夏休みのお昼ご飯づくりは正直面倒くさい…?
アンケートでまず聞いてみたのはこちらの質問。そもそも読者のママパパたちが、夏休みのお昼ごはん作りを面倒に感じることはどのくらいあるのでしょうか。みなさんからの回答をグラフにまとめてみました。
調査配信対象:男女/20~59歳/全国/7~12歳の子がいる親(122人)
Q.夏休みに「正直、お昼ごはんづくりが面倒くさい」と思うことはありますか?
アンケートには、過半数を大きく超えてなんと全体の66.4%の方が「よくある」と回答。さらに、20.5%の方が「たまにある」と答え、「あまりない」は9.0%、「ほとんどない」は4.1%に留まる結果に。
大多数のママパパが、多かれ少なかれ夏休みのお昼ごはんづくりを「面倒くさい」と思ったことがあることがわかりました。
夏休みのお昼ごはん作りが面倒くさい理由は?
では、夏休みの子どものお昼ごはん作りは、具体的にはどのような理由から「面倒くさい」と思われているのでしょうか。寄せられた回答で特に目立ったものを、みなさんからのコメントとともにご紹介します。
メニューに迷う
通常通りに、朝ごはん・夜ごはんを作りつつ、さらにお昼ごはんも作る…となると、3食分のメニューを考えなければならないことに。土日だけならまだしも、平日も毎日…となるとかなり大変です。「さすがにネタ切れになる」「マンネリ化する」としんどさを感じる声が寄せられました。
作るのが大変
「作るのが大変」といった声も多数寄せられました。朝昼晩、作っては片付け…の繰り返し。「毎日毎日、絶えずごはん作りをしてる感じがする」と飽き飽きしてしまうママパパも。
仕事をしているため
両親共働きのご家庭からも、お子さんのお昼ごはん作りに一苦労する声が。お昼にお子さんが一人になる場合は、朝のうちに支度をする必要がありますよね。中には、お昼休みに一度ご自宅に戻って、お子さんのお昼ごはんを作ってからまた職場へと向かう…といった方もいました。
子どもにはちゃんと食べさせたい
同時に、「子どもにはちゃんと食べさせたい」といった声も寄せられました。ふだんのご自分用のお昼ごはんは簡単なもので済ませているママパパは多いはず。一方で、やっぱり「子どもにはお昼もちゃんと食べさせたい」と思うもの。だからこそ精が出て、その結果、「子どものお昼ごはん作り=大変」になっている場合もあるようです。
食費がかかる
「食費がかかる」といった声もありました。育ち盛りで食欲旺盛な子どもの食事。一食増えただけでも、案外費用がかさんでいたりしますよね。
夏休みのお昼ご飯づくりをどう乗り切る?
では、そんな夏休みの子どものお昼ごはんを、みなさんはどのように乗り切っているのでしょうか。今すぐにでも真似できるアイディアや工夫が寄せられました。
麺類で乗り切る
まず挙げられたのは、「麺類で乗り切る」というもの。ラーメンやパスタ、蕎麦、そうめん、焼きそば…等々、麺類の種類はとっても豊富です。さらに、作るのも簡単で、子どもからの人気も圧倒的! メニュー選びに困ったらとりあえず麺類の中から考えてみる、というのはアリかもしれませんね。
固定メニューをローテーション
「固定メニューをローテーションする」といったアイディアもありました。上のアンケートには、お子さんのお昼ごはん作りに関して「とにかくメニューを考えることが億劫」という声が寄せられていましたね。そんな場合も、この方法であれば毎回悩む必要がありません。固定メニューを決める際にあらかじめしっかり考慮しておけば、栄養バランスの偏りも回避できそうです。
前日多めに作る・リメイクする
「前日多めに作る」「前日のごはんをリメイクする」といった声も目立ちました。すでにあるものに手を加えるほうが、イチから作るよりもずっと時短になりますよね。リメイクすることを念頭において、晩御飯を作っているママパパも少なくないようです。
冷凍ストックや作り置きしておく
休みの日や時間のあるときに作り置きする方も多数。いろいろと冷凍しておけば、お子さん自身が食べたいものを選んで、電子レンジで解凍して食べることもできますね。
子どもと一緒に作る・作ってもらう
お子さんと一緒に作ったり、お子さんに献立を考えてもらったりすることで、親子の交流や食育の機会としているご家庭もありました。自分自身で作った・考えたものだと、食事がもっと楽しくなったり、食べ残しをしにくくなったり…といったメリットも期待できるようです。
たまには外食や総菜を利用する
朝昼晩の食事づくりは毎日のこととなると大変です。たまには外食や総菜を利用するのもOKではないでしょうか。適度に息抜きをしながら、楽しく食事をすることも大切です。
冷凍食品やインスタント食品を買っておく
冷凍食品やインスタント食品に頼るという方も。一品だけでもレトルトにすると、品数も増え、時短にもなりますよね。「無理しないことで、子どもにも優しくできる」といった声が寄せられました。
こだわらない
「こだわらない」といった声も散見されました。「子どものお昼ごはん作りがはじまる!」「ちゃんと食べさせなくちゃ!」と気を張りすぎると、それがストレスにつながる場合もあります。あまりこだわりすぎずに、ご自分のお昼ごはんや職場に持参するお弁当と同じように考えるのもアリではないでしょうか。
夏休みのお昼ご飯で良く作るメニューは?
上のアンケートには、「麺類で乗り切る」といった回答もありましたが、夏休みのお昼ごはんにはどのような献立がよく作られているのでしょうか。こちらもアンケートで聞いてみました。
Q.夏休みのお昼ご飯で良く作るメニューは?
アンケートの集計結果をまとめると、上のようなグラフになりました。やはり、麺類の「そうめん・うどん」がダントツ1位に! その後は、「チャーハン」「ラーメン」「パスタ」が続きます。さらに、「おにぎり」を挟んで「焼きそば」や「冷やし中華」などが票を集めており、麺類人気を感じさせられる結果に。
理由としては、「朝食や夕飯にはパン・ごはんが多いので、昼は麺類率が高い」「冷やし中華は野菜もタンパク質も摂れる」「のどごしが良い」といった声が見受けられました。