トレーニングパンツはいつから?
トレーニングパンツを履かせるタイミングはいつごろがいいのでしょうか。
おすすめのタイミングは「ひとり歩き」「言葉の理解」ができたら
一般的に、「2歳後半から3歳」にトイレトレーニングを始めるといわれています。この頃には、しっかりとしたひとり歩きや簡単な言葉の理解ができるようになっているのが理由。トイレに行きたいと思った時に言葉で意思表示ができたり、自分でトイレやおまるに行けるようになっていれば、子どももママもストレスを感じることなく、スムーズに取り組めます。でも、子どもの成長には差があり、おもつ外しは子どもの心身の発達にも関係してくるので、無理なトイレトレーニングでトイレが嫌だという気持ちを植え付けないことがポイントです。目安にとらわれず、親子ともに納得したところでトライしてみましょう。
Q.トレーニングパンツはいつから履かせましたか?
HugKumでは、ママたちにトレーニングパンツをいつから履かせたかをアンケート調査しました。トレーニングパンツを履かせた年齢はいつ頃なのか聞いてみました。
結果は、半数以上が2歳半からという答えに。3歳から幼稚園に入る子が多いのでそれを機にということが要因の1つでしょう。また、履かせなかったというママも少ないながらもいますが、大半はトレーニングパンツを活用していることがわかりました。
トイレトレーニングを始めたきっかけ
続けて、ママたちがトイレトレーニングを始めたきっかけを聞いてみました。具体的でわかりやすいのでぜひ参考にして!
おしっこの間隔があく、回数が減る
おしっこを膀胱にためられるようになると、おしっこのタイミングが一定になってくるもの。自分で調整できるようになってきた証拠でもあるので、トレーニングがしやすくなります。
「オムツが2~3時間濡れていない日が続いてから始めた」 (30代・大阪府・子ども2人)
「オムツにおしっこする回数が減ったから 」(30代・岡山県・子ども2人)
トイレやパンツに興味を持つようになったら
誕生日を迎えたり、検診で他の子のパンツを見たりなど、お兄さん・お姉さんになりたい気分が高まると、トイレに興味を持つ子も多いですよね。そんな時こそトイレトレーニングのチャンス。
「上の子ののトイレに興味を持ったから 」(30代・神奈川県・子ども2人)
「子供と一緒に好きなキャラクターのパンツを買いに行って、子供が履いてみたいと言ったので」 (30代・福島県・子ども4人)
トイレを知らせてくれるようになったら
おしっこが出る感覚を自分で掴み、言葉や行動でトイレに行きたいと伝えられるようになったら、逃さずトレーニング開始!
「おしっこが出るときにモジモジしだしたら 」(30代・秋田県・子ども2人)
「自分からトイレを教えてくれるようになった頃に 」(30代・埼玉県・子ども1人)
幼稚園の入園をきっかけに
幼稚園によっては、オムツが外れていることが条件になっていたり、暗黙のルールになっているところも。ママはちょっと焦ってしまうかもしれませんが、子どもに理由を話して聞かせながらトライしてみるのが良さそうです。
「幼稚園の受験があったので、トイレが一人でできないと受験資格がなく、トレーニングを始めた。 トイレの時間の間隔をはかって、おむつからトレーニングパンツに変えた! 」(40代・東京都・子ども2人)
トレーニングパンツの選び方
トイレトレーニングを上手に進めるのに欠かせないトレーニングパンツ。子どもにあったものをするにはどんなところもチェックすれば良いのでしょう?
パッドの選び方や種類
トレーニングパンツには大きく、紙製と布製に分かれます。紙製は使用後にすぐ捨てられるので、洗濯の手間がかかりません。布製の方はより、おしっこをした感覚が分かりやすいというメリットがある一方で、紙製よりも吸収力に欠けたり、毎回の洗濯がデメリットです。とはいえ、布製でも3層、6層とおしっこを吸収するために股の部分が多層構造になっているものも多いので、自宅や外出時など上手に使い分けするといいですよ。
サイズの選び方
トレーニングパンツを履いたからといって、すぐにお漏らしがなくなるわけではありません。なので、普通のお洋服のサイズ、オムツからの流れで体にあった大きさのものを選びましょう。また、布が分厚い場合もあるので、ガサガサしないようなフィット感も重視してあげるといいですよ。
必要な枚数は?
