子どもが「うるさい」と思ってしまうのは私だけ? ついイライラ…我が子が外で注意されたときの対処法も

SNSなどで育児中の著名人や友人の投稿を見ては、「みんな毎日笑顔で子育てを楽しんでいるなぁ…」と落ち込んだ経験はありませんか?  こんなにガミガミ怒ってしまうのも、子どもが騒ぐたびにイライラしてしまうのも、ひょっとしたら私だけなのかな…という疎外感のようなものに苛まれることは、決して珍しいことではないと思います。

今回は、子どもを「うるさい!」と思ってしまう負の感情や、そのときの対処、また外で子どもが騒いでしまったときの対応について、ママやパパたちの意見を集めてみました。

正直、子どもが『うるさい』と思うことは?

「赤ちゃんは泣くのが仕事」、「子どもは元気が一番」などとよく言いますが、どんな時でも子どもに対して寛容な心を持ち続けられる人ばかりではありません。今回は、HugKumが実施したアンケートで、子どもを「うるさい!」と思ってしまう時とそのときの対処、また外で子どもが騒いでしまったときの対応について、ママやパパたちの意見を集めてみました。

Q.子ども(自分の子もよその子も含めて)がうるさいと思うことはありますか?

Q.子ども(自分の子もよその子も含めて)がうるさいと思うことはありますか?

半数の人が「ある」と回答。「ときどきある」と合わせると多かれ少なかれ、ほとんどの人が子どもに対してうるさいと感じたことがあるという結果に。

どんなときに思う?その理由は?

次に、うるさいと思うことが「ある」or「ときどきある」と答えた方々に「どんな時にそう感じてしまうか」を聞いてみると、実にさまざまな意見が飛び出しました。

子どもの喧嘩

そもそも誰かが言い争う声自体、聞いていて気持ちのいいものではありませんよね。それが子ども×複数人ともなるとその威力は凄まじいものに…。自宅で子どもたちと過ごす時間の多いパパママさんは特に、子どもの喧嘩が始まると「勘弁して~!」と頭を抱えてしまうものです。

「兄弟ケンカしているとき」(40代・東京都・子ども4人)
「子供同士喧嘩してるとき」 (30代・神奈川県・子ども2人)

仕事や家事に集中したいとき

在宅ワークや趣味の読書など、何かの作業に没頭したい時にどうしても気になってしまう子どもの声。「ちょっとの間でいいから静かにしててね」をなかなか守ることができないのが子どもというもの。頭ではわかっていても、つい溜め息をついてしまいます。

「集中したいときに大きな声で遊びだす。」(40代・大阪府・子ども2人)
「集中したいのにできない。 自分の時間がない」(40代・愛知県・子ども2人)

騒いでいるとき

子どもは周囲の状況を把握する能力が未発達なので、年齢が低ければ低いほどいつでもどこでも自分の欲望のままに振る舞ってしまいます。静かな状況で泣き叫ばれてしまったり、きょうだいなど2人いっぺんに話しかけられたりしてお手上げ状態になってしまうママもたくさんいるよう。

「2人同時に話し出す 狭い家の中でギャーギャー騒ぐ」(40代・神奈川県・子ども2人)
「いうことを聞かず暴れまわっているとき」(20代・神奈川県・子ども1人)「泣き騒ぐ時、周りが静かな状況である時。」(40代・神奈川県・子ども2人)

忙しいときのわがまま

忙しくて自分に余裕がない時に限って、わがままや要求をぶつけてこられると、頭の中はパンク状態に…。

「家事などで忙しい時に遊んでと騒ぐ」(40代・千葉県・子ども1人)
「忙しいときにわがまま言われたり泣かれたとき」(30代・神奈川県・子ども1人)

遊んでいるとき

子どもは遊んでいると、ついヒートアップして声が大きくなってしまうことも。特に男の子同士で繰り広げられる白熱の戦いごっこは、そこから最終的に喧嘩へと発展するケースも多く、頭を悩ませるているママ・パパが多いようです。

