3歳になってもおむつが取れない!焦らなくていい?うまくいかない原因と対処法

周りの子供たちと比べたらダメとわかっていてもついつい気持ちが焦ってしまう「おむつ卒業」。入園に合わせてトイレトレーニングを終わらせておきたいものの、うまく進まず不安に感じているママパパも多いようです。

そこで今回は、先輩ママパパたちの「おむつ卒業」体験談を教えてもらい、アドバイスをうかがってみることに。3歳を過ぎてもおむつ卒業がうまくいかない原因と対処法を探っていきます。

3歳でおむつが取れないのは遅い?

2歳~5歳までのお子さんを持つママパパに、お子さんが3歳になるまでにおむつを卒業していたか伺ってみました!一般的に、3歳でおむつが取れていないのは遅いのでしょうか?

Q.3歳までにおむつを卒業できましたか?

今回のアンケート結果からは、半数のお子さんが3歳までに「おむつを卒業」していることがわかりました。次に多かった「夜だけ卒業できていない」は25%を占め、3歳までに日中はおむつなしで過ごせられるようになっていたよう。一方、3歳の時点でおむつが「まだ卒業できていない」、もしくは「トレーニング中」であるとの回答は18%を占めました。多くの家庭で、3歳までにおむつ卒業、もしくは卒業に向けてトレーニングをしているお子さんが多いことが判明した一方、3歳になってもまだトレーニング中であったり卒業できていないケースもけっして少なくないということもわかりました。

※今回は2~5歳のお子さんがいる親を対象にしていたため、まだお子さんが2歳の場合は、「3歳未満」と回答しています。

ママパパの体験談

お子さんの「おむつ卒業」についてママパパたちに体験談を伺いました。おむつ卒業に苦労したと感じたママパパも少なくないようで、おむつが外れず悩んでいたという声も聞こえました。

「トレーニングパンツで寝ていてもなぜか背中の方へおしっこが流れて布団を汚すことがあり、本人も苦痛だったようでお漏らしをしないよう自身で意識づいたことはありました。」(40代・鳥取県・子ども2人)
「お昼寝の時のトイレは大丈夫だけど、夜のトイレが毎回失敗してすごく悩んでいた時期があった。2年生でやっととれた。」(40代・奈良県・子ども4人)
「うんちのみ卒業が遅かった」(20代・東京都・子ども1人)
「おしゃべりが得意じゃなかったので、おしっこが出そうということを子供が言葉で伝えてくれず苦労した。」(30代・千葉県・子ども3人)
「怒ったり、アッ!!などと言ったりすると、進まなくなる。」(30代・東京都・子ども3人)
「土曜日だけ通っているこども園ではトイレに行けるが、家では一切拒否。 (30代・香川県・子ども2人)

子どものおむつが取れない理由

では、おむつが取れない原因はあるのでしょうか。3歳を過ぎてもなかなかおむつが取れないことはめずらしくありません。考えられる原因を知ることで、ママパパの焦りを緩和することができるかもしれません。

排尿機能発達の問題

一般的に、2~3歳になると昼間起きている間に尿意を自覚することができるようになるといわれています。しかし、排尿機能はまだ十分発達しておらず、尿意を感じると反射的に膀胱が委縮し、勝手におしっこが出てしまうのが当たり前。尿意を感じ、反射的に排尿を抑えトイレまで我慢するといった排尿機能の発達には子供の成長過程のひとつで、時期には個人差があります。

日本小児泌尿器科学会によると、排尿機能の発達は早くて3歳で完成し、遅い場合は7、8歳になってもまだ排尿機能が完成しないこともあるようです。就学時期を過ぎても昼間にお漏らしをすることがある場合、原因を見つけて治療が必要なケースもあるので、心配な場合は医師に相談するようにしましょう。

夜のおむつ外しは根気よく

昼間におむつは外れたけれど、夜間のおむつがなかなかとれないということはよくある事。夜間寝ている間に尿意を感じ反射的に排尿を我慢できるようになるのは、昼間におむつが取れてから次の成長段階であります。体の準備が整ったら自然におむつが必要でなくなったというケースもよくあり、成長段階のひとつを気長に見守る事も大切です。

おもらしの不快感がない

おむつの画期的な進化によって、排泄をしてもすっきりと快適なはき心地が持続するおむつが増えており、不快な感覚が自覚しにくくなっていることもあるよう。おむつを卒業できるようになるには、パンツにおしっこやうんちをして気持ち悪いという不快感を覚えることも大切です。トイレトレーニング用おむつは、普段使うおむつと違い、排せつした時の濡れた感覚がわかりやすくなっており、子供が不快感を覚えることにつながります。

