赤ちゃんのパスポートの申請方法は? 受け取りまでの流れと注意点

 

どんなに小さな赤ちゃんであっても、海外に行くときはパスポートが必要です。赤ちゃんのパスポートは、いつから申請できるのか、大人の申請方法と違いはあるのかを解説します。海外旅行の予定がある場合は、なるべく早めに準備に取りかかりましょう。

赤ちゃんはいつからパスポート申請ができるの?

赤ちゃんでもパスポートは作れますが、産後すぐにとはいきません。まずは、いつから申請できるのか確認しましょう。

出生届が戸籍に反映されてから

パスポートを申請するには「戸籍謄本」もしくは「戸籍抄本」が必要です。そのため、「出生届」を提出して赤ちゃんの名前が「戸籍に反映されていること」が必須となります。

出生届は、生まれてから14日以内に提出すればよいのですが、出生届が受理されてから戸籍に反映されるまでには「数日~2週間」かかります。そのため海外旅行の予定がある場合はなるべく早く提出しておきましょう。

具体的にどのくらいの日数が必要かは自治体によって異なるため、前もって確認しておくと安心です。

出典:日本国内及び海外でパスポートに関する申請手続きに通常必要な書類|外務省

出典:出生届を出してから戸籍ができるまでの期間|東京都小平市公式ホームページ

パスポート申請の流れ

ここでは、パスポート申請の具体的な流れについて解説します。スムーズに手続きが進められるよう、前もって手順を確認しておきましょう。

必要書類を準備する

パスポートを申請するときは、以下の書類を用意しておきましょう。

  • 一般旅券発給申請書
  • 戸籍謄本または戸籍抄本
  • 写真
  • 本人確認書類
  • 住民票の写し

一般旅券発給申請書は、有効期限に5年間・10年間の2種類がありますが、赤ちゃんは未成年なので5年間のものしか申請できません。戸籍謄本は6カ月以内に作成されたものであることが必要です。

パスポートの申請を親が代理で行うことになるため、本人確認書類は赤ちゃんの分はもちろん、申請する親の分も忘れないよう注意しましょう。

出典:TOP | パスポート申請書ダウンロード | 外務省

出典:パスポートの申請から受領まで(初めてパスポートを申請するとき等の例)|外務省

都道府県のパスポート申請窓口へ

必要書類が準備できたら、各都道府県に設置されている「パスポート申請窓口」へ向かいましょう。申請窓口は、曜日や時間帯によって混雑する場合があります。なお、申請時は親だけでも問題ありません。

申請時に行われるのは、提出書類の確認です。確認が終わると「受理票」が発行されます。パスポートを受け取るときに必要になるので、なくさないようにしましょう。

出典:パスポート申請先都道府県ホームページへのリンク|外務省

受理票と手数料を持参し、申請窓口で受け取る

パスポートを受け取る日が来たら、「受理票」と「手数料」を用意して申請窓口へ向かいましょう。必ず本人が受け取らなければいけないため、赤ちゃんと一緒に行く必要があります。

手数料は、収入証紙と収入印紙を受理票に貼り付けて支払います。必要額は年齢によって異なり、12歳未満である赤ちゃんの必要額は、都道府県収入証紙2000円と収入印紙4000円です。

なお、都道府県によっては手数料の支払いを現金払いとしている場合があるため注意しましょう。

赤ちゃんのパスポートを作るときの注意点

赤ちゃんのパスポート申請準備をしていると疑問が出てくることがあるかもしれません。注意点をまとめたので、目を通しておきましょう。

規定を満たさない写真は使用できない

申請に使う写真は「規定を満たしていること」が必須条件となります。具体的には次のような規定があります。

  • 縦45×横35mmの縁なし写真
  • 影がなく鮮明である
  • 正面向き
  • 平常の顔と著しく異ならない

顔の縦の長さは、写真全体の大きさの70~80%、だいたい34mmであることが必要です。しかし、赤ちゃんは丸顔なことが多いため、縦に合わせると横幅が収まらないことがあるかもしれません。

そのような場合は、例外として縦方向が最短基準の32mm以下になっても構わないとされています。耳を含めて顔全体が収まるように撮影しましょう。

出典:パスポート申請用写真の規格(平成28年4月20日更新)|外務省

スマホアプリを使った撮影はOK

大人であれば規定に合った写真を撮るのは簡単ですが、赤ちゃんの場合は撮影タイミングを計るのが難しいものです。泣いてしまったり、横を向いてしまったりとうまくいかないこともあるでしょう。

プロに頼んでもよいですが、スマホアプリを使った写真でも、パスポート写真として使用することが可能です。スマホアプリであれば、赤ちゃんが落ち着く時間帯を狙って何度でもチャレンジできます。

受領時には赤ちゃん本人も連れて行く

パスポートの申請時は親だけでも可能ですが、受領時には赤ちゃんを窓口まで連れて行く必要があります。受け取りの際にパスポートの写真と本人の顔を照合させるためです。

小さな赤ちゃんを連れての長時間の外出は、親も赤ちゃんも大変です。前もって空いている時間帯を確認しておくとよいでしょう。また、赤ちゃんが急に体調を崩すこともあるので、スケジュールには余裕を持たせておくと安心です。

出典:こんな時,パスポートQ&A|外務省

受け取りまでは約1週間かかる

パスポートは申請から「7日間ほど」で発給されるのが一般的ですが、地域によっては2週間前後かかることもあります。これは平日の日数になるので、土日祝日を挟むとさらに長くかかるかもしれません。

また、年末年始などシーズンによって平常より日数がかかることもあります。そのため、具体的にいつごろ発給されるか、申請窓口で確認しておくとよいでしょう。

出典:交付予定日|東京都生活文化局

パスポートは余裕をもって申請しよう

赤ちゃんのパスポート申請手続きは大人と変わりませんが、赤ちゃんの場合は規定通りの写真を撮影したり、体調のよい日に出掛けたりと気を遣うことも増えるため、余裕のあるスケジュールを立てることが大切です。
また、新生児がパスポートを申請するためには、出生届が戸籍に反映されている必要があることもお伝えしました。生まれて間もなく海外に連れて行く予定があるのであれば、出生届を早めに提出しておきましょう。

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構成・文/HugKum編集部

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