「ゲームをしてうるさい」 (40代・山口県・子ども2人)
「ずっと体を動かして、戦いとかしてる時」(40代・愛知県・子ども1人)

同じことを何回も言う

何度も同じ質問をぶつけてきたり、同じアニメの話を延々語ってきたり…。「それさっきも聞いたよ?」と言っても全く効果がないのは子どもあるあるですよね。

「しつこく同じ事を何回も言って来る時」(40代・神奈川県・子ども1人)
「何度も同じ話をしている時」(30代・北海道・子ども2人)

疲れているとき

仕事で疲れて帰ってきたにもかかわらず、休む間もなく夕飯の用意や家事に追われるという日々を送っているママさん・パパさんもたくさんいます。そんな疲れている時には、子どもの音声スイッチを一旦オフにさせてほしい…と思ってしまうことも。

「一日中走り回って大声で歌ったり騒いでいるから。可愛いと思うことの方が多いですが、私が疲れている時や体調が悪い時はすこしうるさいなと感じてしまう。」(20代・東京都・子ども2人)
「疲れているときにいろいろまとわりつかれると辛い」(30代・東京都・子ども2人)

どこでも大きな声を出す

周囲の迷惑を顧みず、飲食店などの公共の場で大声を出している子どもにギョッとしてしまうという意見も多数寄せられました。

「公共の場所で大騒ぎしている子供を見るとき」(40代・千葉県・子ども2人)
「賃貸住宅に住んでいるが、家の中で平気で騒がせている家庭が多いから」(50代・東京都・子ども1人)

大事な場面で遮られるとき

ママ友・パパ友や夫婦で話し込んでいる時に「ちょっと待ってね」と言っても何度も子どもに話しかけられたり、ドラマの感動シーンを台無しにされてしまったり…。大事な場面を遮られるとついイラッときてしまうものです。

「大事な話を夫としているとき」(30代・東京都・子ども1人)
「良いドラマのシーンでも、茶化してしまって雰囲気が壊れる時。」(40代・千葉県・子ども2人)
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外で子どもが『うるさい』と注意されたことは?

自分が我が子や他人の子どもに対して『うるさい』と感じてしまうことがあるのなら、その逆ももちろんあり得ること。そこで、自分の子どもが他人に注意されてしまった経験があるかどうかについても聞いてみることに。

Q.自分の子どもがうるさいと周囲から注意を受けたことはありますか?

Q.自分の子どもがうるさいと周囲から注意を受けたことはありますか?

7割の人が「ない」と答えたものの、およそ5人に1人は注意を受けてしまったことがあるよう。どんなシチュエーションだったのかを、詳しく見ていきましょう。

レストランで食事中に

子ども連れの多い賑やかなフードコートならまだしも、普通の飲食店では店内の状況によって子どもの声が目立ってしまうことも…。純粋に食事を楽しみに来ている人からしたら、子どもの声は騒音のように感じてしまいがち。

「子供が1歳ぐらいの時、お友達と一緒にご飯を食べに行き子供が店内で騒いだら、年配の男性に、くるなと言われた」(30代・福岡県・子ども3人)

スーパーで買い物中に

突然スイッチが入って泣き叫び、何をしても泣き止まないのは赤ちゃん期にはよくあること。それがスーパーなどの公共の場で始まってしまうと周囲の視線が突き刺さって余計に焦りますよね。

「赤ちゃんの頃、スーパーで泣いたら怒られた」(40代・東京都・子ども2人)
「スーパーで大きな声を出していた時に高齢の男性から注意を受けた。」(40代・神奈川県・子ども1人)

マンションなどの集合住宅で

子どものいる家庭にとって気を付けなければいけないのが、騒音による周囲とのトラブル。家の中では走らない・飛ばないを徹底し、どれだけ気を遣って生活していても苦情が来てしまうこともあったりと難しい問題です。

