冷めても美味しいおかず28選|お弁当に入れたい!ひき肉や野菜を使った人気レシピをご紹介

脂の多い、お肉やバターをお弁当に使うと冷めて固まってしまい、おかずのおいしさが落ちてしまいがち。そこで今回は、冷めてもおいしいお弁当のおかずを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたものから厳選しました。ぜひ参考にしてみてくださいね♪

冷めてもおいしい!お弁当の「定番」おかずのレシピ

【1】鮭豆腐ハンバーグ

お肉の代わりに魚と豆腐であっさりと!和風ソースをかけてヘルシーに。

◆材料

(3人分)
鮭切り身 2切れ(200g)
木綿豆腐 1/2丁(150g)
玉ねぎ(みじん切り) 1/8個分(25g)

【A】
パン粉 10g
しょうが(すりおろす) 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1
酒 小さじ2
塩 小さじ1/4

サラダ油 大さじ1/2

【B】
しょうゆ、みりん 各大さじ1
砂糖 大さじ1/2
片栗粉 1/3

ゆでたさやいんげん、プチトマト 各適量

◆作り方

【1】豆腐はキッチンペーパーに包んで重石をのせ、15分ほど置いて水切りする。鮭は骨、皮を除いて包丁で刻み、軽く粘りが出るまでたたく。
【2】ボウルに豆腐を入れて手でつぶし、鮭、玉ねぎ、【A】を加えて粘りが出るまで練り混ぜる。おおよそ3等分(子ども用はやや小さめ)にして厚さ1.5㎝ほどの大きい小判型にととのえる。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【2】を並べる。2分ほど焼いてこんがりとしたら裏返し、蓋をして弱火で4分ほど蒸し焼きにし、器に盛る。
【4】【3】のフライパンをキッチンペーパーできれいにし、【B】を混ぜ入れて中火にかける。混ぜながら煮立たせ、軽くとろみがついたら【3】のハンバーグにかける。ゆでたさやいんげん、プチトマトを食べやすく切って添える。

教えてくれたのは


市瀬悦子さんさん

フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。

【2】あんかけひじき豆腐ハンバーグ

鶏肉と豆腐の組み合わせに、だしを利かせた素朴な味わい。ひじきも加えて栄養UP!

◆材料

(3人分)
鶏ひき肉 200g
木綿 1/2丁(150g)
芽ひじき 2g

【A】
溶き卵 1/2個分
パン粉 大さじ6
塩 小さじ1/3
こしょう 少々

サラダ油 大さじ1/2

【B】
だし汁 3/4カップ
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/3
しょうゆ 小さじ1
片栗粉 小さじ2

◆作り方

【1】芽ひじきはたっぷりの水に15分ほど浸して戻し、水気をよく切る。豆腐はキッチンペーパーに包んで重石をのせ、15分ほど置いて水切りする。
【2】ボウルに豆腐を入れて手でつぶし、鶏ひき肉、ひじき、【A】を加えて粘りが出るまで練り混ぜる。おおよそ6等分に(子ども用はやや小さめ)にして厚さ1.5㎝ほどの大きい小判型にととのえる。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【2】を並べ入れて焼く。2分ほど焼いてこんがりしたら裏返し、蓋をして、弱火で3分ほど蒸し焼きにして器に盛る。
【4】【3】のフライパンをキッチンペーパーで拭いてきれいにし、【B】を混ぜ合わせて中火にかける。混ぜながら煮立たせ、軽くとろみがついたら【3】のハンバーグにかける。

教えてくれたのは


市瀬悦子さんさん

フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。

【3】てりやきチキン

酒、しょうゆ、みりんの味付けはもはや鉄板。多めに作って他のおかずにリメイクするのにもぴったり。

◆材料

(大人4人分+子ども4人分)
鶏もも肉 3枚
塩・こしょう 各少々
片栗粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1

【A】
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ3
砂糖 大さじ2

◆作り方

【1】鶏肉は脂肪を切り落として半分に切る。塩、こしょうをふって、全体に片栗粉をまぶす。
【2】フライパンにサラダ油を熱し、【1】の皮を下にして入れる。焼き色がついたら裏返し、余分な脂をキッチンペーパーで拭きとる。
【3】【A】を加えてフタをし、中弱火で5分煮、フタを取り、汁けが少 なくなるまで煮詰める。

