5位 音楽
5位は、音楽です。歌ったり、楽器を演奏したり、音での表現力を養える音楽の時間。学校の授業では、音楽を鑑賞する力も育むために、さまざまなジャンルの曲を聴く機会もあります。
1年生後半からは、ピアニカの練習も始まります。お友達とリズムでのコミュニケーションを楽しむ“わらべ歌遊び”も、1年生には人気だそうです♪
4位 国語
4位は、国語です。1日2時間国語がある、という日も珍しくないほど、1年生にとっては馴染深い教科です。
学習意欲の高い1年生ですが、集中できる時間もまだ短いので、国語の授業では、「しっかり話を聞く」「字を覚え、きれいに書けるようになる」など、基本的なところをしっかりと行う授業といえます。字の読み書きができた!本がスラスラ読めるようになった!など、達成感も味わえるのが楽しいという感覚につながっているのかもしれませんね。
3位 算数
3位は、算数です。入学直後には“算数セット”なる道具が配られ、細かい記名に苦戦した保護者の方も多いのではないでしょうか。
小学1年生の算数は、数を覚え、足し算と引き算を学習します。なーんだ、簡単!と思うかもしれませんが、まだ数の概念がしっかりと頭に入っていないので、指を使って数えたりすることも。1年生といえども、文章題で足し算と引き算が出てくるので、国語力も必要になります。
とはいえ、好きな教科、堂々の3位!算数の楽しさを多くの子どもが感じているようです。
2位 体育
2位は、体育です。校庭や体育館でおもいっきり体を動かせる時間は、子どもたちも楽しみにしているようです。
入学してまもない5~6月に運動会を行う学校もあり、ダンスやかけっこなど、子どもたちの一生懸命な姿を見るのは、親の楽しみでもありますね。夏は水泳、冬は縄跳びなど、体力づくりのためにも大切な体育の時間。授業内で、クラスメイトと共同して行うゲーム感覚の競技なども、子どもたちからは人気が高いようです。
1位 図工
好きな教科の第1位は、図工でした! 算数、体育、図工の人気3教科のトップ3入りは予想していましたが、図工が体育を僅差で上回る結果に。
1年生の図工は、自分の好きなものを描いたり、影をうつしてみたり、教室を飾り付けしてみたり、表現することの楽しさを味わえる題材がたくさんあります。大人の社会をみても、アイディアを出すだけの人よりも、アイディアや発想を自分で形にできる人が活躍する時代になっています。図工での表現を通して、ものづくりの喜びをたくさん経験できたらいいですね。
好きな教科を大切にしたい
今回のアンケートは、『小学一年生』を読んでくれているご家庭750人が回答してくれました。親は、まんべんなくどの教科も好き嫌いなく取り組んでほしいと思いますが、子どもなりに「楽しみ!」「好き!」と思う教科がはっきりとあることがわかりました。
「楽しい!」という思いがあれば、一生懸命取り組み、学びも深くなります。また学校へ行くのが乗り気がしなときでも、「あの教科の時間があるから行きたいな」と思うことがあるかもしれません。まだまだ小学校生活が始まったばかりの1年生。今の“好き”を大切に、見守っていきたいですね。
文・構成/HugKum編集部