青いキャラクターのイメージといえば?
アニメや映画には、青いキャラクターって意外といるんですよね。実世界で青い生き物や植物ってあんまり見かけないので、架空の世界にはうってつけのようなのです。
また、青といえば、クールなイメージや個性的なイメージもあるのだとか。HugKum編集部では、ママ・パパに人気の青いキャラクターを調査してみました!
子どもに人気の青いキャラクター
青いキャラクターは?と聞かれて、すぐに思い浮かぶものはダントツで『ドラえもん』のようです。青いキャラクターの代名詞?と言っても過言ではない、ドラえもんからご紹介します。
ドラえもん
ドラえもんが青い理由、知っていますか? 実は、もともと猫という設定から黄色でしたが、ネズミに耳を食いちぎられ、緊急手術を受けたら耳を全部取られてしまったとか。そんな自分の姿を見てショックで真っ青になってしまったのです。でも、青くなったことで、赤い鼻と黄色の鈴のコントラストがより引き立ちますね。
ママパパのコメント
「全身青だし毎週テレビでドラえもんを見るのを楽しみにしているので。」(30代・秋田県・子ども1人)
「ドラえもんといえば青!即答でした」(30代・神奈川県・子ども3人)
ポッチャマ(ポケットモンスター)
ポッチャマは属性が水のポケモンであることから青がキーカラー。ポッチャマは、その可愛らしい容姿と愛らしい性格から人気のポケモンの一つです。「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」では、水タイプの御三家としてポッチャマは主役格。まさに、トップを走るポケモンです。
ママパパのコメント
「頭が青いのと最近名前を覚えたポケモンだから」(30代・愛知県・子ども2人)
「ポケモンが好きだから。」(40代・宮城県・子ども1人)
エルサ(Disney)
触れたものを凍り付かせるエルサは、雪や氷を連想させる青と、その魔力によってエルサ自身が感じている「孤独」「孤立」を表すために青いドレスが採用されました。青い瞳とぴったり合っていますね。
ママパパのコメント
「アナと雪の女王のエルサ」(30代・高知県・子ども2人)
「ディズニープリンセスが好き」 (40代・福岡県・子ども2人)
コキンちゃん(アンパンマン)
ドキンちゃんの妹のコキンちゃんは、ウソ泣きの名人。コキンちゃんの青い涙にかかると、誰でも涙が止まらなくなります。ドキンちゃんと似ていることから、子どもたちがキャラクターを見分けやすくするために、コキンちゃんは青色にデザインされたもよう。
ママパパのコメント
「コキンちゃんが好き」(30代・北海道・子ども1人)
「小さい頃コキンちゃんが好きだったので。」(40代・神奈川県・子ども2人)
スティッチ(Disney『リロ・アンド・スティッチ』)
スティッチは、宇宙からやってきた実験番号626という名前のエイリアン。触るものをすべて壊し、愛を知らない暴れん坊の宇宙人です。愛や温もりを表す赤やピンクに対して、反対の青色を採用することで、そのクールな性質を表しているのかもしれません。
ママパパのコメント
「スティッチも好きでグッズをたくさん持っているから、他のキャラはあまり青のイメージがない」(40代・東京都・子ども1人)
「リロアンドスティッチを観たから」(30代・埼玉県・子ども2人)
トーマス(きかんしゃトーマス)
トーマスは、ソドー島に初めて来たときは緑色でした。その後、ソドー鉄道の局長、トップハム・ハット卿の趣味で青い色に変えられます。これは、イギリス人の作者の息子クリストファーが青色が好きだったからと言われていますが、心理学的にも青いほうが速いイメージがあるようです。
ママパパのコメント
「好きだから」(30代・山口県・子ども2人)
「よく見かける」(40代・神奈川県・子ども2人)
コッシー(みいつけた!)