「下の階の方から、管理会社を通じて、足音がうるさいと苦情がきた。」(40代・東京都・子ども2人)

習い事に行くときに

さまざまな年齢層の人が利用する複合施設で習い事をしていて、そこで注意を受けたという人も。公共の場では特に静かにしなければならないことを、子どもに日頃から伝えていくことが必要です。

「ビルの3階で習い事をしており、1階が眼科で、階段を降りて行ったら見知らぬ人に病院が入ってるのだから静かにしなさいと言われた」(40代・神奈川県・子ども2人)

高速バスに乗っているときに

電車やバスなど公共の乗り物に乗っている時に注意をされたというのもよく聞く話。特に長時間の乗車は、飽きてしまった子どもがいつぐずりだすかとハラハラしてしまいますよね。

「高速バスで帰省中、2歳の子が外を見ながらお話ししたり、歌を歌ったりしていたら、寝ている人もいるからと注意された」(30代・沖縄県・子ども2人)
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もし、注意を受けたらどう対応するべき?

では実際に子どもが他人から注意された時には、どう対応するべきでしょうか。置かれている状況や原因となった事柄にもよりますが、何より大事なのはきちんと謝ること。そして注意を受けたことについて、改めて子どもと話し合う時間を設けることです。

対処法① まずは素直に謝る

迷惑をかけてしまったことについて、まずは素直に謝ることが大切です。場合によっては相手に理不尽な怒り方をされたり納得がいかない時もあるかと思います。ですが変にもめたり、万が一子どもが巻き込まれてしまうかもしれないといったリスクも考え、なるべく穏便に済ませましょう。

対処法② 子どもを落ち着かせるため、一旦その場から離れる

注意をされた原因にもよりますが、泣き声によって注意を受けてしまい、すぐに泣き止ませることが困難な場合は謝り、その場から一旦離れるのが◎。飲食店や公共施設にいてすぐに外に出られる環境であれば、子どもが落ち着くまで屋外で待ちましょう。その際は謝ったあとに「子どもが落ち着くまで、一旦外しますね」などと一言声をかけると角が立ちません。

対処法③ 迷惑をかけてしまったという事実を子どもと共有する

子どもが言うことを理解できる年齢であれば、その場で親が謝って終わりではなく、どうして注意をされたのか、何が迷惑になってしまったのかについて、直後に子どもと話し合う時間を設けましょう。
その際に気を付けたいのが「ほら、怒られちゃったでしょ!」などと第三者を引き合いに出して叱らないようにすること。誰かに怒られるからダメという言い方だと「見つからなければいいんだ」、「怒られなければやってもいいんだ」と考え、なぜやってはいけないのかを理解しないままになってしまいます。
「他の人の迷惑になることをしたから注意されたんだよ」と、まず根本的な原因を理解させることが大切です。

期間限定の悩みだと割り切り、気負いすぎないで

我が子に対してうるさいと感じてしまうママやパパがたくさんいるということは、他人が自分の子どもに対して同じように感じている可能性も十分にあるということ。とはいえ、どれだけ常日頃から厳しく言い聞かせていても、どうにもならない時もあるのが子ども。普段はあまり騒がない子でも、友だちと一緒だとテンションが上がってしまったりと、親でさえ制御不能になってしまう場合もありますよね。

幼稚園→小学校と成長するにつれ子どもと共有する時間は次第に減っていきます。それに加えて状況の判断力や声のボリュームについて子ども自身も自然と学んでいくので、「うるさい問題」に関しては成長と共に徐々に解消されていくはず。子どもとの自宅時間に限界を感じていたり、迷惑をかけてしまったらどうしよう…と子連れでの外出を億劫に感じてしまうママ・パパも、数年後には「あの頃は大変だったなぁ…」と笑顔で思い返せるほどになっているかもしれません。

構成・文/鈴木美奈子

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