粘土遊びは知育にぴったり! 年齢ごとの遊び方や素材別おすすめ商品を紹介

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子どもが大好きな粘土遊び。自分の好きなものを自由に作り上げていけるので、小さい子どもから大人まで幅広く楽しむことができます。

粘土遊びには楽しい以外のメリットがたくさんあります。粘土遊びをすることのメリットや粘土の種類、注意点などをご紹介します。

粘土遊びがもたらす効果

手先が器用になる

粘土を丸めたり伸ばしたり、粘土遊びでは手先を動かすことが必要です。時には道具を使って遊ぶことも。このような動作を繰り返し行うと手先が器用になる効果が期待できます。手先を使うことで脳が刺激され、脳の発達にも繋がります。

集中力が高まる

粘土は最初はただのかたまり。そこから自分で作るものを考え、夢中になって遊ぶうちに子どもは集中力を身に付けることができます。

想像力が豊かになる

何を作ろうか、どのように作ろうかなど、子どもは頭の中でイメージを膨らませます。そのイメージしたものを自分で一から作り上げていくという行動は、子どもの想像力を豊かにしてくれるでしょう。

粘土の種類

油脂ベースの粘土。乾燥しにくいので繰り返し使うことができます。保育園や幼稚園などでよく使われています。独特の臭いがあるので、遊び終わった後に手に臭いが残ることもありますが使いやすいです。

紙を原料とした粘土。乾燥すると硬化し、着色しやすいことから作品作りに最適。一度固まると元には戻りません。

小麦

小麦粉でできた粘土。口に入れても安全性が高いことから小さい子どもがいるご家庭におすすめ。家にある材料で簡単に手作りすることもできますよ。ただし、小麦アレルギーがある子どもや家族がいる場合は要注意です。

手作りしたい方は、いろいろな作り方がインターネットで紹介されていますので、調べてみましょう。

お米

米粉が主原料の粘土。食品材料の粘土を使いたいが小麦アレルギーで小麦粘土は使えないという子どもにおすすめです。テクスチャーもしっとりとしています。

シリコン

長時間放置していて固まりにくく、べたべたした感触が少ないのが特徴。手先や服、床などに付いても張り付きにくいため、後片付けが楽なのが嬉しいポイントです。

他の材料でできた粘土に比べると固めなので、小さい子どもが遊ぶときはパパママの補助が必要。

寒天

寒天が使われているため、他の材料でできた粘土に比べると軽いです。伸びがよく、ぷにぷにした感触が特徴的。色の付いたものと混ぜると変色するので注意しましょう。

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粘土を選ぶ際の注意点

対象年齢

自分で好きなものを作っていける粘土遊びは、比較的小さい子どもも遊びやすいです。

ただし、1歳くらいの子どもは何でも口に入れたがるので要注意。対象年齢の記載がある商品は必ず守りましょう。対象年齢以上の子どもであっても、誤飲などが不安な場合はパパママが一緒に遊んであげて子どもから目を離さないようにしてください。

粘土の材料

さまざまな材料で作られている粘土。中には小麦で作られた粘土もあります。比較的安価で使いやすく、口に入れても危険性が少ないと人気の小麦粘土。しかし、小麦アレルギーの子どもは注意。どうしても食品素材の粘土を使いたい場合はお米や寒天でできた粘土がおすすめです。

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粘土での遊び方

1歳頃

粘土で何かを作るのはまだ難しい年頃。粘土をちぎったり丸めたり、粘土の感触を親子で楽しむと良いでしょう。

2歳頃

言葉がたくさん出始める年頃。パパママが分かりやすいものを作ってあげて、子どもに何かあててもらうゲームがおすすめ。粘土を丸めてお団子や果物に見立て、おままごとをしても楽しめます。

3歳頃

簡単な作品であれば作れるようになる年頃。子どもが扱いやすい粘土を選び、作品作りの楽しさを教えてあげましょう。型抜きやへらなどの道具を使うとより楽しめますよ。

4~6歳頃

個人差はありますが、作品作りが一気に上達する年頃。植物や乗り物など、具体的なものを作ってみましょう。難しい子どもにはパパママがまず見本を作ってあげると良いですよ。折り紙で作った作品や絵を描いた紙などと合体するとより高度な作品に仕上がります。