「~っす」が語尾に必ず付く男の子の椅子型キャラクター、コッシ―は、NHK-Eテレのキャラクター。大柄で全身緑色のサボさんと見分けやすい、小柄でかわいらしいコッシ―。椅子の仲間たちとして、ほかに黄色や緑色のキャラクターや、茶色のベンチのベン爺さんなど色々なキャラクターが登場しますが、青い椅子はコッシ―だけ。元気な男の子のイメージがありますね。
ママパパのコメント
「昔から人気」(40代・岐阜県・子ども3人)
「小さい頃TVで見ていて、青のイメージが強い」(40代・京都府・子ども2人)
とかげ(すみっコぐらし)
名前こそ「とかげ」ですが、実は恐竜の生き残り。それも海の中に生息していた恐竜の祖先をもつ「とかげ」は、泳ぎが得意なので水の中では元気いっぱい。そんな水生生物のイメージの青色ですが、青と言ってもパステルカラーゆえ優しい性格であることが伝わってきます。
ママパパのコメント
「かわいい、海にいる。」(30代・兵庫県・子ども1人)
「とかげの商品をよく持っている」(30代・神奈川県・子ども2人)
ドナルドダック(Disney)
ドナルド・ダックはThe Wise Little Hen(賢いめんどり)という短編アニメで初めてスクリーンに登場します。それが水兵役だったことから、青いセーラー服がトレードマークとなりました。ドナルドの白いボディに青いセーラー服がぴったりですね。
ママパパのコメント
「可愛い」(30代・北海道・子ども3人)
ジーニー(Disney)
ディズニーの魔法のランプに出てくるジーニー。数千年もランプの中に閉じ込められていた彼は、外に出られたことで伸び伸びと自由な存在に。その解放感を表すために、海や空など広がりや大きさを表す青が使われたのかもしれません。
ママパパのコメント
「娘がディズニー大好きなので」(50代・兵庫県・子ども2人)
「全身青なので」(30代・埼玉県・子ども2人)
クッキーモンスター(セサミストリート)
アメリカの子ども向け教育番組「セサミストリート」に登場するクッキーモンスターは名前通り、クッキーが大好き。いつもクッキーを欲しがる楽観的でユーモアのあるキャラクターです。青い理由は公式には発表されていませんが、子どもたちにとって他のキャラクターと見分けやすくする目的と、視覚的にインパクトを与える効果があるようです。
ママパパのコメント
「人形を持っているから」(30代・兵庫県・子ども2人)
シンデレラ(Disney)
当初、ディズニーに登場したシンデレラのドレスは白に近いシルバーでした。しかし王子様とお城で踊るシーンでドレスは淡いブルーで表現されたため、シンデレラのドレスは青色という認識が人々の間で広まり、いつの間にか青いドレスが定着しました。青には、confidence(自信)、calmness(落ち着き)、tranquililty (平穏さ)の意味があるため、虐待されても前向きなシンデレラにはぴったりのカラーですね。
ママパパのコメント
「ストーリーや優しい顔でドレスが青で綺麗」(40代・埼玉県・子ども1人)
シナモロール(サンリオ)
白い子犬で大きな耳を持つシナモンロールは、その渦巻くしっぽが食べ物のシナモンロールにそっくりなことから名づけられました。白くてふわふわなシナモンロールは、子どもたちがずっと抱っこしていたいと思ってしまうペット的存在。水色の目や口などを採用することで、シナモンロールの優しい性格を表しています。
ママパパのコメント
「青が好きでシナモロールも可愛くて好き。」(30代・東京都・子ども1人)
ぺんぎん(本物)(すみっコぐらし)
遠い南からやってきて「しろくま」と仲良くなるペンギン(本物)は、誰とでもすぐに仲良くなれるフレンドリーな性格。すみっコぐらしにはペンギン(本物)とペンギン?が出てきます。ペンギン?のほうは全身緑色で、緑色のペンギンに出会ったことがないため、自分が本当にペンギンなのか自信がありません。ペンギン?との差別化としても「本物」のほうは青い色をしており、こちらはれっきとしたペンギンとのこと。
アシマリ(ポケットモンスター)
ポケモンのキャラクター、アシマリは第7世代水御三家で、アシカ+マリン(海洋)を足した名前と推測される、アシカのようなキャラクター。鼻息で水のバルーンを作ることができ、そのバルーンで様々な戦術を繰り広げるアクロバティックなキャラクターです。
ママパパのコメント
ソニック
ソニック・ザ・ヘッジホッグは、その名の通り超音速のハリネズミ、赤いスパイクで音速以上のスピードを出します。ソニックの青い体は、彼が風を切って高速で走る、爆速を強調する色。青色は速さ、自由、進化などの象徴的な意味を持っており、ソニックの何者にもとらわれず、ひとつのところにじっとしていられないクールなキャラクター設定にぴったりなのです。
ママパパのコメント
青いキャラクターはクール、そして個性が強い?!
青いキャラクターを色々と見てきました。青いキャラクターは色味のイメージの通り、クールだったり水に関係する役柄が多いですね。海や空、風などのイメージから、自由さ、広がりや速度を連想させるとともに、周りに媚びることのない強さをも感じさせます。主役キャラクターも多いですし、脇役だとしてもしっかりした個性を持っているキャラクターが多い様子。ぜひ皆さんも周りの青いキャラクターを探してみてください。
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文/加藤敬子 構成/HugKum編集部