子どものおもちゃを手作りしてみませんか?おもちゃを作っている時間は、子どものことを想う時間。その想いは、おもちゃを使う子どもにも伝わることでしょう。
ここでは、子どもたちが夢中になるおもちゃ、これからの季節にピッタリなぬくもりのある布おもちゃなど、簡単手作りおもちゃを紹介します。
シンプルな形の組み合わせで作れる つながるおさる人形
両手や両足についた面ファスナーで子どもの腕や足につかまったり、しっぽでぶら下がることもできるおさるさん。タオルやフリースなどのフワフワした布を使うと、肌ざわりもよくて抱き心地も抜群です。
材料
・布
・フェルト
・手芸用わた
・面ファスナー
・ボタン
・ゴムひも
作り方
1 体用の布(15×18㎝のだ円形)2枚を中表に重ね、返し口を残して、周囲を縫う。
2 1を裏返して手芸用わたを詰め、返し口を縫ってとじる。
3 フェルトを顔、目の形に切って縫いつけ、表情をつける。
4 手と足の布(15×3㎝)2枚を中表に重ね、返し口を残して周囲を縫う。これを4組作る。
5 4を裏返して手芸用わたを詰め、返し口を縫ってとじる。
6 5の先に直径2㎝の面ファスナーを縫いつける。これを面ファスナーのオス・メス各2組作る。
7 体に手足を縫いつける。
8 しっぽの布(15㎝×2㎝)2枚を中表に重ね、半分に折ったゴムひもを輪が内側になるようにはさみ、返し口を残して周囲を縫う。
9 8を裏返して手芸用わたを詰め、返し口を縫ってとじる。
10 尻に9を縫いつけ、背中にボタンをつける。
記事監修
布おもちゃ作家。布育普及協会代表。保育園に約12年勤務したのち、保育者の目線と育児経験をもとに、オリジナルの布おもちゃを製作。手作りキットのお店「ゆっこ・とい」を立ち上げ、保育者を対象にした「保育セミナー」や子育て中のお母さん、お父さんを対象にした「布おもちゃ講座」で講師として活躍している。布育普及協会