お好み焼きはどれくらい食べる?
みなさんのご家庭では、お好み焼きをどのくらい頻度で食べますか? 12歳までのお子さんがいるママやパパ123人にアンケートリサーチしてみました。
Q.お好み焼きはどれくらいの頻度で食べますか?
みんなでホットプレートなどを囲んで作ると楽しいお好み焼きですが、その頻度に今回票が集まったのは、「2~3ヶ月に1回程度」と「半年に1回程度」が、ほぼ同数でした。続いて「月1~2回程度」の結果となりました。コメントをみると、惣菜や冷凍食品、テイクアウトを利用している人も少なくないようです。
週1~2回程度
月1~2回程度
2~3ヶ月に1回程度
半年に1回程度
年に1回程度
それでは、お好み焼きを中心とした献立レシピをご紹介します。肉や魚介などお好み焼きに入れる具材別にまとめました。
肉入りお好み焼きの献立
豚肉のお好み焼きのレシピ
【1】肉団子入りお好み焼き
ほんのり甘みのある生地でおやつ風に。ソースやマヨネーズの味もホットケーキミックスに意外とマッチしてたくさん食べられます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚ひき肉 100g
しょうゆ 小さじ1
【B】
いかそうめん 50g
長ねぎ 15cm
【C】
ホットケーキミックス 100g
卵 小1個
水 大さじ2
サラダ油 大さじ1
ソース・マヨネーズ・かつお節 各適量
◆作り方
【1】【B】はみじん切りにし、【A】と合わせて粘りが出るまで混ぜ、3等分してざっくり丸める。
【2】【C】を混ぜ合わせ、サラダ油を熱したフライパンに、3等分して丸く流し入れる(直径約10cm)。こんがり焼けてきたら、【1】をのせ、返してよく焼く。
【3】器に盛って、ソース、マヨネーズ、かつお節をかける。
*ブロッコリーを添えても。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。一女の母。
『めばえ』2014年9月号
【2】春キャベツともやしのふんわりお好み焼き
山いも入りでふんわり関西風。柔らか春キャベツもたっぷり!
◆材料
(2枚分)
豚バラ薄切り肉 100g
塩 少々
【生地】
小麦粉 100g
だし汁 150ml
塩、しょうゆ 各小さじ1/2
山いものすりおろし 100g
キャベツの粗いみじん切り 100g
もやし 50g
天かす、桜えび 各大さじ2
卵 2個
サラダ油 大さじ1+適量
お好み焼きソース、かつお節、青のり、マヨネーズ 各適量
◆作り方
【1】豚肉は塩をふる。
【2】生地を作る。ボウルに小麦粉を入れ、だし汁で少しずつ溶き、しっかり混ぜる。塩、しょうゆ、山いもを入れてスプーンでふんわりと泡立てる。
【3】【2】を2つに分けてそれぞれ小さめのボウルに入れ、キャベツ、もやし、桜えび、天かすの半量ずつ、卵を1個ずつ入れてスプーンで混ぜる。
【4】フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、【3】の1枚分を流し入れ、表面の豚肉を半量にして並べる。縁がこんがりとしてきたら裏返し、フタをして弱火で7~8分蒸し焼きにする。フタを取って裏返し、サラダ油を周囲に回しかけてこんがりと焼く。表面にソースを塗ってマヨネーズをかけ、かつお節と青のりをちらす。もう1枚も同様に。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2019年3月号
【3】ほうれん草とキャベツのお好み焼き
お好み焼きにもほうれん草をプラス。一口サイズに切って、仕上げにソースをかけて完成!
