お好み焼きの冷凍保存方法
お好み焼きの冷凍の仕方は、「焼く前」と「焼いた後」に冷凍する2つの方法があります。
焼く前のお好み焼きの冷凍方法
まずは、焼く前に冷凍する方法です。
コツは、野菜など具材を入れずに生地のみを冷凍すること。具から余分な水分が出てしまい、生地が水っぽくなる可能性があるからです。卵は入れてオッケー! 通常通り、生地を作ったら保存容器に流し込んで冷凍するだけ。
この生地があれば、お好み焼きはもちろん。たこ焼きに変化させることも◎。たこ焼きが食べたくなったら、即解凍して作ることもできるのでおすすめです。
生地に卵を入れたら、ホイッパーなどでよくかき混ぜましょう。
保存容器にラップを敷き、その上から生地を流し込むと解凍時にラク。
焼いたお好み焼きの冷凍方法
焼いた後に冷凍する場合は、水分が出やすいキャベツなどに塩をふって塩もみしておくといいです。余分な水分を先にのぞいてから合わせることで生地がべチャべチャになりません。
塩少々をふってしばらく置き、塩もみしてから加えましょう。
焼いた後、粗熱がとれたらラップで1枚ずつ包みます。
冷凍用保存袋に入れたら、冷凍庫へ。
冷凍したお好み焼きの解凍方法
お好み焼きの「生地」を解凍する場合と、「焼いた後に冷凍したお好み焼き」の、それぞれの解凍法はこちら。
焼く前のお好み焼きの解凍方法
下の写真は、冷凍して凍った生地の状態です。生地の解凍法は、冷蔵庫で自然解凍が失敗いらず。使う日の前日から冷蔵庫へ移して、解凍しましょう。
上の画像は、冷蔵庫で自然解凍後の生地。冷凍前の状態に戻っています! 多少、シャリシャリと凍っていても混ぜているうちに溶けるのでご安心を。
具は別に解凍を
生地のみ冷凍した場合は、具を選ばないのもいいところ。例えば、冷凍海老を使うという手も。
冷凍海老は、生地と同じタイミングで冷蔵庫に移して自然解凍し、写真のように放射状に配置して焼きましょう。その上から生地を流し込んで焼くと、まんべんなく海老様と出会えます(笑)。
こんな感じ♪
海老の冷凍方法は、こちらの記事からも確認できます。
焼いたお好み焼きの解凍方法
焼いてから冷凍したお好み焼きは、電子レンジ加熱がラクチンです。
600Wの電子レンジで約2分半ほど加熱すれば、ふっくら生地に戻ります。
さらに、焼き上がりの美味しさを堪能したい場合は、フライパンに油をひかずに焼きましょう。余分な水分が飛んで、より香ばしく食べられます。
冷凍したお好み焼きの保存期間
以下は、冷凍したお好み焼きの保存期間です。
焼く前のお好み焼きの保存期間
生地の状態で焼いた場合は、冷凍庫で約2~3週間ほど。
焼いたお好み焼きの保存期間
焼いてから冷凍保存したお好み焼きの場合は、約1か月を目安に食べ切りましょう。
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お好み焼きは、生地だけでも多めに作って冷凍しておくと時短につながります。忙しいパパ・ママの強力な味方になるので、時間がある時に作り置きしてみてくださいね!
撮影・文/川越光笑(たべごとライター・栄養士)
お好み焼きの冷凍食品のおすすめ
ここからは時間がない方におすすめ。市販の冷凍お好み焼きを常備しておくのも手です。HugKumがセレクトした冷凍食品のお好み焼きをご紹介します。
テーブルマーク ごっつ旨いお好み焼 ぶた玉
TM ごっつ旨い お好み焼
日清フーズ ふんわりミニお好み焼き たこ・いか入り
冷凍OK! おすすめのお好み焼きレシピ
次頁からは、冷凍保存にも便利な、お好み焼きのアレンジレシピです。HugKumが4種類のレシピをご紹介します。