赤ちゃんのお世話グッズとして、『お昼寝マット』の購入を検討している人は多いのではないでしょうか。お昼寝マットを使うメリットや選び方のポイントをチェックして、お気に入りのアイテム選びの参考にしましょう。おすすめの商品も紹介します。
お昼寝マットのメリットとは?
そもそも、『お昼寝マット』を利用するメリットはどのようなものがあるのでしょうか?具体的なポイントを確認していきましょう。
持ち運びがしやすい
『お昼寝マット』を用意するメリットとして、まずあげられるのが『持ち運びがしやすい』という点でしょう。
ベビーベッドやベビー布団に比べて軽量でコンパクトなお昼寝マットは、家の中はもちろんのこと、外出や旅行など、必要なときに必要な場所へとスムーズに持ち運べます。
また、お昼寝マットを敷くことでいつでも目が届く範囲に赤ちゃんを寝かせておけるので、ワンオペ育児中のママも安心して家事などに取り組めるでしょう。
好きな場所に持ち運んでお昼寝スペースを用意できるお昼寝マットは、ママにとっても赤ちゃんにとってもうれしいアイテムといえそうです。
おむつ替えやプレイマットにも使える
中には、育児用品として『おむつ替えシート』や『プレイマット』の購入を検討している人もいるのではないでしょうか。
これらを別々にそろえるとなると、コストがかかるだけでなく、収納・設置スペースも用意する必要が出てきます。
しかし、お昼寝マットが一つあれば、お昼寝時に利用でき、おむつ替えシートにも、また、少し大きくなってからはプレイマットとしても活躍します。
お昼寝マットは、「お金や空間を無駄にしたくない」という人こそぜひ用意しておきたいアイテムといえるでしょう。
形やデザインが豊富
ベビーベッドやベビー布団と違い、お昼寝マットの形やデザインは千差万別です。
『ナチュラル』『モダン』『北欧スタイル』など、インテリアに合わせたデザインのアイテムを選べば、たとえリビングに出しっぱなしになっていたとしても、だらしない印象になりません。
「ベビー用品だから」と固定観念に縛られることなく、思い切ってママ・パパの好みを全面に押し出したお昼寝マット選びをしてみましょう。居心地のよい空間で、赤ちゃんのお世話がより一層楽しくなるはずです。
ベビー布団の代用品としても使える?
「お昼寝マットを買えば、ベビー布団はいらないかな?」そんなふうに考える人もいるかもしれません。お昼寝マットがベビー布団の代わりになるのかどうか、ここでしっかりと確認していきましょう。
お昼寝マットは短時間にとどめよう
結論から言うと、お昼寝マットをベビー布団の代用品として使うのはNGです。これは、お昼寝マットとベビー布団では、その厚さが大きく違っているからです。
一般的なベビー布団で使用されている敷布団の厚みが主に4~6cmであるのに対し、『軽量&コンパクト』が売りのお昼寝マットは、そのメリットを実現するため、マット本体の厚みを2~3cm程度に抑えています。
2~3cmの厚みというのは、お昼寝のような短時間の利用であれば問題ないものの、夜間のような長時間の睡眠には不十分です。体重を十分に支えきれず、赤ちゃんの体に大きな負担となってしまうでしょう。
赤ちゃんの健やかな成長をサポートするためにも、お昼寝マットはあくまでも短時間の睡眠用として利用するのがおすすめです。
お昼寝マットの選び方
実際にお昼寝マットを選ぶにあたっては、どのような点に注意すればよいのでしょうか?よりよいアイテムを選ぶためのポイントをチェックしていきましょう。
洗える素材かどうか
お昼寝マットは、『汗』『よだれ』『ミルク』などの汚れが付きやすいアイテムです。デリケートな赤ちゃんの肌を守るためにも、『洗濯機での丸洗い可』のような洗いやすい素材のものを選ぶようにしましょう。
おすすめなのは、中綿にポリエステルを使用している商品です。丸洗いしやすく速乾性もあるため、常に清潔な状態をキープできるでしょう。
