ハンバーガーから世界のお金を学べるゲームに挑戦!お肉の買い出しに円高・円安どっちがお得?【HugKumキッズマネー講座・第3回「為替」】

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子どもにお金や社会のしくみを教え、「自立する力」を育むための講座を全国で実施している『キッズ・マネー・ステーション』。子供のときから、お金のセンスを身につけ、稼ぐ力を育むマネー教育の講座は、どれも具体的でわかりやすく、何より「おもしろい!」「受けてよかった!」というママパパや子どもたちの声がたくさん届いています。

そんな受けてみたいマネー教育No.1の『キッズ・マネー・ステーション』の授業をお伝えするのが【HugKumキッズマネー講座】。第3回のテーマは「為替」です。

グローバルな視点を育てるのに欠かせない為替の話

ここ数年、日本に住む外国人の数は増加傾向で、文部科学省の令和元年9月の発表によると、日本に住む、義務教育相当年齢の外国籍児童は、全国で124049人います。筆者の新宿区在住の友人の子どもが通う小学校のクラスは、なんと生徒の半数が、日本以外の国籍、または両親のどちらかが外国人だそうです。

子どもにどう伝える?

このように、地域によりますが、外国人の存在は子どもの周りでも身近になってきています。今後ますます外国人や外国との接点が増える子ども達が、日本だけでなく世界でも活躍できるように、グローバルな視点を育てるにはどのように親は働きかけていけばいいのでしょうか。

今回は、グローバルな視点を育むきっかけ作りに欠かせない「貿易」と「為替」からアプローチします。

外国とのモノのやりとりが「貿易」

グローバルな視点を育むきっかけ作りとして、身近な食べ物や品物で外国から輸入されているものに注目してみましょう。それらのモノを通して、まず日本と外国の間に、モノのやり取りをする「貿易」があるということを伝えます。

輸入や輸出は「モノ」だけでなく「お金」も関係する

子供は輸入や輸出は「モノ」のやりとりだけだと思いがちですが、「モノ」だけでなく「お金」でも世界と繋がっていることを子どもにも伝えましょう。外国からモノを買ったら、お金を払う。外国へモノを売れば、お金を払ってもらう。これが「貿易」です。そして、貿易をするのに必要不可欠なのが「為替」です。

ただ為替の仕組みを言葉だけで伝えても、子どもはなかなかピンとこないかもしれません。為替について、親は子どもにどのように伝えていけば良いか、今回はゲーム形式で体感できる方法などについて解説します。

ハンバーガーから世界のお金を学ぼう!

為替について教えることは、経済のしくみや他の国に興味を持つきっかけになります。キッズ・マネー・ステーションの講座「ハンバーガーから学ぶ世界のお金」では、為替ゲームを通じて円高・円安を体感してもらいます。

外国との取引がどのように行われているかのミニ芝居

ハンバーガー屋さんになってアメリカにお肉を買いに行きます。あれ、同じお肉なのに、今日と昨日では支払った額が違います。

子どもたちは「なぜ???」となりますよね。

それは、今日と昨日で、ドルと円の為替が変わっているからです。昨日と同じ100ドルのお肉を買うのに、昨日は100ドル=1万円だったのに、今日は100ドル=11,000円だった、ということが起きるのは、毎日為替の変動があるためなのです。

円高・円安の影響を競いながら体感するゲーム

いちばんのハンバーガー屋さんはだれだ?

このゲームでは、ハンバーガー屋さんがお肉を買うときに支払う額は、毎日の為替によって変わります。各自がサイコロをふって、出た目によって、為替が変動するルールです。同じお肉を買うのに、だれがいちばん支払い額が少ないのか競います。

ゲームは、1ドル=120円からスタート!

1が出たら、前日より−5円(前日より円高ドル安)

2が出たら、前日より+5円(前日より円安ドル高)

3が出たら、前日より−10円

4が出たら、前日より+10円

5が出たら、前日より−20円

6が出たら、前日より+20円

このルールで、自分の10日間の為替の変動が決まります。

為替の価格によって毎日の仕入れ価格が変わり、最終的に10日間でどのくらいの差が生まれるのか記録して、勝ち負けを競います。

ゲームなら円高・円安どっちがお得かわかりやすい

ゲームなら、円高・円安どっちがお得になるか不思議と子どもにも理解がしやすくなります。また、為替が動く理由についても説明するので、より理解が深まります。

参加後の保護者向けアンケートでも「大人でも間違いやすい円高・円安を、ゲームなら子どもにも理解しやすかったようで、問題にも正解していたのでびっくりしました」という感想をよくいただきます。

