。
未就学児の下の子には少し難しい問題もありましたが、大人の助けがあれば楽しめますし、小学生の上の子にはちょうどよいレベルと感じました。むしろ、大人も「ヘぇ」と思う知識が満載で、幅広い年齢層で楽しめます。
そのほか「宇宙」や「海」「里山」「山」「日本」などのシリーズがあり、家庭ではもちろん、学童や教育的なワークショップなどでも活躍しそうなカードゲームです。
>>「LineUP」についてはこちらから
英語力や国語力もアップ!? 「幻冬舎」のカードゲーム

「はぁっていうゲーム」が話題の「幻冬舎」のブースにも立ち寄ってみました。「はぁっていうゲーム」以外にもメディアやSNSで注目のカードゲームがたくさんありましたので、言葉遊びが楽しいゲームをピックアップしてみました。
英語しか使えない!? エイゴダーケ

いきなり英語教材をはじめても、子どもは興味を示さなかったり、長続きしなかったりすることがありますよね。でも、ゲーム感覚で英語に触れられれば興味を持つかもしれません。そんなご家庭におすすめなのがこちら「エイゴダーケ」。
日本語のお題を英語で説明し、みんなに当ててもらうゲームです。英会話力ゼロでも、伝わりさえすればどんな英語でもOK。伝わればうれしいですし、伝わらなくても盛り上がります。
我が家は夫がアメリカ人のバイリンガル家庭なのですが、子どもたちは学校では日本語なので、英語で話すのが苦手。いい練習になっています。
超翻訳ゲーム アイラブユーなんてゆー?

夏目漱石が「I love you.=月が綺麗ですね」と意訳したように、日本語カードを組み合わせて、お題の英文を伝えるゲームです。お題カードには、英文のほかに、翻訳例の日本語と、場面などを補足する解説が入っているので、子どもから大人まで幅広く遊べます。
もじあてゲーム あいうえバトル

「はぁっていうゲーム」の開発者、「ぷよぷよ」などのゲームデザイナーでもある米光一成氏の新作のゲームです。お題から思いついた言葉を書いてまわりに見えないように置き、順番に1文字ずつ当て合います。
ひらがなとアルファベットバージョンがあるので、英語でも楽しむことができます。こちらはひらがなが読めればできるので、未就学児のお子さんでも楽しむことができます。
>>「幻冬舎」のカードゲームについてはこちらから
おもちゃ選びの参考に!
いかがでしたか? トレンドおもちゃからカードゲームまで、魅力的なおもちゃが盛りだくさん。クリスマスシーズンのギフト選びの参考などになればうれしいです!
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取材・文・撮影/Rina Ota
