全芯色えんぴつ「パスティック」って知ってる?小学校でも推奨されているコスパ抜群文具のヒミツ。

小学校で必須アイテムとなる色えんぴつですが、木軸のものではなく「全芯色えんぴつ」というものをご存じですか?
発色がきれいで使いやすい!初めて使う色えんぴつとしてもおすすめの、ぺんてるから販売されているパスティックの商品についてやHugKum読者のレポートもまとめて紹介します。

パスティックを知ってる?全芯色鉛筆とは?

皆さんは、ぺんてるから販売されている全芯色えんぴつ「パスティック」をご存じですか?全芯色えんぴつという言葉を初めて聞いたという人もいるのではないでしょうか。そこで、HugKum読者のママパパは知っているのかどうかリサーチしました!

パスティックという商品を知っていますか?

アンケート調査:HugKum 読者 有効回答数395名 集計期間4月30日~5月14日

 

1/3のパパママは、パスティックという商品名を知っていました!パスティックは、1980年に発売されたぺんてるの全芯色えんぴつで今年40年を迎えるロングセラー商品です。

 

「全芯色えんぴつ」という言葉になると、知らないという人が増えました。確かに、あまり聞きなれない言葉ですよね。

全芯色えんぴつとは?


「全芯色えんぴつ」とは、見た目の通り木軸がない芯だけで出来た色えんぴつのことです。画像をみて、「これのことか!」と思った人も多いのではないのでしょうか。全部芯だから、たくさん使えてコスパが良い!なんと、1本で塗れる面積は畳約1枚分!木軸の色えんぴつと比べると約2倍塗ることができます。

全芯色えんぴつのいいところ

全芯色えんぴつだから、どんなに使っても削る手間なく描き続けられる!子どもが学校で色えんぴつを使うときに上手く削れなくて、好きな色で絵を描くとこができないという心配もありません。子どもが安心して気持ちよく使える、色えんぴつです。

学校でも推奨されている色えんぴつ

全芯色えんぴつは、「家で使う分にはいいけれど、色えんぴつとして学校で使っていいの?」と疑問に思う人も多いようですが、ぺんてるから販売されているパスティックは、小学校の授業で使う教科書準拠の描画材として選ばれているので、生活、理科、社会、図工などの授業で使う色えんぴつとしておすすめの商品です。

立命館小学校 室田太郎 教諭
「ぺんてるの全芯色鉛筆は、軽いタッチでも発色がよいため濃淡の変化が美しく幅の広い彩色が可能です。また、色を重ねて混色することができるため、図工の授業では子どもたちが自分で見つけた‘こだわりの色’をつくって楽しみ、色彩感覚を磨きます。高学年では、水彩絵の具の仕上げとして色鉛筆を使うことが多くあります。水でにじむことが無いため、安心して色に深みを出すことができます。また、線描をいかした立体感のある絵にも挑戦できます。質の良い画材は、描いていて気持ちのよいものです。‘きもちいい’感覚をもつことは造形表現が好きになる大切な一歩になります。」

全芯色えんぴつ子どもにおすすめの理由とは


小学校の先生も推奨する全芯色えんぴつは、良いところがいっぱい!子どもにおすすめの理由をまとめました。

発色へのこだわり

【粒子が細かい】グラデーションや重ね塗りも綺麗


ぺんてる独自の特殊配合の細かい粒子で色同士の馴染みが良く、グラデーションや重ね塗り、つやだしが綺麗にできます。また、色同士が自然になじむので、より自然な立体感を表現できます。

【色へのこだわり】日本由来の色で、クレヨン絵の具とも同じ色出しに


使い心地だけでなく色にもこだわっているパスティックは、日本由来の色合いで発色も鮮やか。クレヨンやパスと近い色が再現されています。軽いタッチで、ムラなくきれいに塗ることができます。
従来の12色に加えて、小学校の先生の意見をもとに、学校の授業に合わせて選んだ、あるとより便利な「使える3色(あおみどり・こげちゃ・むらさき)」をプラス。植物・昆虫などの自然観察・山地や平野の塗り分けなどで使いやすい色は、お絵かきだけではなく小学校の授業や宿題にもぴったりなアイテムです。

折れにくい!