◆材料
(大人2人分+子ども1人分)
豚こま切れ肉 100g
ほうれん草 1/5束(40g)
キャベツ 2枚(150g)
【A】小麦粉 2/3カップ
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
卵 1個
だし汁(または水) 1/4カップ~
サラダ油 小さじ2
【B】中濃ソース 大さじ3
水 大さじ1
◆作り方
【1】キャベツは大きいままラップに包み、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱し、粗熱がとれたら1cm大に刻む。ほうれん草は細かく刻む。豚肉は大きいものは切る。
【2】【1】のキャベツとほうれん草をボウルに入れ、【A】を順に加え、さっくりと混ぜ合わせる。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【1】の豚肉を炒め、火が半分通ったら【2】を全量流し入れ、平らにする。
【4】中火でふたをして3分焼き、返してふたをして弱火にし、3分焼く。
【5】【4】を切り分けて、合わせた【B】をかける。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2014年7月号
肉入りお好み焼きにあうサブおかず
【1】やわらか名古屋風チキン
魚焼きグリルで簡単&香ばしい!そのまま食べても、パスタの具材に使っても
◆材料
鶏むね肉 1枚(250g)
【A】
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/3
酒 大さじ1/2
すりおろしにんにく 小さじ1/2(なしでもOK)
薄力粉 大さじ2
【たれ】
しょうゆ、みりん 各大さじ1
酢 小さじ1
こしょう 少々(なしでもOK)
サラダ油、白ごま 各大さじ1
◆作り方
【1】鶏むね肉は一口大のそぎ切りにして、表面にフォークで穴をあける。【A】をもみこんで30分以上(できれば冷蔵庫に一晩)置く。
【2】【1】に薄力粉をまぶし、油を引いたフライパンに並べて中火で2分、裏返してさらに2分ほど焼く。
【3】余分な油をふき取り、【たれ】の材料を混ぜて入れ、弱火で煮立たせる。煮詰まってとろみがついたら全体を絡め、仕上げに白ごまをまぶす。
※大人は好みで多めにこしょうをすると、さらに名古屋の手羽先っぽい味つけに。
◆ポイント
焼く前に砂糖と塩をもみこむことで、むね肉のパサつきが軽減!
教えてくれたのは
田内しょうこさん
出版社勤務を経て、料理の道へ。働くママのための「シンプルで美味しい子どもご飯」を追求し、雑誌やWEBへのレシピ提案、出張料理教室、セミナー、取材やライティングなど幅広く活躍。
【2】たらの唐揚げサラダ
苦手な子が多い生野菜も、やわらかく癖のないたらの唐揚げと合わせたら、メインディッシュにかわる満足メニューに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
生たら 3切れ
オクラ 6本
トマト 1個
サニーレタス 4枚
【A】
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1/2
塩 少々
片栗粉 適量
サラダ油 大さじ3
白炒りごま 適量
ドレッシング(市販) 各適量
◆作り方
【1】オクラは板ずりをし、ゆでて食べやすい長さに切る。トマトは角切りにする。レタスはちぎる。
【2】たらは骨を除いてそぎ切りにし、【A】をもみ込んで5分おき、片栗粉をまぶす。フライパンにサラダ油を多めに熱し、両面を揚げ焼きにする。
【3】器に【1】と【2】を盛り、ごまをふってドレッシングをかける。
教えてくれたのは
山本ゆりさん
学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。
『めばえ』2015年9月号
【3】しらすチーズサラダ
持ち寄りアイディアレシピとしても。絶妙な塩気が、大人のお酒にも合う!
◆材料
(作りやすい分量)
【A】
しらす干し 60g
青じそ(粗みじん切り) 5枚分
粉チーズ 大さじ3
オリーブ油 大さじ1~2
塩、粗びき黒こしょう(好みで) 少々
葉野菜(ベビーリーフ、レタス、ルッコラなど) 適量
◆作り方
【1】【A】を混ぜ合わせ、空き瓶などに入れる。葉野菜は洗って水気をよくきり、ファスナー付き保存袋に入れる。
【2】食べるときに【1】をあえる。好みで仕上げにオリーブ油適量(分量外)を回しかけても。
◆ポイント
別々に持参し、食べる直前にあえて。軽いホーロー製やプラスチック製の容器に入れて行くと、持ち運びもラク。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
料理研究家。女子栄養大学卒。小2の女の子と1歳の男の子のママ。素材を生かしたシンプル調理で、親子でおいしく、見た目も素敵なレシピが人気。著書に『かんたん、なのに満足! スープでごはん』(池田書店)など。
『ベビーブック』2018年12月号
【4】菜の花のピーナッツバター和え
