おしゃれママ・原田沙奈子さんの「おうち遊び6アイデア」にはクリエイティブな思想がいっぱい!

ファッションブランドAbelのディレクター兼プレスであり、5歳の女の子のママでもある「原田沙奈子さん」のお気に入りを紹介しているこの連載。8回目となる今回は、おうちで過ごす親子時間について伺いました。

今年は梅雨入りも遅く、もしかしたらいつもより外で遊べない日が多くなるかもしれません。そして、これから来る暑い夏、外に行かなくてもおうちで十分楽しく遊べるアイデアは参考になるものばかり! それでは原田さんがおすすめの過ごし方を紹介していきます。

アイデア① 紙粘土

粘土遊びって子どもが大好きな遊びのひとつですよね。

我が家で紙粘土遊びをするときのルールや遊び方を紹介します。

タンクトップはINして着る派(笑)。

下準備はしっかり!

母としては、服もテーブルも床も、汚れが気になるというのが正直なところ。

そこは気が利く旦那さんがテーブルに切り開いたごみ袋を貼り付けて、タンクトップと穴の開いたレギンスを着て準備万端に(笑)。

下準備をしっかりするルールで、むだにイライラしたり「あれダメ、これダメ」言わなくてよくなります。

色塗りまで楽しむ

ちゃっかり靴まで履かせてあげてるところがニクイ!

紙粘土は乾けば色が塗れるところも楽しい!

猫の形を作って色を塗るのは想定内だったけれど、まさかリカちゃん人形の洋服を粘土で作るとは!

子どもの考えることは本当に想像がつかないから、見てて感心することばかり。このドレスの形や色が夏らしくて私も好きな雰囲気。

アイデア② ハンドメイド

ある日、娘に「シルバニアファミリーでエルサするのどう?」と言われ、思いつきで大好きな「アナと雪の女王」と「シルバニアファミリー」を組み合わせて、ごっこ遊び。

この組み合わせ、すごく相性がよかった!というのも……。

こうして見ると、本当にお話に出てきそうに見えてしまうから不思議

例えば、このシルバニアファミリーの猫ちゃん。

娘が布を切ってリボンも巻いて着させていたもの。ちゃんと腕も通していたから驚きです!

ごっこ遊び+衣装作りが楽しい

2人でチクチクお裁縫したり、綿で雪を演出してみたり。家にあった布の端切れやリボンの切れ端、小っちゃいビーズなんかが大活躍します。

自らがアナとなり、他はみんなエルサ設定!

クマのお父さんにはクリストフ役をお願いしていたけど、他は全員エルサ設定の模様(笑)。「わたしはエルサ」「わたしもエルサよ」「わたしだってエルサなのよ」なんていうセリフが飛び交っていて、子どもが考える設定は面白過ぎました。

アイデア③ 思いっきりお絵描き

保育園から帰るや否や「えのぐ、やる!」って自分の部屋に行ってしまいました。

ハッとするような色合い。この感性は子どもならでは♡

子どもが集中しているときは見守る

夕飯も食べずに2時間くらい、自分の部屋にこもりきりだった娘。

テーブルとか洋服とか汚れていないかな?と気になりつつも、せっかく集中しているなら、と見守ってみました。

このとき着ていた服は、笑っちゃうくらい絵具まみれになってしまったけど「絵具制服にしよう!」と、強引にプラス思考に持って行きました(笑)。

アクリル絵の具は塗りやすくて◎

水彩絵具も素敵だけど、アクリル絵具は発色もよく、塗りやすいからか気に入っているよう。

出来上がった作品は「よるのくも」とのこと。

お絵かき帳もいいけど、キャンバスに描くのもおすすめ!

この白いものは雲を表しているティッシュ!

この雲を取ったものは「よるのそら」と名付けられ、以前ご紹介したインテリア記事にあるように、部屋に飾っています♪ 表面だけじゃなく、側面にもしっかり色が塗られていて、親子共々大のお気に入りです。

アイデア④ ベランダプール

暑い日のおうち遊びといえばベランダプールですよね!