教えてくれたのは


島本美由紀さん

料理研究家・ラク家事アドバイザー。 忙しい主婦に向けて、身近な食材でパパッと作れるおいしい時短レシピを考案。テレビや雑誌を中心に活躍。暮らし全般のハッピーもプロデュース。

『ベビーブック』2017年5月号

【4】ポテトオムレツ

オムレツにじゃがいもを入れてふんわり食感に。余計な味つけをしない、素朴でやさしい味わいです。カレー粉を振ってもおいしい!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
卵 3個
じゃがいも 中1/3個(60g)
塩 小さじ1/4
サラダ油 小さじ1

◆作り方

【1】じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、柔らかくゆでる。湯をきり、熱いうちにフォークで粗くつぶし、粗熱をとる。
【2】卵は割りほぐし、【1】と塩を加えて混ぜ合わせる。
【3】卵焼き用のフライパン(なければ小さめのフライパン)にサラダ油を中火で熱し、【2】を流し入れる。箸で全体を混ぜて半熟状にし、フライ返しで半分に折りたたむ。
【4】弱火にしてそのまま3分焼き、返してさらに3分焼く。食べやすく切って詰める。大人用には好みでカレー粉を振っても。

◆ポイント

卵液が半熟のうちに折りたためば、巻かなくても厚みのある卵焼きができる。

教えてくれたのは


黄川田としえさん

料理家、フードスタイリスト。1 男1 女の母。tottoちゃんの愛称で「tottorante」を主宰。子どもの心と体を支える、ぬくもりと彩りにあふれた食卓にファンが多い。

『ベビーブック』2018年4月号

【5】肉巻きアスパラ

ゆでて巻くだけ! お弁当のおかずとしても定番人気の肉巻きアスパラは、野菜が一緒にとれるので重宝します。まとめて作って冷凍しておけば、常備菜にもなります。

◆材料

(20個分)
豚薄切り肉 20枚
アスパラガス 20本
塩 少々
片栗粉 適量
サラダ油 適量

◆作り方

【1】アスパラガスはハカマを除いて下ゆでし、半分の長さに切る。
【2】豚肉も半分に切って広げて軽く 塩をふり、【1】を1切れ端から巻き、 片栗粉を全面にまぶす。同様に全 部で40本作る。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、【2】を転がしながら焼く。子ども用はさらに半分に切る。

◆ポイント

小分けにしたものをラップ に包み、保存袋に入れるのが、保存のポイント。冷蔵で3~4日、冷凍で1か月が保存できる目安。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インスト ラクター1級。男の子のママ。育児経験を生 かした簡単で栄養バランスの とれた料理やかわいいレシピ が人気。

『ベビーブック』2016年3月号

【6】ほうれん草とハムのケチャップソテー

ケチャップで子供が食べやすい味つけにアレンジ! いつもの炒め物がより食べやすくなります。

◆材料

(大人1人分+子ども1人分)
ほうれん草 1/4束(50g)
ロースハム 2枚
サラダ油 少々
トマトケチャップ・塩 各少々

◆作り方

【1】ほうれん草はサッと塩ゆでし、冷水にとって水けを絞り、3cm幅に切る。ハムは横半分に切ってから縦に細切りにする。
【2】フライパンにサラダ油を熱して【1】をサッと炒め、ケチャップと塩で調味する。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHK Eテレ『クッキンアイドル アイ! マイ! まいん! (2013年3月で放送終了)の料理も監修。

『ベビーブック』2015年4月号

【7】ひじきのツナ煮

ツナ缶のうまみで「だし」いらず!野菜、海藻、魚、豆……。栄養がギュッと詰まったこの一品は冷蔵で3日程度保存可能。常備菜として毎日食べたい。

◆材料

(作りやすい分量)
芽ひじき(乾燥) 15g
にんじん 3㎝
ツナ缶 1缶(80g)
大豆(ドライパック) 50g

【A】
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1

◆作り方

【1】鍋にたっぷりの湯を沸かし、ひじきを入れてひと混ぜして火を止める。2~3分おいてざるに上げ、さっと洗う。にんじんはせん切りにする。
【2】【1】の鍋に油をきったツナ缶、大豆を入れ、【1】のひじきを戻し入れ、【A】を加えて中火にかけ、4~5分炒め煮にする。
【3】【2】ににんじんをのせ、フタをして2分ほど弱火で蒸し煮にし、ひと混ぜする。

