七五三のメインイベントは神社へのお参りですが、その後に食事会をすることも多いですよね。先輩ママ・パパたちは実際に食事会をしたのか、どんなところでしたのかをリサーチ。どのタイミングですればいいのか、場所や予算など気になるところをまとめました。
目次
七五三の食事会はいつ、どこでする?
七五三の食事会はいつするのがよいのでしょう?また、どこでするのか、食事会への流れなどを聞いてみました。
食事会をするのはいつ?当日じゃなくてもいい?
七五三は、祖父母などの親戚を揃うことも多いですよね。せっかくなので、お祝いの食事をしたという人も。その場合は、みんなが揃える都合の良い日時を選ぶことが多いようです。
食事会はしなくてもいい?
食事会は必ずしもしなくてもよいよう。特に、子どもが3歳で小さい場合や、写真撮影もあって忙しい場合には、食事会をする余裕がないという人も。また、招いた側が支払うことも少なくないので重荷になってしまうという声が。
七五三の食事会をする場所で多いのは?
七五三の食事会をする場合、どこでするのか悩んでしまうことも。どんな場所でしたのか、ママ・パパに聞いてみました。
料亭やホテルのレストラン
料亭やホテルのレストランを選んだという人が多いよう。せっかくのハレの日なので、きちんとしたお店で食事をしたいという声が。また、時期的に七五三のコースメニューを用意していることも多く、選びやすいのもメリットのようですね。
近所のレストランやファミレス
3歳、5歳など小さい子どもの場合、じっと食事をするのも難しいもの。子どもがちょっと騒いでも気にならないお店、行き慣れたところや、ファミレスでも個室があるお店などは、安心して食事ができますね。メニューがそれぞれに選べるのもポイントのようです。
自宅
着物のレンタルをしていることも多く、気になるのが食事で汚してしまわないかということ。着替えをしてから、自宅でゆっくり食事をしたという声も。ケータリングやお寿司の出前などを利用すれば華やかで、忙しい日に手がかかることもなく便利ですね。
七五三の祝い膳と食べ物
七五三の行事食やお祝い膳は、決まったものがあるのでしょうか。特に家で食事会をする場合にはメニューを悩みがちですよね。どんなものがあるのか確認しておきましょう。
七五三の行事食は千歳飴
七五三の行事食として一番に上がるのが千歳飴ですよね。千歳飴の細長い形は、我が子に長く生きて欲しいという、長寿の願いの表れだそう。また色は縁起の良い紅白で、『寿』や『鶴亀』など縁起の良い図案が描かれた千歳飴袋に入っています。節分の豆と同じく年の数だけ袋に入れると良いとされています。今は、神社でのご祈祷後にいただくことが多いですよね。
お祝いに縁起のいい食べ物
七五三の行事食は、基本的には千歳飴だけなので、他には子どもの成長を願った縁起のいい食事を選んでお祝い膳とすることが多いよう。
赤飯
お祝いの行事なので、欠かせないのがお赤飯。見た目も華やかになりますよね。
お頭付きの鯛やお寿司
お食い初めなどでも出されるお頭付きの鯛も縁起物として多いよう。また手まり寿司など、赤が基調の華やかなお寿司もぴったり。
子どもが好きなもの
子どものお祝いの日なので、子どもが好きなものを選ぶということも多いよう。その場合には、和食にこだわらず、洋食でハンバーグを選び、大人はステーキなど華やかなテーブルにするといいようです。子どもが喜んでくれるのが一番ですよね。
七五三の食事会の予算、支払いは誰?
七五三の食事をする場合、予算はどのくらいで考えておくとよいのでしょう?また、食事代は誰が出すべきなのか、直接親戚に聞くのも気兼ねしてしまうので、リサーチしました。
食事代の目安
ホテルの場合は、6,000円〜12,000円前後が多いよう。子どもは3,000円前後でお子様コースの用意が。レストランであれば、3,000円〜10,000円とリーズナブルなお店も選べるよう。七五三専用のお祝いコースについては内容が変わらないため、ディナー、ランチでも金額が変わらないことがほとんどです。コース料理以外なら、一般的にはディナーよりランチのほうが比較的安く利用できるお店が多いでしょう。
食事代は誰が払う?
気になるのが食事代の支払いは誰がするのかということ。これは家族によってさまざまなようですが、一番は、祖父母など親戚にご祝儀をもらうことを考えた上で自分たちで支払う、祖父母がお店を選んで支払ってくれる、など、結果として祖父母が出してくれることが多いよう。また、折半するなど全てを自分たちで支払うことは少ないようですね。
七五三の食事会にふさわしい服装
七五三の食事会ではどんな服装がふさわしいのかまとめました。神社へお参りにした日に行く場合や、別の日を設けた場合で違いはあるのでしょうか。
子どもの服装
まず、子どもの服装は、お参りの後に行く場合には、着物のままや礼服に近いもので行くことが多いですよね。その場合にはとにかく汚れに注意。着物の場合は、大きめのナプキンを胸元に挟むようにかけるようにすると安心。汚れを心配して、着替えてから洋装で行く場合も多いですよね。ナプキンを同様に3歳、5歳くらいであれば胸元にかけるのもありですが、できるだけ膝に置くようにしましょう。別の日にお祝いするなら、シャツやワンピースでスニーカーは避けるなど、きちんと感のある服装であれば問題なし。
親の服装
ママ・パパの服装も、お参りの後であれば、ある程度きちんとした格好ですよね。ホテルや料亭の場合にはドレスコードがあることもあるので、きちんと確認を。逆に、カジュアルなお店に行く場合には、きちんとした華やかな服装が浮いてしまうことも。そんな時には着替えて行くのがオススメ。
七五三の食事会を楽しむには事前のリサーチをしっかりと
七五三の食事会をどのようにするかはさまざまでしたね。ついお参りのことばかりに気がいってしまいますが、お祝いの食事会をするか、場所はどうするかなど事前にしっかり準備しておくことが大切。祖父母や親戚にそれとなく希望を聞いたり、先に内容を伝えながら、楽しい食事会にできるといいですね。
文・構成/HugKum編集部