迷子紐とは?
迷子紐は、パパママがお子さんの急な動きを制御することができる紐のことです。紐の片側をお子さんの体や衣服に取り付け、もう片側をパパママが持って使います。別名「ハーネス」や「リード」とも呼ばれています。
イヤイヤ期のお子さんにおすすめ
迷子紐にはさまざまなメリットがありますが、一番のメリットはお子さんの危険な動きをすぐにストップできるところではないでしょうか。
迷子紐を装着することで、お子さんが道路に飛び出したり、パパママの手を振りほどいて走って行ったりするのを防ぐことができます。手を繋ぐのを嫌がるイヤイヤ期のお子さんがいる場合や、ママが妊娠中などで自由に動けない場合などに重宝します。
いざというときに使用するのが良い
欧米では日常的に使用されている迷子紐ですが、日本では使用に際して賛否両論があるのが事実。見た目がまるで犬の散歩のように見えるため、「子どもをペットのように扱っている」という声も。
ですが、お子さんの危険な行動を食い止めるのはパパママがやらなければいけないこと。パパママの判断で「使用する」「使用しない」を決めると良いでしょう。交通量が多い場所や人混みに行くときだけ使用するといった判断もあります。
迷子紐(子ども用ハーネス)を使ったママパパの体験談
HugKumでは、迷子紐や子ども用ハーネスの使用経験があるママやパパにアンケート調査。使用のきっかけや、実際に使ってみてどうか体験談をご紹介します。
選び方のポイント
迷子紐を選ぶときは、見た目のデザインはもちろん使用するシーンや安全性を考慮すると良いでしょう。
実用的で可愛いリュックタイプが人気
実用的なリュックサックに迷子紐が付いている商品は、見た目を気にしてしまうパパママにおすすめです。さらに迷子紐を取り外せる商品であれば、リュック単体として使用することも可能。普段のお出掛けやお散歩に使うことができますよ。
夏場にはシンプルな迷子紐が快適
胴回りに装着するシンプルな迷子紐は、リュックタイプに比べて蒸れにくいのが特徴。薄手のベストのようなデザインのものであれば、暑い夏でも快適に過ごすことができます。中にはメッシュタイプやコットン100%など通気性に配慮された商品もあるので、夏場の使用を考えているパパママはぜひチェックしてみてくださいね。
長すぎないものを選ぼう
せっかく迷子紐を付けていても、紐が長すぎるとお子さんの急な動きに対応できないことがあります。気が付くとお子さんが遠くへ行ってしまっていたということがないよう、なるべくお子さんの横にぴったり付いて歩けるくらいの長さが最適。特に交通量の多い場所に行く機会が多い人は、長さ1m程度のものを選ぶと安心です。
シンプルな迷子紐のおすすめ3選
スヌーピー 2WAYチェアベルトR – リッチェル
シンプルなオーバーオールタイプの迷子紐です。普段はお食事中にお子さんが椅子から落ちないようサポートするチェアベルトとして使用することもできます。
装着方法はお子さんの両脇でバックルを留めるだけ。迷子紐は背中側に取り付けることができます。また、くるっと裏返して折りたたむことで、コンパクトなポーチ型にできるのもポイント。パパママのカバンの中で邪魔にならないので、持ち運びにも便利です。
お子さんのお腹に当たる部分は通気性に優れたメッシュ素材のため、暑い夏でも快適。ブルーの生地にスヌーピーが描かれており、見た目の可愛らしさも特徴。スヌーピー好きなお子さんへのプレゼントにもおすすめです。対象年齢は10ヶ月以上。
みつばちハーネス – グランマムズ
みつばちをモチーフにしたグランマムズの迷子紐です。グランマムズは茨城県を拠点とした日本製ベビー用品メーカー。出産祝いやお誕生日プレゼントなどにも安心して贈ることができます。
本体の背中側にはナイロン製の羽が付いていてとってもキュート。シンプルなタイプですが一見迷子紐に見えないデザインがポイントです。こんなに可愛いデザインのリュックなら、迷子紐の使用を嫌がるお子さんも喜んで使ってくれそうですね。また、紐部分は自由に取り外しができるので、使うときだけ取り付けることができますよ。
本体は綿100%のため、通気性の良さも特徴です。対象年齢は1歳以上。
子供セーフティーハーネス – MINGYI TECH
シンプルなデザインの子どもセーフティーハーネスです。ストラップの長さは120cm、ショルダーストラップは自由に調節できます。コットンと3Dメッシュ生地の素材は、やわらかく通気性も良く、ぐるっとしっかり巻けて、歩き始めで安定しないお子さんのサポートとしても。
リュックタイプでおすすめの迷子紐4選
ダディッコハーネスリュック – dad’cco
使い勝手の良さと安全性にこだわって作られたダディッコの迷子紐付きリュックです。お子さんの肩にあたる部分には柔らかなクッション材が使用されており、急に紐を引っ張っても食い込んでしまう心配がありません。また、持ち手側にも柔らかい素材が使われているため、長い時間の使用でパパママの手が痛くなるのを防ぎます。
もちろん紐を外すことも可能なので、リュックとして普段使いにもおすすめ。デザインはシンプルなものからチェック柄まで、バリエーションの豊富さも魅力です。出産祝いやお誕生日プレゼントにもおすすめです。対象年齢は1歳以上。
迷子防止ひも リード付き リュックバッグ – Sumnacon
可愛らしいミツバチのデザインのリュックタイプ。重さは200gと軽量で、小さな子でも楽に背負うことができます。リードの長さは106cmまで、取り外しも簡単。必要に合わせてリュック単体としても、ハーネスの兼用としても使えます。
リュックサック スウェット素材 ハーネス付 – くまのプーさん
やわらかいスウェット素材のハーネス付リュックです。くまのプーさんをモチーフに、リュック開口部のファスナーもはちみつの形に。サイズは約W18×D8×H20cmと大きすぎないサイズ感で、1歳ごろで歩き始めて、色んなものに興味を持ち出したよちよち歩きのお子さんにちょうどいいと好評です。
ちょっとまって! – 日本パフ
可愛い犬のイラストが描かれた日本パフのリュックタイプの迷子紐です。リュックタイプといっても薄くて軽いリュックなので、ちょっとしたお出掛けのときにも邪魔にならないのがポイント。そのままベビーカーや自転車に乗せることが可能です。
また、リュックの上部には短い持ち手が付いているので、商品名の通り「ちょっと待って!」とお子さんの危険な行動を防ぐことができます。普段は持ち手を利用し、人混みや交通量の多い場所ではリュックの中に収納している迷子紐を取り出して使用すると良いでしょう。臨機応変に短い持ち手と長い紐を使い分けたい人におすすめです。対象年齢は1歳以上。
適切に使用することが大切
お子さんの急な飛び出しを防ぐために迷子紐はとても便利ですが、やはり一番大切なのはお子さんの手をパパママがしっかり握って離さないことです。迷子紐はいつも使用するのではなく、特別なときだけ使用すると良いでしょう。迷子紐の使用を迷っている人は、デザイン性の高いリュックタイプもぜひ検討してみてくださいね。
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文・構成/HugKum編集部