コンパクトになるか
基本的にコンパクトに収まるお昼寝マットですが、もっとも小さくまとめた際のサイズ感は商品によって大きく違います。
特に、外出先での利用が多いママ・パパの場合、携帯のしやすさを重視してできるだけ小さく収まるタイプのものを選ぶ必要があるでしょう。
おすすめなのは、持ち運び用の持ち手が付いているタイプのものや、くるくると丸めて紐で留められるタイプのものです。扱いが簡単なので、忙しいタイミングでもストレスなく利用できるでしょう。
サイズも確認しよう
お昼寝マットを選ぶ際は、『何歳まで使うのか』をあらかじめ決めておくことも大切です。
赤ちゃんの時期のみ使用するものと、幼児期まで使用するものとでは、必要なサイズが大きく変わるため、選び間違えるとお昼寝マットのメリットを十分に生かせません。
なお、大まかな目安としては、赤ちゃんの時期のみなら100cm程度、幼児期まで使用するのなら120~130cm程度のものを選ぶのがおすすめです。無駄のないピッタリサイズで快適に使用できるでしょう。
赤ちゃんのお昼寝マットのおすすめ4選
では、実際に人気を集めているお昼寝マットにはどのようなものがあるのでしょうか?特におすすめのアイテムを四つ紹介していきましょう。
フィセル NAOMI ITO ねっくるりんマット
水彩画のような繊細さとキュートさを合わせ持つ独創的なデザインで人気のお昼寝マットです。
人気なのはデザインだけではありません。赤ちゃんの体を優しく支えてくれる弾力性に富んだマットや、ママでも片手でらくらく持ち運べる軽さなど、機能面も充実しています。
「赤ちゃん用品も見た目にこだわりたい」という人は、ぜひチェックしておきたいアイテムといえるでしょう。
ライフエフ お昼寝マット 国産アウトラスト
『赤ちゃんの寝心地』にこだわるのなら、温度調整機能付きのものがおすすめです。
使用されている『アウトラスト』という素材には、皮膚表面の温度を人が最も心地よいと感じる31~33℃に保つ効果があります。これは、体温調節機能が未熟な赤ちゃんにとって、とてもうれしいポイントといえるでしょう。
そのほか、抗菌・防ダニ・防臭・吸汗といったさまざまな機能も備えられています。大切な赤ちゃんに快適&衛生的な睡眠環境を用意する上でもってこいのアイテムといえるでしょう。
フジキ お昼ね敷きマット
持ち運びが多く、「とにかくコンパクトになるものが欲しい!」という人におすすめです。
キルト加工の薄手素材で、コンパクトに折りたためるため、日常的な外出や旅行先でも大活躍してくれるでしょう。
洗濯は手洗いが推奨されている商品ではありますが、よれにくくふんわりした肌触りで長く愛用できるアイテムです。
ヘブンデイズ ベビー お昼寝 サニーマット
お日さまを思わせるポップで個性的な印象的なデザインに、子どもらしさを感じさせるカラフルな配色で、お部屋の雰囲気をパッと華やかなものにしてくれるマットです。
最大寸法180cmと、プレイマットとしても十分なサイズ感なので、将来の子ども部屋のアクセントとして用意したり、大切な人への出産祝いとしてプレゼントしたりと、さまざまな使い方が可能です。
お昼寝マット選びをする際は、ぜひ選択肢に入れておきたいアイテムといえるでしょう。
赤ちゃんに合ったお昼寝マットを見つけよう
お昼寝マットは、赤ちゃんのお昼寝にはもちろんのこと、おむつ替えシートやプレイマットとしても使える便利なアイテムです。
コンパクトで持ち運びしやすいのが特徴で、家の中だけでなく、日々の外出や旅行先でも大活躍してくれるでしょう。
ただし、お昼寝マットにはベビー布団のような厚みはないため、長時間の利用には不向きなので注意が必要です。
必要なアイテムをじょうずにチョイスして、赤ちゃんと過ごす日々を楽しんでいきましょう。
文・構成/HugKum編集部 写真/石川厚志