ママパパにとってもトイレトレーニング期は洗濯やお掃除の負担もさらに増え根気が必要となりますが、卒業おむつやトレーニングパンツをうまく取り入れて子供と一緒に乗り切りましょう。

焦りが子供のプレッシャーになることも

周りの多くの子供がおむつを卒業していることもあり、ついついママパパの気持ちが焦ってしまうことも。親のイライラが子供を不安にさせてしまい、おむつ卒業の逆効果となってしまっている事もあるようです。お漏らしをしてもきつく叱ることはせず、子供が安心してトイレトレーニングができる環境を整えてあげることが大切です。強制的にトイレに行かせるのではなく、子供が楽しみながらトイレに行ける方法を探ってみましょう。

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3歳を過ぎた子のおむつはずしのポイント

では、おむつが取れないときの対処法はあるのでしょうか。3歳を過ぎたお子さん向けのおむつ外しのポイントをみていきましょう。

焦らずタイミングを見極める

おむつ卒業には、それぞれのお子さんのトイレトレーニングを始めるタイミングを見極めることが大切です。おしっこの間隔が3時間程度あくようになった、もしくはトイレについて来るようになり興味を持ち始めたなどといった変化が子供に見られるようになったらトイレトレーニングを始める準備ができているサインです。周りの子供と比較することはせず、日々の子供のサインを見逃さないようにし、それぞれのお子さんのペースで進めていきましょう。

トイレに行く習慣をつける

数時間おきにトイレに行くようにするなど、時間を決めてトイレに行く習慣をつけてみましょう。多くのものに興味を示し好奇心も旺盛な幼児期は、遊びに夢中になっておしっこをするのを忘れていたなんてこともよくありがちな時期です。ママパパが時間を意識してみるようにし、尿意がなくてもトイレに座らせるなど一定の間隔でトイレに行くように促してみるのもいいでしょう。

しっかりほめて子供のモチベーションを高めてみて

お気に入りのキャラクターが描かれたパンツを一緒に買いに行ったり、トイレにごほうびシールを集めるポスターを作ったりするなどして、子供がトイレに行くことが楽しくなる方法を試してみましょう。そして、トイレできちんと排せつできたら褒めてあげることも忘れずに。おむつ卒業に向けて子供のモチベーションを高めるゲームや絵本を試してみるのも効果的です。

先輩ママパパのアドバイス

先輩ママパパたちはどのように子供におむつを卒業させることができたのでしょうか。おむつ卒業準備中のママたちに向けたアドバイスと共に成功したコツや方法を教えてもらいました。ある程度の時期が来たら自然に卒業できるので焦りは禁物という声が多数みられました。

「ごほうびシール表をトイレに貼ったら割とスムーズにトイレまで誘導できた。あとは自然に任せて焦りすぎないことが大事だと思う。時期が来れば自然にできるようになるので。」(30代・千葉県・子ども3人)
「長い期間トイトレしたからと言っておむつが外れるわけではなく、体や機能がある程度成長してからトイトレした方があっさり取れました。」(30代・埼玉県・子ども2人)
「女の子なので、オシャレなパンツを買ってあげたら喜んでオムツから離れてくれました。」(40代・東京都・子ども1人)
「保育園に入園し友達がオムツでなくパンツで過ごしていることに刺激を受けてオムツを卒業できた」(30代・静岡県・子ども2人)
「漏らしてしまうと気持ち悪いみたいで嫌がるのでそれがきっかけでできるようになってきた」(40代・東京都・子ども3人)
「冬は寒くてトイレトレーニングは難しいし本人もかわいそうなので焦らず夏に集中してやりました。」(40代・鳥取県・子ども2\_人)

焦りは禁物!楽しみながらおむつ卒業をむかえましょう

幼児期の段階的な体の機能の発達によって、子供は大人と同じように尿意を感じ反射的に我慢できるようになっていきます。体の準備ができたら自然とおむつがとれたという先輩ママパパたちの声も多数聞こえ、子供のペースに合わせて気長に見守ってあげることも大切であることがわかりました。ストレスに感じることなく、子供と一緒にトイレトレーニングを楽しみながら乗り越えていきたいですね。

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文・構成/HugKum編集部

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