【2児のママが語る台湾の子育て】ママに手厚い驚きの産後のケア。子供の教育は幼稚園から能力を競う!

HugKumでは、海外の各都市で暮らす日本人ママによる子育ての現地レポートをお届けしています!

今回は、台湾のコロナ対策もレポートしてくれたsuzuさんに、台湾ママたちの産後生活を教えてもらいました。また台湾の幼稚園はどんな教育を行っているのか、現地でしかわからないリアルな情報は必見です。

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 産後は産後院やシッターさんを雇って養生するのが当たり前

夫の駐在に帯同し、2年前から台湾で暮らしている二児の母です。年長の次男は現地の幼稚園に、小学3年生の長男は日本人学校に通っています。今回は、台湾ママたちの産後の生活から幼稚園児たちの過ごし方について紹介したいと思います。

漢方食材を豊富に使った産後院の食事

ママの回復のため産後院に1ヶ月

台湾は日本よりも、産後の母体を大切にすることが重要とされいる印象です。出産して退院したのち「月子中心」や「産後護理之家」と言われる産後院に入るのが一般的で、期間としては1か月健診までの方が多いそう。

産後のママの養生と回復のための施設で、産褥期のための料理が毎日出てくるのはもちろん、赤ちゃんのお世話の仕方講習、ヨガなどの体操、骨盤調整などがあり「うらやましい!」の一言に尽きる充実の内容です。いくつも産後院があるので、自宅の近くを選んだり、設備や料金で自分に合うところを選べます。旦那さんの寝泊まりが可能なところが多いそう。

ホテルのような産後院も

泊まり込みのシッターさんを雇う

台湾人の友人は「自宅で上の子とも一緒に過ごしたい」という理由から、泊まり込みをしてくれる24時間契約の産後シッターさんを雇ったそうです。こちらもポピュラーで、派遣会社にお願いする仕組み。気が合わなければ変更も可能です。「産後は何より母体の回復が大切。帝王切開だったし、シッターさんがいた間は赤ちゃんを立って抱っこすることは一度もなかったよ」と話してくれました。

話を聞きながら、自身の日本での過酷な産後を思い出し、日本もこのような施設やシステムが増えればいいなと願うばかりでした。

 2歳までは祖父母または、託児所のお世話に

台湾は共働き夫婦が圧倒的に多く、祖父母が孫の面倒をみるのが当たり前という風潮です。しかし、最近は、日本と同じく親の高齢化や同居をしていない家族も多くなり、親に預けられない夫婦も増えています。

そこで、2歳までは「託嬰中心」という託児施設に預けます。それだけ共働きが多いと、日本のように保活が大変で、待機児童も多いのでは?との疑問を台湾人ママにぶつけてみました。答えは「全くそんなことはない」とのことで、入れたい時期に随時連絡をして入所できるそうです。

幼稚園は教育カリキュラムが充実

幼稚園は夕方まで、就労の有無は関係なし

台湾の幼稚園には2歳半〜3歳半ごろになると入園できます。基本的には幼幼班、小班、中班、大班に分けられます。幼幼班は日本の年少クラスのさらに下のクラスになります。

台湾人は朝ごはんを外食で済ませる文化があることから、幼稚園では麺や粥などの朝ごはんを園児たちに提供してくれます。もちろん昼の給食、午後の軽食も出ます。

台湾には保育園がなく、すべての幼稚園が朝から夕方まで子どもの保育と教育をしてくれます。両親の就労の有無は関係ありません。小学校入学前の教育を重要視しているので、カリキュラムはとても豊富です。

 英語は週4、バイリンガル幼稚園もたくさん

次男は現地の幼稚園の日本語クラスに通っています。国籍問わず、両親のどちらかが日本語を話せれば入ることができ、日本人の先生と日本語が話せる台湾人の先生が担任をしてくれます。

時間割は台湾クラスと同じで、英語が週4回、中国語が週1回(台湾クラスは日本語)、体操週2回、美術、サッカーまたダンス、運筆などのクラスがあり、外部講師が来て教えてくれます。

それだけでも「すごい!」と感じたのですが、台湾の幼稚園の特色はとても豊か。バイリンガル幼稚園も非常に多く、小学校入学前に英会話をマスターする子どもが多いように感じます。また、多くの現地幼稚園は運動よりも勉強に重点を置いているようです。幼稚園児でも毎日宿題が出るので、のんびりした雰囲気はあまりありません。

幼稚園から勉強も運動も順位をつけて発表

台湾では、幼稚園児でも、勉強も運動もしっかり順位づけされます。初めて運動会に参加したときの徒競走で、メダルの色分けがされていることにとても驚きました。「読書朗読会」という、子どもが好きな本を暗記して発表する会でも優勝を競います。

街を歩いているときにある幼稚園の前を通ったら、「今月の模範園児」として名前と顔写真が貼ってあったのにもカルチャーショックを受けました。

子育てに協力的な社会。母子に優しい台湾

順位づけがあったり、勉強時間が多く、日本人からみると子どもは少し大変のように感じます。でもそれが台湾でのスタンダードなので、子どもたちは意にも介さず、元気で明るく積極的です。

のびのび育っている理由のひとつは、台湾の人たちが母子にとても優しいことにもあると思います。バスに乗れば、みんな即座に子どもに席を譲ってくれます。レストランでぐずっている赤ちゃんがいれば、店員さんやお客さんがあやしに来てくれます。みんなが子どもたちを見守っている雰囲気は、子どもたちにとって非常に居心地がいいものだと思います。

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 取材・文suzu

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