娘の水着はJ.Crew。落ち着いたタイダイ柄が気に入っています!

カラフルなお砂場セットがおすすめ!

娘の水遊びに欠かせないのが、このアイスクリーム屋さんのようなセット。

たしか海外で買ったものなのですが、砂場でも遊べて優れものです。

娘がアイスクリーム屋さんの売り子で、かなり前のめりな接客をしてくるのが面白かった(笑)

アイスクリームの種類は、ストロベリー・ラムレーズン・ピスタチオ・マンゴーという大人っぽいラインナップでツボ。子どもが考えることは想像できなくて、そこが本当に楽しいですね♪

娘は途中、おやつタイムをはさみながら、なんと4時間も遊んでいました!

水着のあとがくっきり残るほど。それもよい思い出!

私は?というとプールに足だけ入れて、娘と会話を楽しみながら、昔行った海外旅行先のプールサイドや移動中に何度も読んだ本を読み返す幸せな時間♡

アイデア⑤ スライム作り

あの絶妙なさわり心地が楽しいのか、子どもってスライムが大好きですよね。

この写真は今年の5月くらいなんですが、だいぶ楽しかったようで連日スライム作りを楽しんでいました。ベランダでごはん食べたり工作したりするのに便利なIKEAのテーブル

お手軽スライムの作り方

水に絵具を溶かして好きな色を作り、洗濯糊とホウ砂を入れ、お好みの硬さになるまでグルグル混ぜたら出来上がり!

クッキー作り風の遊びに広がる

いい感じの硬さになったら、クリアファイルの上に広げて、クッキー作りみたいに型抜きして遊ぶことも!

きれいなピンクとか、グレーがかったピンクとか、いろんな色を作っていました

汚れが気になる遊びのルール

こういう汚れが気になる遊びは、我が家のルールとして、屋外&タンクトップがベスト!

大人はそれを見守りながら乾杯したり、娘も休憩にアイスを食べたりして、のんびり過ごす休日が幸せです。

アイデア⑥ パパとクッキー作り

以前の投稿でも書かせてもらったクッキー作り。レシピは一緒なんですが、ひとつ違うのがパパと作ったということ。このとき、私が入院中だったため、作っている様子をテレビ電話で見ていました。

頭に巻いたバンダナが職人っぽくてGOOD!

すごーくこだわった様子で作っているなと思ったものの、出来上がりを楽しみに一度電話を切ったんです。

「出来たよー!ジャジャーーン!」

ってかかってきたテレビ電話の映像を見てビックリ!

クッキーをのせているものは、カッティングボード風だけど、IKEAの保存容器の蓋(笑)

これ、右上から時計回りに、いつもの白雪姫→ラプンツェルだったけど、やっぱりやめてエルサ→普通じゃない白雪姫→シンデレラ。

まさか白雪姫が2人いたとは!

このプリンセスクッキー、とてもおいしかったようで、旦那さんに聞いたら、隠し味はメープルシロップと黒蜜だったそう♡

おうち時間は子どもとのんびり楽しもう♪

コロナ禍になり、おうち時間を過ごすことが多くなりましたが、家族で過ごすおうち時間の楽しさに気づくことができました。

子どもがやりたいことを一緒になって楽しんだり、同じ空間でそれぞれが好きなことをしたり。アレンジしながら楽しめるのもいいところ。これからも新しい過ごし方を発掘していきたいと思っています。

前回の記事はこちら!

お話を伺ったのは…

「Abel」のディレクター兼プレス
原田 沙奈子(はらだ・さなこ)さん

2006年にレディースブランド「Magnetic」にプレスとして就任、2008年には「Bouvardia」ではディレクター兼プレスを勤める。「Magnetic」の頃からの相棒である山本麗子氏と2011年に「Le abel」を設立し、新ブランド「Abel」でディレクター兼プレスなどのを担当。また、料理も得意で、2018年には、原田さんのレシピをまとめた書籍「着まわしサラダ(主婦の友社)を出版。

インスタグラム:sanakoharada

文・構成/本間 綾

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