最初から大量のトレーニングパンツを購入する必要はありません。子どもによっては、6層などの分厚いトレーニングパンツは履き心地が悪く、嫌がる子もいます。また、数回使っただけでトイレができるようになれば、ほとんど使わなかったということもあります。最初は数枚を用意しておいて、お子さんが嫌がらないようであれば、さらに洗い替えを購入してみるのがいいでしょう。
人気トレーニングパンツのおすすめ
ママ・パパたちが使ってよかったというトレーニングパンツをラインナップしました。子どもが喜んで履いてくれるかどうかも重要なポイントのようです。気になったものをいくつか試してみるのがオススメ。
ユニチャーム トレパンマン
トレパンマンはおしっこの吸収力がよく漏れずに、でも子どもには濡れた感じがわかるので、ママも子どももゆとりを持ってトレーニングができます。また、濡れたら浮き出るお知らせサインつきなので、失敗しても楽しくコミュニケーションができます。
「子どもが好きな柄なので嫌がらず履いてくれるし、お手頃な価格だった」(40代・東京都・子ども2人)
パンパース おにいさん気分パンツ
パンパースのおにいさん(おねえさん)気分パンツは かっこいい 下着風デザインで、自分ではきたくなるような 賑やかなザインがポイント。1袋に2種類のデザインが入っているので、楽しみながら選べます。おしっこが最大4で回分とたっぷり吸収。最長12時間もお肌さらさらをキープできるので、万が一、気づかなかったり、長時間の外出でオムツ替えできなかったとしても安心です。伸縮性のあるウエストゴムなので、自分で簡単に履けます。
「脱ぎ着がしやすい」(30代・兵庫県・子ども1人)
アンパンマン おむつはずし応援パンツ
可愛いアンパンマンのトレーニングパンツは、股の部分に特殊プリント加工されていて、その部分が濡れるとアンパンマンの悲しいお顔が浮き出てくるというもの。「アンパンマンが悲しいお顔になる前にトイレへ行こうね」子どものやる気が上手に引き出せます。3層構造の程よい吸水性で漏れることなく、おしっこをした感覚は分かりやすいのでスムーズなトレーニングができます。
「1回分の排尿なら漏れないし、本人も漏らしてしまったと気づく事ができます」(30代・大阪府・子ども2人)
「3層タイプの薄手のものの方が、おしっこをした時の感覚や、パンツが濡れた不快感がわかりやすい点。また、洗濯しても乾きやすい点」(30代・三重県・子ども1人)
西松屋 2枚組6層吊り式トレーニングパンツ
6層構造で、おしっこをたっぷり吸収してくれるパンツは、体が大きくなり、おしっこの量が増えてきた時期にも安心して履かせられます。パンツは、内側を広げて干せば早く乾く吊り式タイプで洗い替えも楽ちん。万が一の伝いもれは表地でキャッチしてくれます。名前が書けるタグ付きで前後も分かりやすいのも、子どもが自分で履きたがるポイントに。
「安くて漏れにくい」(30代・秋田県・子ども2人)
「価格が安いので手軽に使える」(40代・愛知県・子ども1人)
トーマスのトレーニングパンツ
男の子が大好きな、きかんしゃトーマスの3枚組トレーニングパンツ。 前、後ろ側にもプリントがあり、履きたい気持ちを上手に刺激してくれます。 表生地・防水素材・パイル素材の3層構造で、軽い履き心地なのにしっかりガードしてくれる安心感があります。
トレーニングパンツ ハローキティ
股部分に防水性のある素材を縫い合わせたトレーニングパンツです。人気のキティちゃんの総柄やボーダーなど毎日のトイトレが楽しくなる3枚組。表素材は柔らかいスムース綿素材、内側の肌にあたる部分はタオル生地となっています。
トレーニングパンツなら楽しい気持ちで取り組める!
ママ・パパも憂鬱な気分になりがちなトイレトレーニング。ただオマルに座らせる、トイレと言う言葉を待つというのは、なかなかうまくいず焦ってイライラしちゃうなんてことも。そうならないためには、早々にトレーニングパンツを使ってみるのがベター。普通のパンツだと子どもも不安感が募ってしまうものの、出ちゃったとしても大丈夫だよ、とうまい声がけをしながら、可愛いトレーニングパンツに移行できたらしめたもの。ストレスなく、楽しいトイレトレーニングを乗り切ってくださいね!
あなたにはこちらもおすすめ
文・構成/HugKum編集部