おすすめのイライラ解消法とは!?食べ物や飲み物、イライラしないためのコツをご紹介!

子育て中のママ・パパの中にはよくイライラしてしまうことに悩んでいる人も多いのでは?イライラした気持ちでいると自分だけでなく周りにも影響してしまうことも。そんなイライラを解消するにはどうしたらいいのか、今回はHugKum読者にアンケートをしながら探っていきます。

些細なことでもイライラ…おすすめの解消法は?

育児や家事、仕事を抱えていると、時間の余裕もなくちょっとしたことでイライラしてしまうという人は少なくないですよね。でもイライラと負の感情におそわれると、やる気がなくなってしまったり、物事に集中できなくなります。また、顔にシワができたりたるんで老け顔になってしまったりと美容面でもマイナス。いいことなしのイライラはすっきりと解消したいもの。今回は、イライラ解消のためのコツやアイディアを、ママ・パパ120人にリサーチ。取り入れやすそうな解消法をピックアップしました。

シチュエーション別|イライラの原因で多いもの

まずは、イライラしてしまうのはどんな時が多いのか聞いてみました。あるある!と頷いてしまう人も多いのでは。

仕事編

仕事上でイライラしがちな人はやはり多いよう。人との関わりが多いので、思うようにいかないシチュエーションも出てきがちですよね。また、コロナ禍でリモートワークになっていつもとは違うストレスを感じたり、人間関係で悩む人もいるようです。家庭に持ち込みたくないので上手に発散したいですよね。

・仕事が思うように進まない

「在宅ワークで仕事が十分にできない」(40代・千葉県・子ども3人)

・理不尽なことがあったとき

「仕事でお客様から理不尽な要求を受けた時や、社内で他人任せにする社員と接したとき」(50代・神奈川県・子ども1人)

・職場の人間関係

「パート先の新人さんが仕事をしないとき」(40代・千葉県・子ども3人)
「会社での上司との関係」(50代・東京都・子ども2人)

子育て編

イライラの頻度が一番多そうなのが子育て。子どもが思うようにしてくれないとイライラしてしまう人が多いよう。避けて通るわけにはいかないので悩ましいですよね。

・子どもが宿題や勉強をしない

「子どもがなかなか宿題をしない時」(40代・埼玉県・子ども2人)

・子どもが言うことを聞かないとき

「子どもと話していて話が通じないとき」(40代・栃木県・子ども2人)

・反抗期

「子どもが反抗期で当たられる事」(40代・神奈川県・子ども1人)
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家庭編

家庭でイライラを溜め込んでしまう人も多いよう。ひとりで家事を背負ってしまったり、家計のやりくりだったり、どれも家族が期待に応えてくれないという背景があるようですね。

・家族が家事をしてくれない

「家族が家事に非協力的」(40代・北海道・子ども2人)

・家計のやりくり

「夫が小遣いを毎月オーバーすることや、少ない収入でやりくりしないといけないのがしんどい」(40代・兵庫県・子ども1人)

・家族関係

「家族と意見が合わない」(40代・兵庫県・子ども1人)
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その他

ほかにも、自分のコンディションでイライラしてしまうことも。理由が分かっていても、育児や家事に追われていると解消しにくいのが難点ですね。

・余裕がないとき

「家事が溜まっていたり、学校行事があったりして予定が詰まるとストレスが溜まる」(30代・新潟県・子ども1人)
「自分だけが忙しく動いているとき」 (30代・鹿児島県・子ども2人)

・疲れているとき

「疲れが溜まってきたとき」(30代・三重県・子ども4人)

・寝不足のとき

「よく眠れない時はイライラしがち」(30代・愛知県・子ども2人)

ママパパおすすめのイライラ解消法

ママ・パパたちにイライラしてしまった時の解消法を聞いてみました。目新しい解消法もあるかも!ぜひ参考にして。

体を動かして汗を流す

イライラしてしまうときには、体を動かすことでストレスを発散ができるといいもの。また、程よい疲れで夜もしっかり眠れるのもオススメ。中にはパンチバッグを買ったという人も。爽快な気分になれそうです。

「スポーツで大量の汗をかくとスッキリして悩みがどうでも良くなる」(40代・愛知県・子ども1人)
「パンチバッグを購入して、パンチングしてストレス解消しています。好きな時に短時間でストレス解消できるのが良いと思います」(50代・神奈川県・子ども1人)
「ジョギング。走っている時は嫌な事を忘れられる」(40代・埼玉県・子ども2人)
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散歩