教えてくれたのは


ほりえさわこさん

祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。

『ベビーブック』2017年12月号

冷めてもおいしい!「ひき肉」を使ったお弁当おかずレシピ

【1】ケチャップバターソースのハンバーグ

みんな大好きなハンバーグに、ケチャップバターソースをかけた一品。バターのかおりが肉の旨味を引き立てます。

◆材料

(3人分)
基本のタネ 全量
サラダ油 大さじ1/2

【A】
水 大さじ2
トマトケチャップ 大さじ4
中濃ソース 大さじ1・1/2
バター 20g

ゆでたブロッコリー、ゆで卵 各適量

◆作り方

【1】基本のタネをおおよそ3等分(子ども用はやや小さめ)にして空気を抜き、厚さ1.5㎝ほどの大きい小判型にととのえる。
【2】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【1】を並べ入れる。2分ほど焼いてこんがりしたら裏返し、蓋をして弱火で6分ほど蒸し焼きにして器に盛りつける。
【3】フライパンをキッチンペーパーで軽く拭いてきれいにし、【A】を入れて中火にかける。混ぜながら1分ほど煮立たせ、【2】にかける。ゆでたブロッコリー、ゆで卵を食べやすい大きさに切って添える。

◆ポイント

基本のタネの作り方

◆材料
(3人分)
合挽き肉 300g
玉ねぎ 1/2個(100g)
パン粉 1/2カップ(20g)
牛乳 大さじ2
溶き卵 1個分(正味50g)
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1/2

◆作り方
【1】玉ねぎはみじん切りにする。フライパンにサラダ油を中火で熱し、玉ねぎをしんなりとするまで炒め、冷ます。パン粉に牛乳を回し入れて混ぜ、玉ねぎを冷ましている間、ふやかす。
【2】ボウルに合挽き肉、【1】、残りの材料を入れ、粘りが出るまで練り混ぜる。

教えてくれたのは


市瀬悦子さんさん

フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。

【2】きのこデミグラス煮込みハンバーグ

ソースがお肉にしみ込んで濃厚な一品。ごはんが進みます!

◆材料

(3人分)
基本のタネ 全量
マッシュルーム缶 1缶
玉ねぎ 1/2個
サラダ油 大さじ1/2

【A】
デミグラスソース缶(缶詰) 150g(約1/2缶)
水 100㏄
トマトケチャップ 大さじ1
ウスターソース 大さじ1/2
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
赤ワイン 1/4カップ

パセリ(葉先を摘む) 適量

◆作り方

【1】基本のタネをおおよそ6等分(子ども用はやや小さめ)にする。
【2】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【1】のハンバーグを並べ入れ、2~3分焼きつける。こんがりしたら裏返し、空いているところに玉ねぎを入れてしんなりとするまで炒める。
【3】マッシュルーム、【A】を加えて混ぜ合わせ、弱めの中火で15分ほど煮る。器に盛ってパセリをのせる。

教えてくれたのは


市瀬悦子さんさん

フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。

【3】イタリアン肉団子

和食イメージが強い肉団子を、イタリア風の味付けで脱マンネリ! 冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもおすすめです。

◆材料

(2~4人分)
【A】
にんにく(みじん切り) 1かけ
豚ひき肉(または合びき肉) 250g
パン粉 50g
卵 1~2個
イタリアンパセリ( みじん切り) 大さじ1

パルミジャーノ・レッジャーノチーズ、ペコリーノ・ロマーノチーズ(好みのチーズでもOK) 各30g
塩、黒こしょう、エキストラバージンオリーブオイル 各適量

◆作り方

【1】ボウルに【A】、みじん切りにしたチーズと塩・こしょうを入れて、手でよくこねる。涼しい場所で30分寝かせる。
【2】【1】を適量ずつ手に取って丸め、オリ ーブオイルで揚げる。仕上げに粉チーズ(分量外)をふってもよい。

教えてくれたのは


ベリッシモ・フランチェスコさん

イタリア料理研究家、料理コンサルタント。イタリア・ローマ出身。料理指導のほか、各メディアを通し、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割を果たす。オリーブオイル・ソムリエ(AISO認定)としても活躍。

『めばえ』2016年12月号

【4】ヘラでさっくりハンバーグ

“練らない”からジューシー! 玉ねぎを炒めず生のまま使うので時短にも。王道ハンバーグ!