ピーナッツバターの甘さとコクで食べやすく!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
菜の花 1束(180g)
【A】
ピーナッツバター(加糖) 大さじさじ3
砂糖 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
塩 少々
◆作り方
【1】菜の花は根元を1cm程切り落とし、塩を加えたたっぷりの湯でやわらかくゆでる。水けを絞り、2cmの長さに切る。
【2】混ぜ合わせた【A】で和える。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2018年3月号
【5】にんじんのごまナムル
細切りにしたにんじんをじっくりじっくり炒めて甘みを出します。ポイントはごま油と炒りごま。ひねりつぶして風味を立たせます。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
にんじん 1本
塩 少々
ごま油 小さじ1
白炒りごま 小さじ1
◆作り方
【1】にんじんは皮をむいて、斜め薄切りにしてから細切りにする。
【2】フライパンにごま油を熱して【1】を2分ほど炒める。しんなりしたら塩をふって1分ほど炒め、ごまを指でひねりつぶして加え混ぜる。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2012年10月号
肉入りお好み焼きに合うスープ
【1】じゃがいもとにんじんのスープ
野菜のやさしい甘みがみその風味でぐっと引き立つ。油でいためた味噌のスープは味噌汁とは違ったスープです。
◆材料
(3~4人分)
じゃがいも(中) 2個
にんじん(中) 1本
油 大さじ1
みそ 大さじ1と1/2
水 600ml
◆作り方
【1】じゃがいも、にんじんは皮をむいて、食べやすい大きさに切る。
【2】鍋に油、みそを入れて中火で熱し、香りが出るまで炒める。水を加えて【1】を入れ、再び煮立ったら弱火 まで煮る。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。雑誌で紹介した「北京の小麦粉料理」が評判となり、料理研究家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2018年6月号
【2】レタスとわかめの和風スープ
だしを効かせたさっぱり味!わかめのツルンとした口当たりが喉ごしよく体を温めます。
◆材料
(子ども1人分)
レタス 1/2枚
乾燥わかめ 小さじ1/2
【A】
だし 3/4カップ
しょうゆ 小さじ1/4
◆作り方
【1】レタスを細切りにする(または手で小さくちぎる)。
【2】大きめの耐熱ボウルに【1】、わかめ、【A】を入れ、混ぜる。
【3】【2】にラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で2分~2分30秒加熱する。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。
『めばえ』2016年5月号
【3】卵とトマトのスープ
簡単なので子どもと一緒に作っても楽しい!卵をふわっと仕上げるのがおいしさのコツ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
卵 1個
ミニトマト 14個
万能ねぎ 3本
【A】
顆粒スープの素 小さじ1
水 3カップ
塩 小さじ1/2
◆作り方
【1】卵は割りほぐす。
【2】ミニトマトはヘタを除いて2等分し、万能ねぎは小口切りにする。
【3】鍋に【A】を入れて熱し、沸騰したら【1】を流し入れて混ぜ、【2】を加えてひと煮し、塩で味を調える。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
料理研究家。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。一児の母。
『めばえ』2015年8月号
魚介のお好み焼きの献立
魚介のお好み焼きの人気レシピ
【1】いか入りお好み焼き
子どもが食べ安いように、弾力性のあるいかは小さく切って加えて。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ゆでいか(または刺身用) 100g
キャベツ 1/8個(150g)
コーン(缶詰) 1/4カップ
【A】
小麦粉 150g
卵 1個
山いも(すりおろし) 50g
天かす 20g
だし汁 1カップ強
サラダ油 大さじ1/2
ソース・かつお節・青のり・マヨネーズ 各適量
◆作り方
【1】いかは8mm角に切り、キャベツは粗みじん切りにする。
【2】ボウルに【A】を合わせ、【1】とコーンを加えて混ぜる。
【3】フライパンにサラダ油1/3量を熱し、【2】の1/3量を流し入れて丸く形を整え、中~弱火でふたをして両面を焼く(約8分)。同様に3枚焼く。
【4】食べやすく切り、お好みでソースやマヨネーズをかけ、かつお節や青のりをのせる。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『ベビーブック』2015年9月号
