【食物アレルギーっ子の入園・入学準備】情報収集は早めが肝心!2021年に入園・入学児のママ必見!

アレルギーがある子どもの入園・入学準備、心構えは?

お子さんに食物アレルギーがあり、来年、就園・就学を迎えるお子さんを持つママたちに、ぜひ知ってもらいたい「準備」の情報があります。
え?まだまだ先じゃない!?と思うかもしれませんが、アレルギーがある方の入学入園準備は、他の方より早めの準備が必要なんですよ。

今回、横浜でアレルギーっ子の入園入学に関するサポート情報配信しているブロガーの岡夫婦にお話を聞きくことができました。

いつから準備が必要なのか、どんな準備がいるのかをぜひチェックしてくださいね。

Q1:いつぐらいから準備するのがいいの?

来春、就園・就学ならば、6月から情報収集を始めてください

保育園、幼稚園は、願書提出が入園前年の10月~12月の時期にあたります。
アレルギー対応についてどのように取り組んでいるのか、願書提出の年の5月~6月くらいには各園に問い合わせて情報を集めていきましょう。

小学校も同様に、入学する前年度の6月くらいから、就学児健診が行われる10月~11月までに、入学予定の学校へ問い合わせすることをおすすめします。新学期始まりの4月、運動会の多い5月は先生方も多忙であるため、学級が落ち着いてきた6月あたりから情報を集めるのがおすすめです。

Q2:まずはどこに相談すればいいの?

入園希望の園や学校に直接問い合わせを

現在、ほとんどの自治体には入園入学前のアレルギー相談ができる窓口がないのが現状です。
園や学校に直接問い合わせをして、アレルギー対応を担当されている先生がどなたなのか、把握しておかれるとよいでしょう。小学校の場合、教頭先生や養護教諭の先生が担当となられていることが多いですが、学校によっても異なるので、電話で直接確認されることをおすすめします。

Q3:対応は自治体によって違うの?

対応は自治体によって異なります。

自治体ごとに食物アレルギー対応マニュアルをまとめている自治体もありますので、自分たちが住んでいる地域はどういう対応をしているのか、参考までに読んでおくと、「こんなの聞いてない!」と慌てずに済むので、一読しておくことをおすすめします。

Q4:エピペンは持ち込めるの?

園、学校ともに持ち込みは可能です。

先生の管理下のもと、保管場所や緊急時の対応などを入念に打ち合わせしておく必要があります。
エピペンは子どもを守る命綱ですので、連絡する、エピペンを打つ、救急車を呼ぶタイミングをどうしていくのか、万が一の時に慌てないよう、細かな点も先生たちとしっかりと打ち合わせしておきましょう。

Q5:学校の対応に不安や不満があったときどうしたらいいの?

給食のアレルギー対応については、国がガイドラインを設定しています。

多くの園や学校は国のガイドラインに基づき対応をしているのです。あ

「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019 年改定版)」平成 31 年4 月厚生労働省

「学校給食における食物アレルギー対応指針」平成 27 年 3 月文部科学省

もし不安や不満があったときは、学校側と一緒にこのガイドラインに目を通してみましょう。それでも解決しない場合は、自治体の管轄に問い合わせをしましょう。

 

教えてくれたのは

食物アレルギー体験レポーター 岡夫婦

私たちの娘は1歳の時、パンを口にさせたことでアナフィラキシーを発症、卵、小麦、そば等のアレルギーであると診断されました。
そのことをきっかけに、私たち夫婦は2012年より、体験談を中心とした食物アレルギーに関する情報発信をしています。
http://oka-allergy.com/

構成/村田愛(アレルギーっ子の旅するサイトCAT Child × Allergy×Trip代表

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