◆材料

(小6個分・大人2人分+子ども2人分)
合いびき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
溶き卵 1/2個分

【A】
パン粉 大さじ3
牛乳 大さじ2
塩 小さじ1/3
こしょう 適量

サラダ油 小さじ1

【B】
トマトケチャップ 大さじ1
ウスターソース 大さじ1

ミニトマト 6個

◆作り方

【1】ボウルに卵、【A】を入れて混ぜ、パン粉をふやかす。ひき肉を加えてヘラでつぶさないように均一に混ぜ、さらに生の玉ねぎを加えて混ぜる。6等分し、厚さ2cmくらいの小判形にまとめる。
【2】フライパンにサラダ油を広げ、【1】を並べる。フタをして中火にかけ、温度が上がってパチパチ音がし始めたら弱めの中火にし、3分焼く。
【3】フタを取って上下を返し、フタをせずに3分焼く。
【4】焼き色が足りなければ火を少し強め、両面を好みの焼き色に焼く。器に盛り、混ぜ合わせた【B】をかけ、半分に切ったミニトマトを添える。

◆ポイント

■混ぜて

ひき肉の粒をつぶさないようにさっくりと混ぜ、全体が均一に混ざれば終了!粘りが出るまで中途半端に練ってしまうと、肉が硬くなるので気をつけて。

■混ぜ終わり

■まとめるだけ

ヘラで6 等分したら、手でまとめてフライパンへ。

教えてくれたのは


上田淳子さん

料理研究家。双子の男の子を育てながら、家族のご飯を作り続けてきた大先輩。余計な手間をかけなくても、シンプルでおいしいお母さんの味を教えてくれる。近著に『冷たいフライパンに食材を入れてから火にかけるコールドスタート』(自由国民社)。

『ベビーブック』2018年6月号

【5】ラタトゥイユ風ソースハンバーグ

ハンバーグのアレンジレシピ! 野菜がたっぷり入ったラタトゥイユと一緒に食べれば栄養バランスもばっちりです。

◆材料

(小6個分・大人2人分+子ども2人分)
合いびき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
溶き卵 1/2個分

【A】
パン粉 大さじ3
牛乳 大さじ2
塩 小さじ1/3
こしょう 適量

サラダ油 小さじ1

ズッキーニ 小1本
オリーブ油 大さじ3
カットトマト缶 1缶

◆作り方

■ハンバーグの作り方
【1】ボウルに卵、【A】を入れて混ぜ、パン粉をふやかす。ひき肉を加えてヘラでつぶさないように均一に混ぜ、さらに生の玉ねぎを加えて混ぜる。6等分し、厚さ2cmくらいの小判形にまとめる。
【2】フライパンにサラダ油を広げ、【1】を並べる。フタをして中火にかけ、温度が上がってパチパチ音がし始めたら弱めの中火にし、3分焼く。
【3】フタを取って上下を返し、フタをせずに3分焼く。
【4】焼き色が足りなければ火を少し強め、両面を好みの焼き色に焼く。

■ラタトゥイユ風ソースの作り方
【1】ズッキーニは、薄めのいちょう切りにする。
【2】鍋にオリーブ油、カットトマト、【1】を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にし、ときどき混ぜながら8~10分煮る。塩・こしょうで味を調え、器に盛ったハンバーグ6個にかける。

教えてくれたのは


上田淳子さん

料理研究家。双子の男の子を育てながら、家族のご飯を作り続けてきた大先輩。余計な手間をかけなくても、シンプルでおいしいお母さんの味を教えてくれる。近著に『冷たいフライパンに食材を入れてから火にかけるコールドスタート』(自由国民社)。

『ベビーブック』2018年6月号

【6】れんこんのはさみバーグ

いつものハンバーグも、根菜をプラスしてかみごたえUP! よく噛むのでお腹も満たされます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
れんこん  直径6cm×5~6cm
玉ねぎ 1/4個

【A】
合いびき肉 250g
塩 小さじ1/4
こしょう  少々
溶き卵 1/2個分
パン粉(乾)1/2カップ

小麦粉  適量
サラダ油 小さじ1と1/2

◆作り方

【1】玉ねぎはみじん切りにし、サラダ油小さじ1/2で透き通るまで炒めて冷ます。
【2】れんこんは厚さ4~5mmの輪切り12枚にし、サッと水にさらして水けをふき、片面に小麦粉を薄くまぶす。
【3】ボウルに【A】を合わせて【1】をよく混ぜ、6等分にする。【2】の小麦粉がついている面を内側にして2枚1組で肉ダネを挟み、しっかりと手で押さえて形を整える。
【4】フライパンに残りのサラダ油を熱し、【3】の両面を中~強火で焼き、焼き色がついたら弱火にしてふたをし、中まで火を通す(約8分)。
*お好みでトマトケチャップやポン酢しょうゆを添える。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2015年9月号

【7】豚のシンプルソーセージ

素朴な味と食感がおいしい一品。子どもでも安心して食べられる、余計なものを加えないシンプルな味つけです。大人は粒マスタードでピリリと!