食料品は為替の影響を身近に感じやすい

為替の影響を身近で感じるのは、特に食料品の値段ではないでしょうか。

2017年以降、円安進行による原材料高を理由にチーズやハム、バターなどの食品が値上げ、もしくは値段は変えずに量や個数が減り実質値上げになりました。特にケーキを買おうとした場合、数年前に比べて値上がりしたことが実感できるかと思います。子どもと一緒に買い物するときに、食料品の値上がりした理由を話あってみるのも良いですね。

子どもが為替を体験するチャンスを活かそう

子どもだからといって、為替に縁がないわけではありません。気づきにくいだけで、普段の買い物や円安による外国人観光客の増加など為替の影響は身近に存在しています。

①海外旅行で両替をする

可能であれば、海外旅行で外貨を使う経験や、短期のホームステイ体験が為替を身近に感じる良いきっかけになります。現地の両替場所による為替手数料の違いや、同額の日本円を両替した場合でも、為替レートが違えば数日前の換金価格と今日の換金価格では差が出ます。受取金額に歴然とした差が出るので、為替レートが及ぼす影響がより実感できるのではないでしょうか。

②横須賀市や沖縄での一部店舗は、ドルでの買い物ができる

海外まで行かずとも、実は日本国内でもアメリカドルが使用できる街があります。関東だと神奈川県横須賀市は、商店街の一部店舗でアメリカドルでも支払い可能で、為替レートはお店独自のレートを決めていることが多いようです。アメリカドルが利用できる背景としては、横須賀市内に米軍基地があること、空母が定期的に寄港しアメリカ人兵士が多く滞在するので、アメリカドルのまま支払いできるお店が重宝されることが挙げられます。

また、同じく米軍基地の多い沖縄県でもアメリカドルのまま支払い可能なお店が多いそうです。

横須賀や沖縄に行った際は、ドルを実際に子どもが国内で使用する体験をお勧めします。米軍基地が近くにあれば、基地の中を開放するオープンデーを設けている場合もありますので、そのような日を狙って実際にドルを使用する体験を子どもにさせてみましょう。

ドルで実際に買い物できる=ドルはちゃんとお金である

という実感が持てます。提示レートによって、同じものでも払う値段が変わることも実感できるでしょう。

外国の通貨や歴史・文化を調べてみよう

貿易や為替を知ることで世界に興味が向いたら、学校にいる外国人の先生や、外国籍の友達の出身国の通貨や歴史・文化を子どもと一緒に調べてみましょう。身近な人のバックグランドを知ると、先生や友人に対して理解が深まります。

本物の外貨に触れる機会も大切

海外により興味を持ってもらうために、講座内では本物の外貨を使って子ども達にとある実験してもらいます。見慣れない本物の外国紙幣を手にとる子ども達は、好奇心で目が輝いている子が多いです。

参加後の子ども向けアンケートを一部紹介します。

 

・初めて外国のお金を見て、触って面白かった

・国によって、お金の柄や紙の種類が全然違ってびっくりした。他の国も調べてみたい

 

世界に興味が持ったことが分かるコメントが多いのも特徴です。

子どもが世界に興味をもったことを足掛かりに、親として子どもが海外の商品やサービス・歴史などグローバルな視点も持つ手伝いを是非してください。外国人が多く集まる場所に連れていく、海外関連のイベント(文化・スポーツなど)に一緒に参加するのも楽しく学べる機会になります。

お金を介して「もっと世界を知りたい!」という好奇心を育もう

グローバルな視点を育てるには、まず世界に興味をもって、人や文化、お金を介して好奇心を刺激して子どもに「もっと知りたい!」と思わせる取り組みが大事になります。

まずは、できるところから親子で一緒に取り組んでいきましょう!

 

◆今回の先生は…

田端沙織(たばたさおり)

FPサテライト(株)FP事業部所属。保険や金融商品を販売しない、中立的な立場のファイナンシャルプランナーとして活躍中。キッズ・マネー・ステーション認定講師

 

記事監修

キッズマネーステーション|ファイナンシャルプランナー

「見えないお金」が増えている現代社会の子供たち。物やお金の大切さを知り「自立する力」を持つようにという想いで設立。全国に約160名在籍する認定講師が自治体や学校などを中心に、お金教育・キャリア教育の授業や講演を行う。2018年までに1100件以上の講座実績を持つ。

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