「うそをつくのは最低だよ!」そんなふうに責めてはいけない? じゃあどうしたら・・・【井桁容子先生監修/口グセ言い換えノート】

「何かママにお話ししたいことがあった?」 がOK!

うそをつく必要がない状況をつくってあげて

5歳児前後のうそは、「人をだまそう」という悪意によるものではなく、自分を守ろうとしてつくものです。
うそをつくということは、その子にとって、「何か困ったことがあった」というサイン。OK例のように、「あなたのことをわかろうとしているよ」という姿勢を伝える言い方をすると、子どもは安心します。
そをついたことを責めると、さらにうそをつかなければならなくなり逆効果です。

記事監修

井桁容子|乳幼児教育保育実践研究家

乳幼児教育保育実践研究家、非営利団体コドモノミカタ代表理事。東京家政大学短期大学部保育科を卒業。東京家政大学ナースリールーム主任、東京家政大学・同短期大学部非常勤講師を42 年務める。著書に「保育でつむぐ 子どもと親のいい関係」(小学館)など。

『イライラをぶつけない ママの口グセ言い換えBOOK』edu  別冊ふろく
取材・文/井尾淳子、齋藤美和 編集/井尾淳子 再構成/HugKum編集部

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