パスティックは折れにくいので、力の加減がまだ難しい小さな子どもや強い筆圧の人でも安心して使うことができます。また、木軸の色えんぴつと同じように、先端を尖らせた状態でも強度があるので、細かい絵もしっかり描けます。
クレヨンから色えんぴつに切り替えるときにもおすすめ!握ったときの感触は、さらりとしていて指当たりも良いです。

子どもの成長に寄与するポイントも


色えんぴつには、ひらがな・カタカナでわかりやすく色の名前が書いてあります。子どもが色えんぴつを使うことで、色の名前を自然と覚えることができます。

地球に優しい【バイオマスプラスチック】を使ったパッケージ

地球温暖化や大気汚染など環境危機が問題視される中、レジ袋が有料化されるようになりプラスチック問題に対する意識も高まっています。
【バイオマスプラスチック】とは
植物や動物などの生物全般から生ゴミまですべてを含む「生物由来の資源」を原料として、つくられるプラスチックのことです。環境に優しい資源を原料にすることで、地球温暖化の防止や化石資源への依存度低減に貢献するとして、注目されています。

ぺんてるは、昨今の深刻な環境問題を踏まえ、未来の子どもたちのためにできることから始めるとの考えから、パスティックに環境に配慮したバイオマスプラスチックを使用したパッケージを採用。ケース部分はバイオマス度25%のプラスチックにて形成し、日本有機資源協会にて、認証番号も取得済みです。

HugKum読者親子2組がパスティックを体験!

小学生のお子さんがいるHugKum読者2組の親子に、パスティックを使って実際に絵を描いてもらい使い心地の感想を聞いてみました!

発色がよく細かい絵も描きやすい!


(小学2年生、小学6年生のお子さん)
ママ:

「学校で使う色えんぴつというと木軸のイメージが強かったので、全芯色えんぴつも使っていいんだ!ということに驚きました。子どもが漫画を描くのが好きなので、鉛筆削りで芯の太さを調整すれば細かい絵もちゃんと描けて使いやすそうです」

お子さん:

「描きやすい!間違ったところを専用の消しゴムで消せるのもいいと思いました」
「色えんぴつの色がきれいで、夕焼けを書くときに色を混ぜて描いたらきれいに仕上がりました。学校でもこれを使ったら上手く描けそう!」

カスが出にくいので紙や服が汚れにくく、細かいところもしっかり塗れます。白い服を着ていても安心ですね。

持ち運びに便利で使いやすい


(小学4年生のお子さん)

ママ:

「いま子どもが家と学校で使っている色えんぴつより、サラサラ描けて使いやすい!削らないで使えるので細かいゴミが出ないのも嬉しい。ケースにボタンが付いていて持ち運びしやすいので、キャンプのときなどに持っていきやすいです」

お子さん:

「川の水を描くときに、薄くてもきれいな色がでた。あおみどりがきれいな色なので、その色を使っていろいろな絵を描きたいと思いました」

見開きボックスタイプのケースは持ち運びやすいので、野外学習のときにも便利。軽い力で描いても色がきれいにでるので、いろいろな描写で描くことができますね。

小学校や初めての色えんぴつにおすすめの12色入りパスティック

12色+3色入り


税込価格:1,100円
色数:12色+3色
付属品:削り器、消しゴム、名前シール

定番の人気商品に小学校の授業で使いやすい色(あおみどり、こげちゃ、むらさき)の3色がサービスで付いてくる!ホック付きのケースになっているので、万が一落としてしまった場合にも飛び散ることを防ぎます。

12色入り【バイオマスケース】


税込価格:1,100円
色数:12色
付属品:削り器、消しゴム、名前シール

中身は定番の12色が入っていて、おどうぐばこの中で場所をとらないスリムパッケージタイプ。見開きのボックスタイプのケースは持ち運びにも便利!ランドセルに入れてもかさばらないサイズになっています。

お道具箱にも収納しやすい!


開いてもコンパクトなので、学習机の上に置いても邪魔にならない!のびのびと絵を描くことができます。

ぺんてるから販売されているパスティックについて紹介しましたが、いかがでしたか?画材を変えるだけで、子どもの創作意欲を掻き立て創造力を育むきっかけになることも。記事を読んで使ってみたい!と思った人は、店頭やインターネットでぜひチェックしてみてください。

ぺんてるホームページは>こちら

文/やまさきけいこ

構成/HugKum編集部

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