花まる学習会がオンライン授業を本格スタート！子どもたちの学びを止めない鍵は”コミュニケーション”

花まる学習会がオンライン授業を開始！

新型コロナウイルス感染拡大によって休校や自宅待機を余儀なくされる子どもたちのため、花まる学習会と進学塾部門スクールＦＣでは、会員向けオンライン授業を４月13日より本格的に開始。子どもたちの笑顔を守り、学びを止めない仕組みづくりの秘訣を取材しました。

オンライン授業に必要なのは”双方向のコミュニケーション”

花まる学習会のオンライン授業の大きな特長は、ただ動画を配信するだけにとどまらず、オンライン上で子どもたちと向き合い、一人ひとりの顔を見ながら授業を進める『双方向のライブ形式』をとっていること。

ただ画面を「観て終わり」の講義の動画配信をするだけでは、 子どもたちが飽きてしまったり、その後の学びにつながらず、自宅での保護者の負担が増加してしまいます。

オンライン授業に求められることは、「動画を観た後に子どもたちが自ら勉強したくなる」、「子どもたちの行動が変わる」ような工夫を凝らした授業内容であること。そして「画面越しであっても教える側の子どもに対する愛情が伝わる」ような、双方向のコミュニケーションを持つことが必須。

これは４月からオンラインでの授業を行いながら花まる学習会が得た大きな気づきなのだそう。

花まるオンラインの具体的な内容とは？

「花まるオンライン」では、従来の授業カリキュラムを進める週5日の動画配信（まいにち花まる）と、これまで通塾していた曜日に教室長と子どもたちがオンラインでコミュニケーションを図る時間（花まるスタディ―ルーム）の２本立てで授業を提供しています。

１.「まいにち花まる」

休校期間中も学習習慣を維持できるよう、週1回行っていた従来の授業を5日にわけて行う。ライフスタイルに応じて好きな時間帯に動画を視聴することで、学習面・生活面のペースメーカーの役割を担いながら、学習の積み重ねを図る。

＜授業内容＞

●年中コース
音読、言葉、数理、運筆、立体図形、思考実験

●年長コース
音読、言葉、文字、数理、運筆、思考力、迷路、立体図形、平面図形、思考実験

●低学年コース
四字熟語、古文の素読、立体図形、平面図形、発想力教材、精読力教材、転写教材・計算の反復練習・思考力教材

●高学年コース*　計算の反復練習・算数・国語・思考力教材
　*算数と国語については、別途、それぞれ学年ごとの動画を視聴

２.「花まるスタディルーム（花スタ）」

花スタは、Zoomを使ったライブ配信で、これまで通塾していた曜日に、教室のクラスごとに開催（年中・年長・低学年・高学年）。教室で行っていた授業のテンポ感と楽しさをそのままに、“子どもたちと講師が顔を合わせ、コミュニケーションを図りながら学びを深める”場。講師は、オンライン上でも子どもたちの意欲・主体性を引き出し、子どもたちは安心感のなかで学びを楽しめる花まるらしい空間を大切にしている。

 ■  花まるオンライン
https://www.hanamarugroup.jp/hanamaru/news/hanamaru-online/

保護者へ”安心”を届ける

休校が続き、子どもたちだけでなく保護者の方々も不安に思っているのも事実。花スタの授業後には毎回保護者の方に学習意図を伝え、オンラインでの時間が家庭でのアナログな取り組みにつながるような仕組みを取り入れています。子どもたちにはオンラインでの学びを楽しみ、つながりを実感できる空間を、保護者には“安心”を届けているのです。 

新型コロナウイルス感染対策のための休校や外出自粛によって、今まさに、教育の在り方自体が大きな変革を求められています。子どもたちが、一日も早く“安全”に、そして“楽しく”学習できることを目指し、オンライン授業の導入など、これからの花まる学習会・スクールＦＣの取り組みにも期待が高まります。

文・構成／HugKum編集部