《100均グッズで簡単ハロウィン》柿と梨をクッキー型で抜くだけ!包丁いらずのジャック・オー・ランタンの作り方も【季節のフルーツカット便りvol.8】

こんにちは、フルーツギフトクリエイターのさちこです。
お菓子もいいけれど、フルーツでもっと気軽にハロウィンを楽しんでみませんか?カットとちょっとした工夫だけで、びっくりするほどかわいい“食べるデコレーション”が完成!手間をかけなくても、テーブルがパッと華やぎます。

今回の記事では、まんまるのみかんで作る「ジャックオランタン」と、白くてつややかな梨の「おばけ」の作り方をご紹介します。
子どもと一緒に作っても、大人のティータイムに添えてもぴったりな、簡単かわいいハロウィンアレンジです。

実は「ジャック・オー・ランタン」は、もともとカブだった!

ハロウィンといえば、かぼちゃのランタンが定番。でも、もともとは「カブ」が使われていたそう!

その昔、ヨーロッパでは悪戯好きの“ジャック”という男の魂が、天国にも地獄にも行けず、カブをくり抜いたランタンを持ってさまよった――というお話が伝わっています。

その灯りをまねたのが、ハロウィンの“ジャック・オー・ランタン”の始まり。アメリカに伝わってから、手に入りやすいかぼちゃで作られるようになったのだそうです。

そんな昔話を思い出しながら、今日は日本らしく、柿と梨、みかんでハロウィンデコを作ります。
手のひらサイズでかわいく、子どもと一緒に楽しむのにもぴったりです。

クッキー型で作る“ハロウィンデコ”

100均のクッキー型がフルーツアレンジに大活躍!

フルーツを型で抜くだけで、カラフルでかわいい“食べるハロウィンデコ”が完成します。手軽なのに写真映えも抜群。

最後には、包丁も抜き型もいらないみかんを使ったアイデアも!フルーツでちょっとおしゃれなハロウィンを楽しんでみませんか?

準備するもの(梨おばけ&柿ジャックオランタン)

  • ・まな板
  • ・ナイフ ※1
    ・クッキー抜き型 ※2
    ・梨 1個
  • ・柿 1個
  • ・黒ごま 10粒程度

  • ※1 写真はペティナイフですが、普通の包丁で問題ありません◎
  • ※2 今回使ったのは、セリアで販売されているクッキー抜き型2Pセット(大・小)
       フルーツには、プラスチックの抜き型よりも金属製のものがおすすめです

「梨おばけ」の作り方

1.梨を5mmくらいの厚さにスライスします

多少厚さが違っても大丈夫です◎

2. クッキー型で抜きます

場所を決めたら、真上から押すと仕上がりがキレイになります
そっと型から外します

3. 竹串や爪楊枝を使って、黒ごまの目を乗せます

先端を少し湿らせると、ごまが吸いつきます◎

「柿ジャックオランタン」の作り方

1.柿を5mmくらいの厚さにスライスします

まずは真ん中で半分に切ります
多少厚さが違っても大丈夫です◎

4. クッキー型で抜きます

場所を決めたら、真上から押すと仕上がりがキレイになります

5. 竹串や爪楊枝を使って、黒ごまの目を乗せます

ごまの向きや位置で表情が変わります、どんな顔にしますか?

「みかんジャックオランタン」の作り方

準備するもの

  • ・みかん 1個
  • ・のり 5cm×5cm程度

1.みかんの皮を剥きます

いい香りに思わず深呼吸
白いすじにも栄養がありますが、今回はかぼちゃに見立てたいので
オレンジ色に見える程度に取ります
ジャックオランタンになれそう

2.海苔で顔のパーツを作ります(▲目2個、▲鼻1個)

目の縦サイズを揃えるために、まず細長く切ります
斜めに切ると▲になるので、目と鼻が作れます

3. 海苔で口のパーツを作ります

お好みの形でOK

4. 皮を剥いたみかんに、顔のパーツをつけます

お箸や竹串2本でやると扱いやすいです
完成〜!
ちょっとうれしそうなジャックオランタンになりました

今回作ったパーツを組み合わせて、ハロウィンフルーツヨーグルトにしてみました。

100均のピックもより雰囲気を出してくれますね。おやつに添えたり、サラダに乗せたり、お弁当に入れたり、それぞれのハロウィンを楽しんでいただけるとうれしいです!

ハロウィンカラーの巨峰を一緒に盛り付けました

旬のフルーツでハロウィンをもっと楽しく!

ハロウィンの主役は、お菓子でもフルーツでもOK。大切なのは、一緒に過ごす時間を楽しむこと。お子さんと一緒にみかんの顔で笑ったり、梨のおばけを並べて盛りつけたり。

そんなひとときが、きっと忘れられない思い出になります。おいしくて、かわいくて、ちょっとやさしいハロウィン。今年はフルーツで始めてみませんか?

次回は、フルーツを使ったクリスマスアレンジを紹介予定です。どうぞお楽しみに!

オレンジカップなど他のフルーツカッティング動画レッスンはこちらを>>チェック

こちらの記事もおすすめ

《十五夜におすすめ》梨をくり抜くだけでお団子風に! フルーツで作るお月見プレート【季節のフルーツカット便りvol.7】
梨は「食べる水筒」⁉︎ でも、水分だけじゃない! 古くは縄文時代から存在していたと言われている「梨」。江戸時代に庶民の果物として広が...

記事監修

さちこ フルーツギフトクリエイター

フルーツギフトクリエイター。
理系大学院を修了後、メカエンジニアに。長男出産後、一度復職したのち、子育てに専念。
その中で出合った「フルーツカッティング」に魅了され、ディプロマを取得。 

現在は東京都世田谷区を拠点に、自宅での少人数レッスンのほか、カフェやマルシェでのワークショップ、ギフト製作・販売などを展開中。大切なひとの笑顔と、日常を彩るフルーツの魅力を伝えています。
三兄弟の母。

特に好きなフルーツは、柿、いちじく。趣味は、キャロットケーキ巡り。

文/さちこ

編集部おすすめ

関連記事