【サックっと作れる】麺類・ごはんものレシピ10選
夏休みのランチに悩むママ・パパ必見! 幼児誌『めばえ』『ベビーブック』(小学館)に掲載された中から、手軽に作れる麺類や丼ものレシピをご紹介。
【1】ツナと刻み卵、トマトのさっぱりそうめん
忙しいときにはゆで時間の短いそうめんと、トマトやきゅうりの生野菜、うま味のあるツナを合わせれば、簡単でおいしいサラダ風に。

◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
そうめん(乾) 300g
トマト 2個
ツナ(オイル漬け・缶詰) 小2缶
酢 大さじ1/2
卵 3個
きゅうり 1本
めんつゆ(ストレート) 2~2と1/2カップ
◆作り方
【1】トマトは1cm角に切り、軽く缶汁をきったツナと酢と混ぜ合わせる。きゅうりは薄い輪切りにする。
【2】卵は水から中火~強火でゆでて、沸騰したら弱火にして約9分ゆでて水で冷やし、殻をむく(やや固ゆで)。 粗みじん切りにする。
【3】沸騰した湯でそうめんをゆでて冷水で冷やす。器に盛り、【1】と【2】をのせ、めんつゆをかける。
教えてくれたのは

阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人 気。二人の女の子のママ。
『ベビーブック』2016年8月号
【2】すりおろしトマトのぶっかけうどん
生のトマトをすりおろし、冷やしてさっぱりとうどんのつゆに。オリーブオイル、にんにくがイタリアンの香りです。

◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
トマト 3個
【A】
オリーブ油 大さじ1
白ワインビネガー 大さじ1/2
塩 小さじ2/3
にんにく(すりおろし) 少々
はちみつ 小さじ1
ハム 3枚
きゅうり 1本
【B】
卵 2個
塩・こしょう 各少々
オリーブ油 小さじ1
ゆでうどん 3玉
◆作り方
【1】トマトはすりおろし、【A】と混ぜ合わせる。
【2】ハムときゅうりはみじん切りにする。【B】は混ぜ合わせ、オリーブ油を熱したフライパンでいり卵にする。
【3】うどんをサッとゆで、冷水でしめて水気をきり、器に盛る。【1】をかけ、【2】をのせる。
*白ワインビネガーは酢でもOK。
教えてくれたのは

藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2014年9月号
【3】焼きそばチャンプルー
種を除いたきゅうりがゴーヤの代わりのチャンプルー風焼きそば。炒めてしんなりした野菜は麺になじんで子どもでもたくさん食べられます。

◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
焼きそば麺 3玉
ランチョンミート 小1/2缶
きゅうり 1本
なす 1本
塩 少々
サラダ油 大さじ1と1/2
【A】
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ2
塩 小さじ1/4
◆作り方
【1】麺は袋から出して手でほぐす。きゅうりは縦半分に切り、ティースプーンなどで種を除き、斜め1cm幅に切る。なすは縦半分に切ってから斜め薄切りに、ランチョンミートは7~8mm厚さの短冊切りにする。
【2】フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、麺を広げて薄く焼き色がつくまで炒めて取り出す。
【3】フライパンに残りのサラダ油を足し、ランチョンミートを色づくまで炒め、なすときゅうりを加えて塩をふり、しんなりするまで炒める。【2】を戻し入れて【A】で調味する。
*かつお節をのせ、紅しょうがを添えても。
教えてくれたのは

きじまりゅうたさん
祖母も母も料理研究家という家庭に育ち、幼いころから料理に親しむ。身近な食材で作るアイデアレシピが人気。
『めばえ』2014年10月号
【4】ふわ玉あんかけ冷やし麺
豆腐と卵のあんは電子レンジで簡単&時短に! あとは麺をゆでるだけの、ママパパにうれしいラクチンメニューです。

◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
中華麺 3玉(300g)
木綿豆腐 150g
玉ねぎ 1/2個
枝豆(ゆで) 正味50g
コーン(缶詰) 50g
卵 2個
だし汁 2カップ
片栗粉 小さじ2
塩 小さじ1
◆作り方
【1】豆腐と玉ねぎは1cm角に切る。
【2】ボウルに片栗粉を入れ、だし汁で溶きのばし、卵と塩を加えてよく混ぜる。さらに【1】を加えて混ぜ、ラップをかけて電子レンジで5分加熱する。取り出して全体を混ぜ、さらに2分30秒加熱する。粗熱がとれたら枝豆とコーンを加えて冷蔵庫で30分ほど冷やす。
【3】麺は表示時間どおりにゆでて、冷水にとり、水気をきる。器に盛って【2】をかける。
*お好みで、サニーレタスやトマトを添えても。
教えてくれたのは

みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年に独立。料理家、フードコーディネーターとして幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2014年8月号
【5】ツナ、しらす、いんげんの和風パスタ
ごまと塩昆布の風味を効かせた簡単和風パスタ。パスタはフォークで刺せるフジッリを選べば、子どもでも食べやすくなります。

◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(フジッリ) 300g
塩 適量
いんげん 12本
キャベツ 3枚
ツナ(缶詰) 2缶(75g)
【A】
しらす干し 大さじ3
塩昆布(細切り) 大さじ3
白すりごま 大さじ3
めんつゆ(2倍希釈) 大さじ3
ごま油 大さじ1
◆作り方
【1】いんげんはヘタを切り落とし、長さ3~4㎝に切る。キャベツは芯を取り、幅1cmに切る。ツナは缶汁を軽くきる。
【2】フライパンにごま油を入れて中火で熱し、いんげんとキャベツを加えて3~4分炒め、火を止める。
【3】パスタは、塩を多めに加えて表 示時間どおりにゆで、ざるにとって水気をきる。
【4】【2】に【3】を加えて中火で熱し、ツ ナ、【A】を加えて手早く炒める。
教えてくれたのは

