東大生の64%が小さい頃〇〇〇で遊んでいた!東大卒ママたちがこっそり教える「東大脳」の育てかたって?

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新型コロナによる自粛生活で、子育て世代の生活も意識もガラリと変わってしまいました。学校も塾も保育も他人に任せることができず、あらためて子供と向き合う時間が多くなった分、親自身が行う教育に関心が向くようになったといいます。

そんな中、東大卒ママの会(すごいグループ!こんなママの会があったんですね)がまとめた『東大卒ママに教わる、「東大脳」を育てる3歳までの習慣』(小学館)が、発売早々ネット書店で売り切れ続出と、注目を浴びています。その人気の理由は、東大生・東大卒257人にきいた「子どもの頃の育てられ方」アンケートの中味。実際に、東大生を育てた親たちが、子どもの幼少期にどんな育て方をしていたのかを具体的に紹介しています。たとえば、東大生の83%が、幼少のころ夢中になった遊びは「迷路」遊びと答え、64%がパズルに夢中になった、など…。ね、ちょっと深く知りたいと、興味がわいてくるでしょう?

■東大生の64%が夢中になったパズル。集中力が身についた!

それでは、パズルに夢中になった子が具体的にどんな効果があったか、アンケートの回答から見ていきましょう。

「世界地図のパズルで各国の名前や位置を覚えた」

「パズルを最後まで完成させることで集中力が身についた」

「完成への執念、根気が養われた」

「都道府県のパズルで位置関係と形、大きさを覚えた」

「図形、色彩的理解が強くなった」などなど。

パズルで遊んでいた人のうち4割以上が、3歳までにパズルに取り組んでいたそうです。手が小さい1歳児には持ち手がついた型はめパズル、1歳半から2歳児には10ピースぐらいの大きめジグソーパズルから始めるといいそう。また、東大卒ママからのこんな声もありました。

「物心つくころから、大晦日には家族で1000ピースのカレンダーパズルを完成させるのが恒例でした。パズルで集中力が鍛えられたのか、宿題などやると決めたことを集中してやりきるのは得意になりました」

同じパズルで繰り返し遊ぶことも集中力を鍛えるのにいいので、ぜひ子どもにチャレンジさせたいですね。

■子どもへの「語りかけ」には、赤ちゃんことばを使わない

パズル以外にも、普段の生活でできる育脳法はいろいろあります。とりわけ、何気ない普段の会話でも、親がちょっとひと工夫するだけで、子どもの脳への刺激が断然変わっててくるといいます。たとえば、

●「ワンワン」「ブーブー」など赤ちゃんことばは使わない。

●形容詞をつけて語りかける。「車だね」ではなく「赤い車だね」など。

●助詞をはっきり使う。「ご飯 食べようね」ではなく「ご飯を食べようね」など。

東大生を育てた親たちは、上記のような語りかけを意識的にしていたそうです。実際、正しい日本語を使って語りかけることで、子どもの語彙力もアップするそう。赤ちゃんのころから実践で、1歳半ごろにはなんと160語ほどのことばを身につけていたというツワモノもたくさんいるそうです。乳児期に限らず、絵本の読み聞かせや、お散歩中など、子どもと話すときに具体的により多くのことばに体感させることで、国語力、理解力、文章力などがついてきます。

ちょっとした習慣で子供の自信とやる気をUP!

幼少期に、これらをやれば東大に入れるというわけではないでしょう。しかし、ちょっとした習慣で、子どもに自信がついたり、興味が湧いたりすることがあれば、それだけでも進歩ですよね。親も、紹介したすべてをやるのは大変だと思います。なるほど、いいアイディアだな、と思ったことを実践してみてはいかがでしょう。

 

著/東大卒ママの会|本体1100円+税

東大生には普通の家庭で育った人たちがたくさんいます。
でも共通していることがいくつか・・・・。
それは3歳までの育ち方。
「東大に(入れるかも)脳」は、どうやって育つのか。
実際に東大卒のママたちが親から受けた教育をふりかえります。

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