山梨を代表する郷土料理・ほうとう。たっぷりの野菜を煮込んだみそ風味のうどんは、栄養もたっぷりで子どもにもおすすめ!そんなほうとうのお取り寄せ情報と一緒に食べたい献立レシピをご紹介します。1品でもボリュームたっぷりなほうとうですが、ちょっとした揚げものや箸休めがあると満足感もアップ。ランチにも晩ご飯にもおすすめの献立です。レシピは幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選した人気メニューばかりです。
ほうとうを楽しむならお取り寄せ!
本場山梨のこだわりの生めんとみそがセットになっているので、お好みの野菜を合わせて煮込めば手軽に本場の味わいが楽しめます!
楽天市場でお取り寄せする
ほうとうにぴったり!揚げ物おかず
【1】さつまいもとじゃこのかき揚げ
さつまいものホクホクとじゃこの塩味がよく合います!揚げたてをアツアツで!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 小1本(200g)
ちりめんじゃこ 30g
青じそ 5枚
小麦粉 大さじ2
溶き卵 1/2個分
【A】
小麦粉 1/3カップ
塩 ひとつまみ
揚げ油 適量
◆作り方
【1】さつまいもは1.5cm厚さのいちょう切りにし、水にさらす。青じそは粗みじん切りにする。
【2】ボウルに【1】、ちりめんじゃこ、小麦粉を入れて混ぜる。
【3】溶き卵に冷水を加えて1/3カップにし、小さいボウルに入れて混ぜ、【A】をふるい入れてザッと混ぜる。【2】に加えてさっくり混ぜる。
【4】170℃の揚げ油に、【3】をスプーンですくって落とし、こんがり色がつくまで3~4分揚げる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
22歳で結婚し、二女を出産後、30歳で料理の世界に復帰。簡単でおいしく、栄養バランスのいいレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2011年11月号
【2】豚肉と野菜のミニかき揚げ
さつまいもと根菜たっぷり。薄~い衣でサクッと揚げるのがポイントです!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚こま切れ肉 150g
さつまいも 100g
にんじん 1/3本(30g)
【A】
塩 小さじ1/3
小麦粉 1/3カップ(40g)
水 大さじ2
揚げ油 適量
【B】
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
だし汁 1/2カップ
片栗粉 小さじ1
◆作り方
【1】豚肉は大きければ食べやすく切る。さつまいもは皮付きのまま短めの短冊切りにし、水に5分ほどさらし、水けを拭く。にんじんは5mm×3cm長さの短冊に切る。
【2】小鍋に【B】を入れてよく混ぜながら中火にかけ、とろみがついたら火を止める。
【3】ボウルに【1】と【A】を入れてさっくりと混ぜ、水を加えてやっとまとまるぐらいの衣にする。
【4】フライパンに揚げ油を2cmほど注いで170℃に温める。スプーンをさっと油にくぐらせ、【3】の具材を一口大にすくい、箸で押し出すようにフライパンに入れる。そのまま1分触らずに揚げ、2分たったら箸で返してさらに1分揚げる。
【5】器に盛り、【2】のあんをかけていただく。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッ ツ所属。2つの保育園に7年 間、栄養士として勤務。0歳児 の離乳食~5歳児の給食とお やつ作りを担当。現在は、雑 誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2016年11月号
【3】野菜の素揚げと鶏肉の唐揚げ
隠し味の粉チーズがおいしさを底上げ。片栗粉でさっくり揚がった鶏肉、にんじん、ズッキーニの素揚げは揚げたてを召し上がれ。
◆材料
(4人分)
鶏もも肉 2枚
【A】(合わせておく)
しょう油 大さじ3
日本酒 大さじ2
粉チーズ 大さじ2
片栗粉 大さじ5
ズッキーニ、にんじん 各1本
サラダ油 適量
◆作り方
【1】鶏もも肉は1枚を6等分位に切り、【A】に20分ほど漬け込んでおく(手でよく揉み込むと、漬け込み時間を短縮できる)。
【2】【1】の水分を軽く切り、粉チーズをまぶしたあと、片栗粉をつける。
【3】フライパンにサラダ油を高さ2cmほど入れて強火で加熱し、【2】を並べる。肉から泡がで出始めたら中火にし、ふたをして、揚げ色がついたら(目安3分)裏返す。裏面にも揚げ色がついたら(目安2分)ふたを外し、強火で30秒ほど揚げて水分を飛ばして取り出す。
【4】ズッキーニは厚さ2cmに、にんじんは皮つきのまま厚さ1cmの輪切りにする。
【5】【4】を【3】のフライパンに入れ、ズッキーニは表面に揚げ色がついたら引き上げ、にんじんは竹串がスッと通るまで揚げて取り出す。
◆ポイント
クッキングシートを敷いた紙袋で持ち運び、そのまま食卓に出してもおしゃれ!