村田裕子さん
管理栄養士・料理研究家。イタリア他、ヨー ロッパ各地で家庭料理を学ぶ。管理栄養士の資格をいかした健康指導も行う。ヘルシーで、簡単で、センスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2017年8月号
【6】ミートソース
ちょっと多めに作って冷凍も可能。パスタはもちろん、他のおかずにリメイクするのにもぴったりです。

◆材料
(大人4人分+子ども4人分)
合いびき肉 400g
【A】
玉ねぎ 1個
セロリ・にんじん 各1/2本
にんにく 1片
赤ワイン 1/4カップ
オリーブ油 大さじ2
【B】
トマトの水煮(ホール) 1缶
水 大さじ4
顆粒スープの素 小さじ2
【C】
ケチャップ 大さじ2
中濃ソース 小さじ1
塩 小さじ1/2
スパゲッティ 300g
※麺は大人2人分+子ども2人分
◆作り方
【1】【A】はみじん切りにする。
【2】鍋にオリーブ油を熱し、【1】を弱火でじっくりと炒める。玉ねぎが透き通っ てきたらひき肉を加え、ほぐすように炒める。
【3】 肉の色が変わったら赤ワインを注ぎ、アルコール分が飛んだら【B】を加え、ヘラでトマトをつぶしながら中弱火で30分煮る。最後に【C】で味を調える。
【4】スパゲッティをゆでて器に盛り、【3】をかける。
教えてくれたのは

島本美由紀さん
料理研究家・ラク家事アドバイザー。 忙しい主婦に向けて、身近な食材でパパッと作れるおいしい時短レシピを考案。テレビや雑誌を中心に活躍。暮らし全般のハッピーもプロデュース。
『ベビーブック』2017年5月号
【7】卵チャーハン
具材は卵とねぎだけでみんなが好むシンプルな味に。スピードと火加減がおいしさのポイント!

◆材料
(3~4人分)
油 大さじ1と1/2
卵 2個
長ねぎ(みじん切り) 10cm分
ごはん 400g
粗塩 小さじ1/3
しょうゆ 小さじ1
こしょう 少々
ごま油 小さじ1
◆作り方
【1】フライパンに油を入れて中火で熱し、溶いた卵を流し入れて手早くほぐす。
【2】ねぎを加えて香りが出たら、ごはんを入れてすぐに粗塩をふり、米粒表面の水分を飛ばすように弱火で7~8分炒める。
【3】強火にしてしょうゆを回し入れ、香りが出たら全体にからめ、こしょう、ごま油で香りづけする。
教えてくれたのは

ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。雑誌で紹介した「北京の小麦粉料理」が評判となり、料理研究家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2018年6月号
【8】もやしとツナの卵とじ丼
もやし、ツナ、卵。3種のお助け食材を組み合わせて丼ぶりに。

◆材料
(大人2人+子ども2人分)
もやし 1袋
ツナ(ノンオイル) 小2缶(160g)
【A】
めんつゆの素(3倍濃縮) 1/4カップ
水 3/4カップ
砂糖 大さじ1
しょうゆ 小さじ1~2
卵 3個
ごはん 茶碗3杯
◆作り方
【1】フライパンにもやしを敷き、ツナをのせ、【A】を加えて中火にかける。
【2】グツグツ煮えてきたら溶き卵を回し入れ、ふたをする。卵が半熟状になったら火から下ろす。
【3】器にごはんを盛って【2】をのせる。
*しょうゆはめんつゆの濃さで調節して。大人は七味唐辛子をふっても。
教えてくれたのは

飛石なぎささん
三児の母であり、個人でギャラリーも経営しており、その忙しい生活から生まれた、簡単で、パパッと作れて、子どもが喜ぶレシピが人気。
『ベビーブック』2011年6月号
【9】鮭ミックスベジ丼
市販の鮭フレークとミックスベジタブルをマヨネーズとバターで味付け。パパっと作れるママパパの力強い味方。

◆材料
(大人2人+子ども2人分)
鮭フレーク 大さじ6
ミックスベジタブル(冷凍) 1カップ
木綿豆腐 1/2丁
サラダ油 少々
【A】
マヨネーズ 小さじ2
しょうゆ 少々
バター 大さじ1
ごはん 茶碗3杯
◆作り方
【1】豆腐は軽く水きりしてちぎり、フライパンにサラダ油を熱して、よく炒める。
【2】ミックスベジタブルを冷凍のまま加えて炒め、【A】で調味し、鮭フレークを加え混ぜ、仕上げにバターを落とす。
【3】器にごはんを盛って【2】をのせる
教えてくれたのは

飛石なぎささん
三児の母であり、個人でギャラリーも経営しており、その忙しい生活から生まれた、簡単で、パパッと作れて、子どもが喜ぶレシピが人気。
『ベビーブック』2011年6月号
【10】サバ缶の炊き込みごはん
しょうがと一緒に炊き込めば、サバの臭みが消えて、煮汁もムダなく食べられる!

◆材料
(3~4人分)
米 2合
にんじん 3cm
しょうが 1/2かけ
サバ水煮缶 1缶(150g)
【A】
酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
◆作り方
【1】米は水で洗って、たっぷりの水に約30分浸けてから、水気を切る。
【2】にんじんはせん切りに、しょうがはみじん切りにする。サバ缶をサバと煮汁に分ける。
【3】炊飯器に米・【A】・サバの煮汁を入れ、2合の目盛りまで水(分量外)を加える。サバ、にんじん、しょうがを加えて軽く混ぜ、通常通りに炊く。
【4】炊き上がったら、サバをほぐしながら全体を混ぜる。
教えてくれたのは

松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号