本好き親子のおすすめ本は、シリーズもの&長編作品!おばけから歴史、ダヴィンチまで【ママライター発#休校中におすすめの過ごし方】

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突然の休校で、学校によっては宿題も出ておらず、お子さんの家庭での過ごし方がマンネリしている…という悩みを抱えているご家庭も多いですよね。

我が家にも、小学1年生と3歳の兄弟がいます。小1の息子は本が大好きなので、休校中の過ごし方はもっぱら読書。なるべく外出を控えなければならないこんな時だからこそ、シリーズや長編作品などで、どっぷりと世界観に浸ってみようと思います。今回は、絶対ハズさない小学生におすすめの本を紹介します!

世界観にどっぷりハマれるシリーズ&長編作品がおすすめ!

時間がある休校中、いちばんおすすめしたいのが、読み応えのあるシリーズ作品と長編作品です。

思考力を育むなら!「10分で読めるわくわくシリーズ」

最近、本屋さんに平積みされていて気になって買った本です。学年別に内容が編集されていて、1話が短いのも読み易さのポイント。我が家の活用術としては、タイトルを読んだ後、クイズ形式にして答えを予想しながら読書を進めます。

例えば、「10分で読めるわくわく社会」の中には、「うらしまたろうは、おじいさんになった後、どうなったの?」と言うお話が入っています。玉手箱を開けておじいさんになった後、どうなったかを親子で一緒に予想した後に、本の中身を読んでみるという感じで使っています。一人で黙々と読み進めるよりも楽しく、さらには知識の定着にもなるのでおすすめです。

これからの時代の子ども達に求められることは、正解を導き出すことだけではなく、自分なりの考えや新しい発想ではないでしょうか。親子で答えを予想しながら、クイズを楽しみ、世の中にあるたくさんの「なぜ」について考えてみるのは、時間がある今こそできることかもしれません。

休校明けには物知り博士になってしまうかも!?

 

「おばけずかん」シリーズは、読み出したら止まらない!

年少さんから小学校3年生くらいのお子さんにおすすめなのが「おばけずかん」シリーズ。一度読み出したら、確実にお子さんが「もっと読みたい!」と言う作品です。

この本のおすすめポイントは、イラストのおばけが怖くないところ。ちょっと可愛らしさも感じられるようなイラストのおばけなので、怖くて夢に出て来ちゃうかも…なんてこともありません。こんなおばけにあったらこうすれば大丈夫!という、おばけ対策まで書かれているから、怖いけど怖くないと言うところが魅力。我が家は結局、「もっと読みたい!」が止まらず全巻購入してしまいました。

 

「トガリ山のぼうけん」シリーズは、ママパパ世代もなつかしい

ネズミが主人公の絵本「14匹シリーズ」で有名な、いわむらかずおさんの長編作品。実はこの本、私が子どもの頃に買った本なんです。それを今、時代を超えて息子達が読んでくれています。特に我が家の子どもたちは、昆虫や動物が大好きなので、じっと耳を澄ませてお話を聞いています。

主人公は、トガリネズミのトガリィじいさん。そのトガリィじいさんが、孫ネズミたちに、若い頃にトガリ山に登った時のことを語っていくお話なのですが、とにかく長い!長いのですが、つい自分がトガリィじいさんの若い頃になったような気分になれ、読み始めると一気に最後まで読みたくなる本なんです。

そして、ストーリーが面白いだけでなく、「一人前になることとは?」「生きることとは?」と言う答えのないテーマが出てくるので、読み終えた感想も、それぞれにかなり違いがある本なのではないかと思います。

 

 

今だけ無料!日本一売れている学習まんが「日本の歴史シリーズ」

2020311日〜412日までの間、日本一売れている「小学館学習まんが 少年少女日本の歴史」(全24巻)の電子版がなんと無料で読むことができるのです。

歴史に苦手意識があるお子さんには特に読んでいただきたいシリーズ。まんがなので、読書が苦手なお子さんでも、サクサクと読めてしまいます。ぜひこの無料で読める機会に、お子さんにまんがで歴史の面白さを味わってもらいましょう。

すぐ読める! 無料公開はこちら

子どもがハマる!おすすめ本、まだまだあります

 シリーズもの、長編作品以外にも、おすすめはたくさん!とくに子どもがハマったものをここでは紹介します。

学年別!「ドラえもん」は絶対おもしろい

 

この学年別に編集された「ドラえもん」は、2019年に発売されるやいなや大人気。この本をきっかけに、今まで「ドラえもん」に興味がなかった子が好きになったり、この学年別シリーズを全巻買った!と言う人も多い本なんです。

学校で習う勉強とリンクするようなお話や、道徳や理科の勉強になるような内容が収録されているので、休校中で学校に行けない今の読書におすすめです。ぜひ手にとって実際に読んでみてください。きっと全巻読みたくなるはず!

思わず誰かに話したくなる本!「アレにもコレにも!モノのなまえ事典」

この本は、ひたすら身近にあるモノの名前を紹介してくれる本です。名前の由来も書かれていて、読んでいる間、ずっと「えー知らな買った!」「ウソー」と、思わず声を上げてしまうくらい面白い本なんです。

私が一番印象的だったのは、夏休みの推薦図書に付いているマークのお話。ギリシャ神話との繋がりもあり…。読んだら必ず誰かに話したくなること間違いなしです!家族や友達とワイワイ楽しめる1冊です。

 

 

時代を超えて天才に学ぶ!「レオナルド・ダ・ヴィンチの童話」

没後500年に際して、1975年に発行された絵本を新たに編集されて発売された「レオナルド・ダ・ヴィンチの童話」。万能の天才と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチが書いた、73もの短編集になっています。

レオナルド・ダ・ヴィンチの本と聞くと、内容が難しそうで苦手意識を持ってしまう方もいるかもしれませんが、難しいというよりは、考えさせられるお話がたくさん詰まっています。じっくり考える時間がある今だからこそ、1話1話噛み締めて読みたくなる短編集です。

 

 

親子で読書、見逃していた成長に気づく時間に

いつもの夏休みなどと違い、親御さんたちも在宅勤務などで、お子さんと自宅で過ごす時間が増えています。普段、働いているお母さんやお父さんほど、お子さんと長時間家の中で過ごすことにストレスを感じてしまうという話も聞きます。そんな時は、一緒に本を開いて、映画や音楽を楽しむように、本の世界を共有してみてください。

ストレスを感じる以上に、うっかり見逃していた我が子の成長に、気づくことができるかもしれませんね。

 

 文・構成/鬼石有紀

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