春らしいピンク色のごはんで、お子さんと巻き寿司にチャレンジ!お弁当にもおすすめです!
3月3日はひなまつり。ひなまつりの行事食として、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、あられにひしもちなどがあります。今回は、鮭のピンクやアスパラの緑が鮮やかな巻き寿司です。巻きすを使うのは難しいですが、コツを覚えれば簡単。できあがりのかわいらしさを楽しみに、ぜひ挑戦してみてください。
小学生の子どもに料理について聞いたところ、「親と一緒に料理したい」という子どもが約9割だったそう(東京ガス 都市生活研究所「親子料理の意識と実態2014」より)。小さな子どもの手は、巻きすでしっかりと巻くのに適しています。一度マスターすれば、親子で一緒に色々な海苔巻きにチャレンジできますね。
調理体験を通じ、五感をフルに使うことで感性を育てます。作り方のプロセスには、「五感アイコン」でお子さんに注目してほしい調理ポイントを示しています。
まず、合わせ酢を混ぜて「酢めし」作りから!
合わせ酢の材料(4人分)
炊きたてのごはん…2合分
【A】合わせ酢
米酢…大さじ2と1/2
砂糖…大さじ2
塩…小さじ1/2
作り方
①炊きたてのごはんに 【A】をまわし入れ、しゃもじで混ぜる。
②うちわであおいで冷まします。
さあ、巻き寿司を作りましょう
ピンクのごはんの中身は子どもも大好きな鮭です。グリーンのアスパラを芯に、スライスチーズを巻き込んで、春のお寿司の完成。
巻き寿司の材料(4人分)
酢めし…2合分
アスパラガス…2本
甘塩サケ…1切れ(約80g)
スライスチーズ…4枚
やきのり…3枚
甘酢ショウガ…適量
作り方
①アスパラガスと甘塩の鮭をグリルで焼く。アスパラガスは、海苔の幅にあわせて切り、サケは骨と皮をはずして細かくほぐす。
②ほぐしたサケを酢めしに混ぜる。
③まきすに、のり、酢めしをひろげ、アスパラガス、チーズを巻き、食べやすい大きさに切る。
まきすで巻いてみよう!
焼き海苔をまきすの上にたて長に置いて、ごはんつぶで 1/2枚をくっつける。
サケを混ぜた酢めしの半量をのりに薄く広げ、チーズ2枚とアスパラガス1本分を置く。
手前から、巻きすをひっぱり上げるように して巻いていく。
巻き上がったら外側を巻きすでぎゅっと整え、濡れ布巾で包丁を拭きながら切ります。
ほぐした サケの 塩味と酢めしの 味がよく 合います。
東京ガスでは親子・子ども向けの料理教室を開催しています。調理体験を通して、食の知識や包丁・コンロの使い方などが身につくとともに五感が磨かれ、子どもたちの「生きる力」がはぐくまれるプログラムを展開しています。
『小学一年生』2020年3月号 監修・レシピ /東京ガス食情報センター 撮影 /鈴木智哉 モデル /太田結乃 構成 /和田明子