イライラすると息が詰まってしまいますよね。家にこもっていると発散しにくいので、まずは外の空気を吸いながらのんびり歩くだけでも気分転換になります。犬がいる人は散歩を日課にするとイライラを溜め込まずに過ごせそうですね。

「太陽を浴びて歩いて身体を動かすと頭がスッキリする」(30代・埼玉県・子ども1人)
「外を歩いて空気を吸って、すっきりする」(40代・千葉県・子ども3人)

ゆっくり休む

疲れが溜まっていたり、休む時間が取れないとイライラは蓄積されてしまうもの。ゆっくり休む時間が取れるとリラックスできますよね。家族一緒に寝るとストレスがなくなるというほっこりする声も。

「妻、子供と一緒に寝るとなおストレスが軽減された気になる」(30代・千葉県・子ども1人)
「平日に休みをもらいゆっくりする。心が落ち着いて優しくなれる」(40代・熊本県・子ども2人)

好きなものを食べる

好きなものを食べると幸せな気分になるという人は多いですよね。外食しておいしいものを食べたり、ご褒美タイムに甘いものを食べるのはオススメ。

「食べてる間は全てを忘れられる」(40代・大阪府・子ども1人)
「美味しいものをたべていると、満たされてリフレッシュ出来る」(40代・東京都・子ども1人)

ひとりの時間をつくる

子どもにイライラしてしまうときなどに有効なのが、1人の時間を作ること。子どもから目を離せる状況なら、別の部屋に行って心を落ち着かせるのもありです。

「一人の時間を持つと客観的に見つめなおせる」(40代・神奈川県・子ども2人)
「トイレなどにこもって深呼吸すると、がみがみ怒らなくなる」(40代・埼玉県・子ども2人)

趣味に没頭する

自分の好きなことができると心が落ち着きますよね。趣味の時間を持てるとリラックスできて、イライラすることも減るはず。

「趣味のカメラや車をいじる。非常に落ち着く」(50代・東京都・子ども2人)
「気晴らしに時間がある時は服を見たりすること。おしゃれが好きだから」(40代・茨城県・子ども2人)

ドラマや映画を観る

ずっと同じことを考えてイライラしてしまうときには、ドラマや映画を観るのもオススメ。気分転換になり、気になっていたことを忘れられるという声も。

「ドラマなどを観ている間に、日ごろ気になっていることや嫌なことを忘れることができるので、気分が変わる。いろいろ考えてしまい寝れなくなることがあるが、そういう時にはドラマなどを1本見ると眠りやすい」(40代・石川県・子ども2人)

読書

読書をするのも気分転換にはぴったり。いつでもどこでも読めるので一冊手元に置いておくといいですね。また電子書籍ならスマホで手軽に読めます。

「嫌なことを忘れている時間が長いければ長いほど、リラックスできると思うからおすすめです」(40代・埼玉県・子ども2人)

アロマセラピーやお香

ミントやカモミールなどのハーブや、ラベンダーなどアロマの香り、お香などリラックス効果のある香りや、自分の好きな香りを楽しむことは嗅覚に働きかけリラックスさせてくれます。入浴、睡眠時に香りを上手に使うことでイライラした気分を落ち着かせてくれます。

お風呂につかる

38〜40程度の熱すぎないぬるめのお風呂にゆっくり入ると心身ともにリラックスできます。忙しくてシャワーだけになりがちな人はゆっくりお風呂につかるだけで気分がほぐれるはず。

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イライラを落ち着かせる食べ物・飲み物

イライラしてしまうときに、何か食べたい!と思ってしまう人は多いですよね。そんなときにおすすめな、イライラした気持ちを落ち着かせてくれる食べ物や飲み物を調べました。

積極的に摂りたい食べ物

  • アーモンド・・・ビタミンB群は、体の中で抗ストレスホルモンを作ってくれる栄養素なので積極的に摂りたいもの。手軽に食べられるのでオススメですが、カロリーも高いので食べ過ぎに注意。
  • バナナ・・・必須アミノ酸の一つ、トリプトファンが含まれ、幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質のセロトニンを作る材料になります。
  • チョコレート・・・強い抗酸化作用のあるポリフェノールを含み、不安や緊張感などを緩和することで気分を落ち着かせる効果が期待できる成分。チョコレートに多く含まれているので、適度に摂るとリラックスできるはず。

