実は「ジャック・オー・ランタン」は、もともとカブだった!
ハロウィンといえば、かぼちゃのランタンが定番。でも、もともとは「カブ」が使われていたそう!
その昔、ヨーロッパでは悪戯好きの“ジャック”という男の魂が、天国にも地獄にも行けず、カブをくり抜いたランタンを持ってさまよった――というお話が伝わっています。
その灯りをまねたのが、ハロウィンの“ジャック・オー・ランタン”の始まり。アメリカに伝わってから、手に入りやすいかぼちゃで作られるようになったのだそうです。
そんな昔話を思い出しながら、今日は日本らしく、柿と梨、みかんでハロウィンデコを作ります。
手のひらサイズでかわいく、子どもと一緒に楽しむのにもぴったりです。
クッキー型で作る“ハロウィンデコ”

100均のクッキー型がフルーツアレンジに大活躍!
フルーツを型で抜くだけで、カラフルでかわいい“食べるハロウィンデコ”が完成します。手軽なのに写真映えも抜群。
最後には、包丁も抜き型もいらないみかんを使ったアイデアも!フルーツでちょっとおしゃれなハロウィンを楽しんでみませんか?
準備するもの(梨おばけ&柿ジャックオランタン)
- ・まな板
- ・ナイフ ※1
・クッキー抜き型 ※2
・梨 1個 - ・柿 1個
- ・黒ごま 10粒程度
※1 写真はペティナイフですが、普通の包丁で問題ありません◎- ※2 今回使ったのは、セリアで販売されているクッキー抜き型2Pセット(大・小)
フルーツには、プラスチックの抜き型よりも金属製のものがおすすめです

「梨おばけ」の作り方
1.梨を5mmくらいの厚さにスライスします

2. クッキー型で抜きます


3. 竹串や爪楊枝を使って、黒ごまの目を乗せます

「柿ジャックオランタン」の作り方
1.柿を5mmくらいの厚さにスライスします


4. クッキー型で抜きます

5. 竹串や爪楊枝を使って、黒ごまの目を乗せます

「みかんジャックオランタン」の作り方
準備するもの
- ・みかん 1個
- ・のり 5cm×5cm程度
1.みかんの皮を剥きます


オレンジ色に見える程度に取ります

2.海苔で顔のパーツを作ります(▲目2個、▲鼻1個)


3. 海苔で口のパーツを作ります

4. 皮を剥いたみかんに、顔のパーツをつけます


ちょっとうれしそうなジャックオランタンになりました
今回作ったパーツを組み合わせて、ハロウィンフルーツヨーグルトにしてみました。
100均のピックもより雰囲気を出してくれますね。おやつに添えたり、サラダに乗せたり、お弁当に入れたり、それぞれのハロウィンを楽しんでいただけるとうれしいです!

旬のフルーツでハロウィンをもっと楽しく!
ハロウィンの主役は、お菓子でもフルーツでもOK。大切なのは、一緒に過ごす時間を楽しむこと。お子さんと一緒にみかんの顔で笑ったり、梨のおばけを並べて盛りつけたり。
そんなひとときが、きっと忘れられない思い出になります。おいしくて、かわいくて、ちょっとやさしいハロウィン。今年はフルーツで始めてみませんか?
次回は、フルーツを使ったクリスマスアレンジを紹介予定です。どうぞお楽しみに!
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記事監修
フルーツギフトクリエイター。
理系大学院を修了後、メカエンジニアに。長男出産後、一度復職したのち、子育てに専念。
その中で出合った「フルーツカッティング」に魅了され、ディプロマを取得。
現在は東京都世田谷区を拠点に、自宅での少人数レッスンのほか、カフェやマルシェでのワークショップ、ギフト製作・販売などを展開中。大切なひとの笑顔と、日常を彩るフルーツの魅力を伝えています。
三兄弟の母。
特に好きなフルーツは、柿、いちじく。趣味は、キャロットケーキ巡り。
文/さちこ