◆材料

(4人分)
【A】
豚ひき肉 400g(合挽きでも可)
ウスターソース 大さじ1
しょう油 小さじ2
パン粉 50g
塩 小さじ1/4
溶き卵 1/2個分
こしょう 少々
ナツメグ粉 少々(ナシでも可)

小麦粉 適量
オリーブオイル、ケチャップ 各大さじ1

◆作り方

【1】【A】をボウルに入れて手でよくこねる。
【2】【1】の1本分ずつ(40g程度)を手のひらで細長く丸め、小麦粉をまぶす。
【3】フライパンにオリーブオイルをひき、【2】を並べて中火で加熱。全面に焼き色がついたら水を50ml(分量外)入れてふたをして、強火で蒸し焼きする。
【4】水分がなくなり火が通ったら、ケチャップを入れ混ぜて火を止める(一度にフライパンに入らない場合は2回に分けて焼く)。
※大人は好みで粒マスタードをつけても。

◆ポイント

よくこねた材料をウインナー状に丸めるだけ。

教えてくれたのは


minokamo 長尾明子さん

料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。

『めばえ』2018年4月号

【8】鶏そぼろ

ご飯にかけたり、おにぎりの具にしたり。サラダに振りかけでも良し。ちょっとしたアクセントになります。常備菜としておすすめの一品。

◆材料

鶏ひき肉 600g
しょうがのすりおろし 1/2かけ分
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ3

◆作り方

【1】鍋にすべての材料を入れて混ぜ合わせる。
【2】鍋を中火にかけて、かき混ぜながら肉に火が通るまで炒る。

◆ポイント

保存するときに、薄く平らにするのがポイント。折って使えるように薄くし、 バットにのせて平らに冷凍する。冷蔵で1週間、冷凍で2~3か月が保存期間の目安。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インスト ラクター1級。男の子のママ。育児経験を生 かした簡単で栄養バランスの とれた料理やかわいいレシピ が人気。

『ベビーブック』2016年3月号

【9】米粉入り鶏つくね

米粉が余ったら作ってみましょう!鶏ひき肉のつくねがもっちりと仕上がります。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏ひき肉 200g
米粉 大さじ3~5
塩 小さじ1/2

【A】鶏ガラスープ 11/2カップ
砂糖・酢・しょうゆ 各大さじ2

【B】片栗粉 小さじ2
水 大さじ1

◆作り方

【1】ボウルに鶏ひき肉と塩を入れてよく混ぜ、米粉を加えて粘りが出るまで混ぜ、団子に丸める。
【2】鍋に【A】を入れ、沸騰したら【1】を加えて煮、火が通ったら混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。お好みでゆでた絹さやを添えても。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材を使い、食べ合わせによる相乗効果を考えたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。NHK『きょうの料理』や広告、書籍、雑誌などで活躍中。一児の母。

『ベビーブック』2014年6月号

【10】ほうれん草入り簡単シューマイ

包まないから簡単。しっかり味つけしてタレなしでいける。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉 300g
しょうが(すりおろし) 小さじ1
みそ 大さじ2
しょうゆ 小さじ1
酒 大さじ1
片栗粉 大さじ2
ごま油 大さじ1/2

ほうれん草 3~4株(100g)
コーン(缶詰) 小1/2缶(65g)
シューマイの皮 20枚
塩 少々
片栗粉 適量

◆作り方

【1】【A】はよく練り混ぜる。
【2】ほうれん草は塩ゆでして水にとり、水けを絞る。根元を切り落とし、みじん切りにしてさらに水けをよく絞る。コーンは水けをペーパーで拭き、片栗粉を適量まぶす。
【3】【1】に【2】を混ぜ合わせ、20等分の円盤形に丸める(直径3~3.5cm)。
【4】【3】に片栗粉をふり、5mm幅の細切りにしたシューマイの皮をのせ、霧吹きで水を吹きかける。ラップをかけて電子レンジで6分加熱する。

教えてくれたのは


中村陽子さん

料理研究家のアシスタントを経て独立。新著は『とっておきの日につくっ てあげたいキャラケーキ』(成美堂出版)。二児のママ。

『ベビーブック』2015年11月号

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