キャンプは【SDGs】を学ぶ絶好のチャンス!知識ゼロのママが身近なことから始めた5つのこと

最近、雑誌やTVなどでもよく目にする『SDGs』という言葉。今の世界は、貧困や差別、環境問題などさまざまな問題を抱えていて、このまま放置していたら、子どもたちが大人になったときに地球が立ち行かなくなってしまうそう。なにかやらなくちゃ、と頭ではわかっていていても、問題が多岐にわたっているし、話の規模が大きすぎて、「いち主婦の私に何ができるんだろう?」と悩んでしまいます。

小学校でもSDGsのことを学んでいると聞くし、子ども向けのSDGsの本を購入し、親子で学んでみることに!本の中で「自分でできる簡単なことからでよい」と書いてあったので、我が家が大好きなキャンプで、身近なことから始めてみました!

『SDGs』初心者ファミリーがキャンプで実践!今すぐできる身近な取り組み

アウトドアが大好きなパパ主導のもと、我が家では年に10回以上もキャンプに出かけます。自然に触れたり、普段の生活とは違う不便の体験を通して、自然に「SDGs」を学べているのかもしれません。

今回は本で少~し身についた知識のもと、17項目の目標を意識してキャンプをしてみることに。

まずは自然に触れて「地球は人間だけのものじゃない」ことを実感しよう!

まずキャンプの醍醐味といえば自然との触れ合い。自分たちも森の一部になったような感覚を味わうことができます。地球は人間だけのものじゃないと至極当然のことも、都会にいたらふと忘れてしまうこともありますよね。

子どもたちもキャンプ場で虫や魚などたくさんの生き物に触れることで、動植物も支えあって生きていて、人間は「生態系の一部」ということを体感できます。

みんなの地球だから、人間がむやみに汚したり壊したりしてはいけない。少しの気づきで「森にごみを落とさないようにしよう」「ごみが落ちてたら拾おう!」子どたちが自然に実践してくれるのはうれしい限り。

キャンプ場は水場が遠い!限りある水を大事に使おう

日本では蛇口をひねれば水道から安全な水が出てくるのが当たり前。でも国土交通省によると、世界で「水道水をそのまま飲める国」は日本を含めてたった9か国しかないそう。

自宅にいたらあまり気づかない水の大切さもキャンプ場にいけば、炊事場から少し距離があるためジャグに水を汲んで使います。この作業がけっこう重労働。子どもたちにもお手伝いしてもらって、「こんな重い水を運ぶのに何時間もかかって学校にいけない子どももいるんだよ」という話もしました。

水道水を1分間出しっぱなしにすると12ℓもの水を使ってしまうんです。必要な時に必要な量だけ使い、限りある水資源を大事にする意識が芽生えます。

汚れはふき取り、環境に優しい洗剤を使う

水を無駄に使わないだけでなく、水を汚さない工夫も必要!魚が住める状態に薄めるにはてんぷら油20㎖ならお風呂30杯分、コップ1杯の牛乳でお風呂17杯分の水が必要になるそう。

キャンプ場では多くの人が環境に優しい食器用洗剤を使用していました。筆者もフロッシュというドイツ生まれの洗剤を愛用。自宅にあった空のミニボトルに詰め替えて持ってきました。

フロッシュ(R)は環境先進国ドイツで1986年に生まれ、世界40か国以上で愛されているハウスホールド衛生用品ブランド。自然界に存在する微生物によって水と二酸化炭素に速やかに分解され、自然に還ります。(4週間後に約90%が自然に還ります)

すぐ洗い流さず、いらない紙で余分なよごれを落とす

油などそのまま流してしまうのはNG!まずは、新聞紙やチラシなどでフライパンに残った油分やカスを集めて取り除きます。そのあとフロッシュで洗います。しつこい油汚れには重曹を使うのもおすすめ。

洗剤いらずがうれしい3COINSのシリコーンたわし

また、油分をそんなに使ってない食器は、洗剤をつけずに3COINSで購入したシリコーンたわしが便利。洗剤なしでもきれいに洗うことができます。

商品は公式サイトをチェック!

できるだけ脱プラ!ゴミ箱はチラシで作る

レジ袋が有料化になったり、世の中は脱プラスチックに向けた活動が広がっています。世界では毎年約800万トン、東京ドーム7杯分のプラスチックごみが海に流出しているそう。海にただようプラスチックは、細かく砕けてマイクロプラスチックになり、魚がえさと間違えて食べると、有害物質が体の中にとりこまれてしまうんです。その魚を食べたら有害物質が人間の体にも入ってしまいますよね!怖い!!

ゴミを入れるためだけにビニール袋を使うのはもったいない!そこで新聞の折り込みチラシを箱型に折り、簡易ゴミ箱に。いっぱいになったら燃えるゴミにポイっと捨てるだけで簡単。家でも使っています。

産地のものをおいしく!切り方を工夫してまるごといただく

「地産地消」もSDGsには欠かせない取り組み。というのも、日本の食料自給率は低く、食物の多くを海外からの輸入に頼っています。一方、地域で生産した野菜などを地域で消費していこうという動きも高まっていて、農業や畜産業など地域の生産者の保護や活性化などにも繋がっているそう。

筆者は今回長野県のキャンプ場を利用したのですが、道すがら農産物直売所に寄り、長野県産の野菜や果物を購入しました。旅先で購入することを地産地消と言ってよいのかわかりませんが、地域の生産者さんへ感謝の気持ちを込めて産地のものをおいしくいただきました。

リンゴは薄く輪切りにし、芯をくり抜くと食べやすくてゴミも減る

筆者がとくに最近気になっているのが「食品ロス」。日本では1年に25mプール2万個分の食品が捨てられているんです。世界では9人に1人が栄養不足だというのに、まだ食べられる食料が捨てられているのは心が痛い問題です。リンゴも普通に皮をむいてしまったらゴミになってしまうけれど、薄く輪切りにして真ん中を型抜きでかわいくくりぬくだけで生ゴミを減らせるし、皮に多くある栄養もまるごと摂取できていいことずくめ。

ほんの少しの心がけで未来がいい方に変わるかもしれない

SDGsを学び始めたばかりの筆者が、身近なところから実践できることをスタートしてみました。これから夏休みなどキャンプに行く方も多いと思います。SDGsを親子で学ぶ場所として、キャンプ場はとってもおすすめです。この夏、親子で一緒に地球の未来についてできることを考えてみませんか?

参考にした【子どもと一緒に読める】おすすめSDGs入門本はこちら!

こどもSDGs(エスディージーズ) なぜSDGsが必要なのかがわかる本

未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。専門的な言葉もやさしく説明しているので、大人にもわかりやすい内容です。

大人も知らない!? SDGsなぜなにクイズ図鑑

「SDGs(持続可能な開発目標)」がクイズ形式で楽しく学べます。「世界で学校に行くことができない子どもは、どれくらいいる」「気候変動によって生きていけない生物は何種類」など、子どもと一緒にクイズを解きながらSDGsが理解できます。巻末の「SDGsアイデア&アクションノート」は書き込み式なので、自分ごととしてSDGsを考えるきっかけに。

ムズカシそうなSDGsのことがひと目でやさしくわかる本


「SDGs」の全17の目標(ゴール)がユーモラスなイラストと文章で解説する、とびきりやさしいSDGsの入門書。環境マンガ家・カヌーイストとして世界中の大自然を旅し地球のリアルを見てきた本田 亮さんが、自らの体験をもとにわかりやすく教えてくれます。

文・構成/HugKum編集部

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