おすすめの飲み物

  • 緑茶、コーヒー・・・ポリフェノールが多く含まれるのでリラックスした気分にしてくれます。またホットで飲めば温かい湯気にあたり気分をほぐれます。また、カフェインも疲労感や眠気を防ぎ、神経系の疲労回復を助けてくれます。
  • 飲むヨーグルト・・・腸と自律神経は密接なつながりがあるので、乳酸菌で腸を環境を整えることは自律神経のバランスを整えイライラ解消にもつながっていきます。些細なことでイライラするのを抑えてくれるはず。
  • 炭酸水・・・炭酸ガスには、安静時に優位になる副交感神経に働く効果があるため、気持ちがリラックスできるという効果が。飲み水を炭酸水に置き換えればいいので手軽ですよね。
  • ハーブティー・・・ハーブの穏やかな香りによって副交感神経が優位になり不安や緊張、イライラした気分を鎮めることができます。カモミールティーやミントティーが代表的。ストレス解消用にブレンドされたものもおすすめ。
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イライラの解消には控えた方がいいNG行動

イライラを解消するためについやりがちな行動でも、実はイライラ気分を増してしまったりすることも。そんなNG行動をリストアップしました。

暴飲暴食

空腹状態でいるとイライラは溜まりやすくなりますが、イライラ解消のためにムチャ食いをしたりお酒をたくさん飲んだりするのはイマイチ。で暴飲暴食は一時的なストレス解消にはなるかもしれませんが、太ることやたくさん飲んでしまったという罪悪感を覚えやすく、また新たなストレスになってしまうことも。適度な量に抑えるのが安心です。

また、ストレスが溜まったときに食べがちな脂っこい食べ物や甘いものは、抗ストレスホルモン作りに必要なビタミンB群を消費してしまうので要注意。飲み物は無糖のものを選ぶなど、なるべく食べないように注意したい。

カフェインの摂りすぎ

コーヒーや緑茶はポリフェノールが含まれるのでリラックス効果が得られますが、摂りすぎると神経が緊張してしまいイライラが増してしまうことにも。カップ1〜2杯程度で適度に、がおすすめ。

ネットサーフィンやゲーム

イライラしてしまうとスマホでひたすらネットを見たりゲームをしてしまうなんていう人も多いはず。でも、スマホは見始めるとなかなか終わることができなくなってしまうもの。目や肩の疲れにもつながってしまうのでやりすぎは要注意。スマホをずっと持っていないと落ち着かないなんていうことにもなり逆効果。

イライラしないためにできることは?

イライラしたくないなのに感情があふれてしまうと悩んでいる人も多いですよね。どうすればイライラといった負の感情をなくすことができるのでしょう?

誰かと比べることをやめる

つい、私だけどうして?と考えてしまいがちなのが仕事や育児。上手にやりくりしている人と自分を比べてしまうとイライラが増してしまいますよね。特にSNSを見ると人との違いを感じてしまいやすいのでちょっと距離を取るのも一案。SNSにはみんなキラキラした部分だけをアップしているものと頭の片隅に置いておいて。

自分を大切にしてあげる

育児中のママ・パパは自分のための時間を持つことが難しいですよね。常に子ども優先、家族優先と思って動いていると自分の気持ちが置いてぼりに。自分だけの時間を持つことで、自分自身をいたわってあげることも必要。ママ・パパの中で役割分担できなければシッターさんを活用するなどして、ほんの少しでも定期的に自分の時間を持つことが大事。ゆったりとした気分になれればイライラを溜め込むことが減るはず。

簡単マインドフルネス

イライラしてしまうと負の感情がどんどんあふれてくるなんていう経験もあるのでは。そんな感情に飲み込まれないためには、マインドフルネスを活用できると効果的。息を吸うときに1と数え、吐くときに2と数え呼吸に集中しながら10までやってみると、振り回されていた感情が落ち着くはず。簡単にどこでもできるのでぜひ試してみて。

イライラは溜め込む前にスッキリ解消!

自分だけのイライラ解消法は見つかりましたか?イライラした気持ちは我慢しているとどんどん溜まってしまい、大きな負のエネルギーになってしまいます。自分ではどうしようもなくなってしまう前に、こまめに息抜きをしていくことが大切。イライラしたらこれをやる、と見やすいところにメモしておくのもおすすめ。上手にイライラを解消してスッキリした気持ちで過ごしてくださいね。

文・構成/HugKum編集部

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