【2】しらすのお好み焼き
しらすたっぷり、やさしい味でヘルシー。余ったら冷凍して次回のおやつにどうぞ!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
釜揚げしらす 大さじ4
キャベツ 葉3枚(150g)
【A】
お好み焼き粉(市販) 50g
とき卵 1/2個分
水 1/4カップ
※【A】はお好み焼き粉の袋の表示どおりに、お好み焼き1枚分の分量を用意する。ここでは上記の分量を使用。
植物油 大さじ2
◆作り方
【1】キャベツはせん切りにする。
【2】ボウルに【A】を合わせて混ぜ、キャベツ、釜揚げしらすを加えて混ぜる。
【3】フライパンに植物油を熱し、【2】を4等分にして丸く流し入れ、両面をこんがりと焼いて火を通す。好みでポン酢しょうゆやお好み焼きソースをかけても。
教えてくれたのは
栗原友さん
料理家。3歳の女の子のママ。築地市場の鮮魚店での勤務経験などを活かし、魚料理を気軽に楽しめるようにレシピを提案している。近著『寝ている間においしくなる』(祥伝社)には、忙しいママを救う〝仕込みテク〟が満載。
『ベビーブック』2018年10月号
魚介お好み焼きに合うサブおかず
【1】豚しゃぶサラダみそドレッシング
サッとゆでた野菜に肉をのせて、いつものサラダをボリュームアップ! 酢みそ味がさっぱり食べやすく、大人でも食べ応えのある一品です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚ロースしゃぶしゃぶ肉 250g
【A】
マヨネーズ 大さじ1
酒 大さじ1
レタス 1/2個
セロリ 1本
いんげん 150g
えのきだけ 1袋
【B】
みそ 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
酢 大さじ2
しょうが(すりおろし) 少々
ごま油 大さじ1
◆作り方
【1】豚肉に混ぜ合わせた【A】を塗る。レタスはざく切りに、セロリは斜め薄切りにする。
いんげんは4cm長さに切り、えのきだけは石突きを除いてほぐす。
【2】熱湯をたっぷり沸かして塩少々(分量外)を加え、えのき、セロリ、レタス、いんげんの順にゆでてざるにとる。続いて【1】の肉をゆでてざるにとり、それぞれよく水けをきる。
【3】【2】を器に盛り、【B】を耐熱容器に入れて混ぜ、電子レンジで1分加熱してかけ回す。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『めばえ』2016年1月号
【2】きゅうりとセロリ、鶏ささみの和えもの
片栗粉をまぶして茹でたささみはたれにしっかり絡んで、パサつかず、鶏のうま味を存分に味わえます。きゅうりとセロリの千切りもしゃきしゃきと楽しい食感です。
◆材料
(3~4人分)
鶏ささみ 4本
きゅうり 2本
セロリ 7cm
片栗粉 大さじ1/2
し ょうが汁、ごま油 各大さじ1
塩 小さじ2/3
◆作り方
【1】きゅうりとセロリは千切りにする。鶏ささみは筋を取り、塩少々(分量外)を振りかけて10分ほどおき、片栗粉をまぶす。鍋で湯(分量外)を沸かし、沸騰したら弱火にして鶏ささみをゆで、ザルにあげる。粗熱が取れたらほぐす。
【2】ボウルに【1】の野菜、鶏ささみを入れてしょうが汁、ごま油を加えてさっと混ぜ、最後に塩を加えて全体を和える。
◆ポイント
鶏ささみは、加熱前に片栗粉をまぶすことで、つるんとした食べやすい食感になります。
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』
2017年9月号
【3】切り干し大根ときくらげのサラダ
コリコリ、モグモグ、かめる素材がてんこ盛り!子どものあごの発達にも貢献してくれるレシピです。
◆材料
(3~4人分)
切り干し大根 20g
きくらげ 5個
にんじん 40g
きゅうり 1/2本
ツナ缶(ノンオイル) 1缶(70g前後)
【A】
しょうゆ 大さじ1/2
酢 大さじ1
ごま油 大さじ2
塩 ひとつまみ
◆作り方
【1】切り干し大根は水で戻してざく切りにし、水気を絞る。きくらげは硬い部分を取り除き、熱湯でサッとゆでて、食べやすい大きさにちぎる。にんじん、きゅうりはせん切りにする。
【2】ボウルに【A】を入れて混ぜ、ツナ、【1】を加えてあえる。
◆ポイント
歯応えのある切り干し大根が、咀しゃくを促す。
教えてくれたのは
渥美まゆ美さん
あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。
『めばえ』2018年1月号
【4】カップコールスロー
シンプルなコールスローは、うずらの卵を飾り切りにして華やかさをプラス! 作り方も簡単で、お弁当や付け合わせにも重宝。
◆材料
(大人3~4人分)
キャベツ 1/4個
さやいんげん 10本
コーン(缶詰) 大さじ8
【A】
マヨネーズ 大さじ4~5
酢 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
塩 適量
うずらの卵の水煮 適量
※大人1人分の分量は、子ども2人分ぐらいになっています。
◆作り方