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
ほうとうに合う!あと一品のサブおかず
【1】ひじきのだししょう油漬け
だししょう油だれの副菜アラカルト
和食の定番、ひじきの味つけも、このたれひとつで簡単&完璧!
◆材料
(作りやすい分量)
芽ひじき 10g
枝豆(ゆでて皮をむいたもの) 1/2カップ分
だししょう油だれ 全量
◆作り方
【1】ひじきは水で戻し、熱湯でゆでてざるにあげる。
【2】【1】、枝豆、だししょう油だれを保存容器に入れてよく混ぜ、1時間以上置く。
◆ポイント
【だししょう油だれ】
だし 大さじ3
しょう油 大さじ1
みりん 大さじ1/2
※だしは、昆布やカツオ節から取るほか、市販の白だし・顆粒だしを使ってもOK。その場合は、表示どおりの濃度に薄めて使いましょう。みりんは耐熱容器に入れてラップをせず、電子レンジで約40秒加熱(600Wの場合)して沸騰させ、アルコール分を飛ばします。
教えてくれたのは
橋本加名子さん
料理研究家・栄養士・フードコーディネーター。料理教室「おいしいスプーン」主宰。働きながらの子育て経験を活かし、簡単でも〝手抜き〟ではないおいしい家庭料理を提案。雑誌や書籍、WEB発信のほか、企業のメニューコンサルティングなども行う。
『めばえ』2018年8月号
【2】えのきのおろし玉ねぎドレッシングサラダ
電子レンジで温めるだけ!簡単にできるのであと一品欲しいときにつかえる一品。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
えのき 正味70g
玉ねぎ 1/4個
【A】
酢 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
しょうゆ 大さじ1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】えのきは石づきを切り落として長さを半分に切り、耐熱皿に入れる。ラップをふんわりかけて、電子レンジで1分ほど(500Wの場合)加熱する。
【2】ボウルに玉ねぎをすりおろして【A】を加えて混ぜ、【1】を加えてざ っと和える。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【3】彩り野菜の白和え
余った豆腐ですばやくもう1品!
◆材料
(2~3人分)
彩り蒸し野菜 半量
絹ごし豆腐 100g
【A】
白ねりごま 大さじ1
砂糖 小さじ1
昆布茶、塩 各小さじ1/3
◆作り方
【1】彩り蒸し野菜は、食べやすいように小さく切る。
【2】豆腐はペーパータオルで包み、水気をしっかり取っておく。
【3】【2】を手でつぶしながらボウルに入れて【A】を加えて混ぜ、【1】を加える。
◆ポイント
教えてくれたのは
島本美由紀さんさん
料理研究家。旅先で得たさまざまな感覚を活かした、手軽に作れるおいしいレシピが人気。家事全般のラクを追求する「ラク家事アドバイザー」としても活動し、テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍中。
『めばえ』2019年6月号
【4】ほうれん草のだし巻き卵
脳をぐんぐん成長させる最強育脳プレート
脳の伝達物質となる必須アミノ酸が豊富
◆材料
(だし巻き卵1本分)
卵(Mサイズ) 2個
ほうれん草(ゆでてざく切りにしたもの) 1束分
【A】
だし 大さじ3(水大さじ3+だしの素ひとつまみでもOK)
しょう油、砂糖、みりん 各小さじ1
サラダ油 適量
◆作り方
【1】ボウルで溶いた卵に、【A】とほうれん草を加えてよく混ぜ合わせる。
【2】卵焼き用のフライパンに油を熱し、【1】の卵液を1/3量焼いて巻く。これをあと2回繰り返し、卵焼きを作る。
教えてくれたのは
りんひろこさん
料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。
『めばえ』2018年10月号
【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』