おすすめ粘土8選

かるい油ねんど – PADICO

安全性の高い油を使用しているので、油粘土特有の嫌なにおいがありません。玩具安全検査合格済みなので小さい子どもでも安心して遊ぶことができます。のびが良くてコシがあり、何度でも作り直すことが可能。

軽くて溶けない粘土なので、水の上に浮かべて展示もできますよ。燃えるごみとして処理できるのが嬉しいですね。

対象年齢 6歳以上

かるいかみねんど かるがる – PADICO

従来の紙粘土と比べて手に付きにくく、さまざまな質感のものを芯材に使用できる紙粘土です。粘土の色が白いので、着色した色が鮮やかに発色します。なめらかで触り心地が良く、乾燥後は軽い仕上がりです。粘土遊びだけではなく作品作りにも適しています。

対象年齢 3歳以上

ねんDo!ねんどパステル12色セット – アガツマ

子どもの口に入っても比較的安全なパステルカラーの小麦粘土。非常になめらかなテクスチャーで小さなお子さまでも簡単に扱えます。白、ミルキーレモン、ミルキーオレンジ、ミルキーピーチ、ミルキーストロベリー、ミルキーグレープ、ミルキーブルー、ミルキーブルーベリー、ミルキーグリーン、ミルキーマスカット、ミルキーチョコレート、ミルキーグレーの12色セットです。他のバリエーションもたくさんあります。

対象年齢 3歳以上

B5520 プレイ・ドー ねんどではいしゃさん

5色の小麦粘土で歯医者さんごっこが楽しめます。本物の歯医者さんのように音が出る電動ドリルを使ったり歯並びの矯正をしたり、子どもの想像力を広げてくれますよ。

カラフルな粘土で作った歯磨き粉で歯磨きをして、おじさんの歯をきれいにしてみましょう。歯と歯の隙間に何か詰まっていれば、付属のピンセットで取り除くことができます。最後は全部の歯がきれいになったか、ミラーを見て確認!歯磨き嫌いの子どもに興味を持ってもらえそうなセットですね。

対象年齢 3歳以上

カラフルねんどお米ランチプレート – ローヤル

お米からできた安全素材の粘土です。エビフライやハンバーグ、オムライスにパンケーキ。子どもの大好きなおかずがいっぱい入ったランチプレートを作ることができるセットです。付属の旗をライスに刺せば、素敵なランチプレートの出来上がり!

ねんど型やしぼり器が入っているので、簡単におかずを作ることができます。作ったおかずを使っておままごとやレストランごっこで楽しめそうですね。

対象年齢 3歳以上

かんてんネンドStudio 4色セット – ボーネルンド

名前の通り、寒天でできた粘土です。初めは少し固く感じるかもしれませんが、こねるほどに手の温度が伝わってやわらかくなってきます。アレルギー反応が起こりにくい寒天を原料としていて、防腐剤・防カビ剤を一切含んでいないのが嬉しいですね。たっぷり遊びたい方には8色セットもありますよ!ぜひボーネルンドをチェックしてみてください。

対象年齢 2歳頃~

ねんどでわくわくパンこうじょうセット

アンパンマンの粘土セットです。レバーを下げるだけの簡単な型押し器でアンパンマン、ばいきんまん、ドキンちゃんが作れます!スタンプやプレイシート、パン工場型の絞り器など、付属品も充実。アンパンマン好きの子どもにおすすめです。

対象年齢 3歳以上

オーブン陶土「工作用」- ヤコ

練らずにすぐに使える陶土です。ご家庭のオーブンで焼成することが可能。親子で楽しい工作タイムを楽しんでください。対象年齢は指定されていませんが、3~4歳以降の細かい作品作りができるようになってから使用すると楽しめますよ。

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粘土遊びを親子で楽しもう

粘土遊びは屋内で楽しむことができるので、天気が悪い日や体調不良で外遊びができないときにもおすすめ。部屋が汚れそう、片付けが大変そう、といった理由で粘土遊びをさせるのに躊躇しているパパママがいるかもしれませんが、こどもの自由な感性で作られた作品を見たら、ほっこりすること間違いなし!

粘土の種類によってメリットとデメリットがあるので、ポイントをしっかり把握して商品選びをすれば安心。ぜひ親子で粘土遊びを楽しんでみてくださいね。

文・構成/HugKum編集部

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