【1】キャベツはせん切りにして塩でもみ、水けを絞る。
【2】さやいんげんは塩ゆでして輪切りにする。
【3】【1】、【2】 、コーン、【A】 を混ぜ合わせ、塩で味を調える。
【4】1人分ずつカップに盛り、飾り切りにしたうずらの卵をのせる。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネータ ー、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理や、かわいいお弁当レシピが人気。
『めばえ』2013年10月号
【5】さつまいものみそきんぴら
みその風味が香ばしい!お弁当で一品足りない時にも重宝します。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 1本(250g)
【A】
みそ 大さじ1
酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 大さじ1
白炒りごま 適量
◆作り方
【1】さつまいもは7~8mm厚さの斜め切りにしてからせん切りにし、水にさらす。水けをしっかり拭く。
【2】フライパンにごま油を熱して【1】を炒め、皮の色が鮮やかになったら、混ぜ合わせた【A】を加え、汁けがなくなるまで炒める。
【3】器に盛って、ごまをふる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
22歳で結婚し、二女を出産後、30歳で料理の世界に復帰。簡単でおいしく、栄養バランスのいいレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2011年11月号
魚介お好み焼きに合うスープ
【1】すりおろしにんじんのコンソメ風スープ
すり下ろしたにんじんの甘味と風味がやさしいスープ。栄養たっぷりで体を温めるので、朝ごはんにもピッタリ。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
にんじん 100g
水 150ml
コンソメスープの素 小さじ1(3g)
しょうゆ 小さじ1
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】小鍋に水とコンソメスープの素を入れて煮立たせ、皮をむいてすりおろしたにんじんを加える。蓋をずらしてのせ、3分ほど煮たら、しょうゆで味を調える。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【2】ねぎと卵の中華風ポタージュ
ハムやじゃがいもも加えて満足感のある1品に。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
長ねぎ 1本
じゃがいも 3個
ハム 3枚
卵 1個
ごま油 小さじ2
【A】
水 3と1/2カップ
中華スープの素 小さじ1
塩 少々
片栗粉 大さじ1
白炒りごま 適量
◆作り方
【1】長ねぎはみじん切り、じゃがいもは皮をむいて一口大、ハムは粗みじん切りにする。
【2】鍋にごま油を熱して【1】を炒め、油が回ったら【A】を加えてふたをし、じ ゃがいもがやわらかくなるまで弱火で煮る。
【3】火を止めて、じゃがいもをお玉でつぶす。火をつけて、塩で味を調え、同量の水で溶いた片栗粉を加えてとろみをつける。
【4】溶き卵を加えてかき混ぜ、サッと火を通す。器に盛り、ごまをふる。
◆ポイント
ミキサーがない場合は…
【1】素材をやわらかく煮たあと、熱いうちに、お玉の背でつぶします。お玉の代わりに、すりこぎやフォークを使ってもOK。
【2】さらに、なめらかにするには、作り終わった最後に、ざるでこし、ざるに残った分をへらでつぶします。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2011年3月号
【3】オクラとわかめのかき卵汁
お星様のようにかわいくオクラを浮かべれば、食べる楽しみがぐんとUP♪ 卵の黄色とオクラの緑がキレイ。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
オクラ 4本
だし汁 2カップ
乾燥わかめ 小さじ1
しょう油 小さじ2/3
【A】
片栗粉 小さじ2
水 大さじ1
卵 1個
◆作り方
【1】オクラは塩少々(分量外)をふって軽くこすり合わせ、うぶ毛を取る。水洗いして輪切りにする。
【2】鍋にだし汁とわかめを入れて中火にかけ、煮立ったらオクラを加える。サッと煮たらしょう油を加えて混ぜ、一旦火を止める。よく混ぜ合わせた【A】を回し入れて混ぜ、再び中火で混ぜながらとろみをつける。
【3】溶いた卵を回し入れ、ゆっくりとかき混ぜる。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号
【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』
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文・構成/HugKum編集部