離乳食のいちごはいつから?加熱方法、時期別の離乳食デザートレシピを紹介

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。今日のテーマは「いちご」。クリスマスが近づき、いちごがスーパーに並びはじめましたね。いちごの赤と甘いにおいを感じるととても幸せな気分になります。今日は、そんないちごにまつわる離乳食のお話と、離乳食レシピを紹介しますね!

離乳食でいちごはいつから食べていいの?

離乳食のいちごはいつから食べれるのでしょうか。

離乳食初期からOK

いちごは離乳食初期から食べることができます。初期は裏ごしをして種を取り除きます。中期以降は、種が入っていても大丈夫です。

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離乳食でいちごは加熱したほうがいいの?

離乳食でのいちごの加熱の必要性や加熱方法について紹介します。

最初は加熱して食べ慣れたら生のままにチャレンジ

<離乳食期は食材に火を通しましょう>というお約束ですが、果物は生でもOKの食材。ですが、加熱して酵素をとばすことでアレルギー反応を起こしにくいと言われていますので、加熱するとなお安心だと思います。また加熱することで軟らかくなって甘みが増し、食べやすくもなります。最初は加熱して食べ慣れたら生のままにチャレンジしてもOKです。

いちごの加熱方法

いちごを鍋で加熱するときの方法です。

1.いちごを赤ちゃんの月齢に合わせた大きさに切る

2.鍋にいちごと同じ分量の水を入れ、加熱する

いちごを使った離乳食の時期別レシピ(初期~後期)

いちごをそのまま食べるのは、もちろん美味しいですが、たまには手を加えていちごを調理してみるのもいいですね。いちごを使った離乳食レシピを各時期に分けて紹介します

【初期】 いちごミルクゼリー

初期の赤ちゃんも食べられるいちごデザートです

<材料>

いちご 10g
ミルク 30ml
片栗粉 小1/3

*ミルクは粉ミルクを作る時の分量で作る

<作り方>

1.いちごを裏ごし器でこして果汁にする

2.いちご、ミルク、片栗粉を鍋に入れて加熱

3.とろみがついたら火を止める

【中期】いちごチーズデザート

中期以降の赤ちゃんにおすすめのカッテージチーズを使ったデザートです

<材料>

いちご 20g
カッテージチーズ 5g

<作り方>

・いちごをみじん切りする

1.いちごとカッテージチーズを混ぜ合わせる

【中期】いちごの茶巾絞り

手づかみ食べもできるレシピ。さつまいもの甘さとイチゴの酸味が美味しいですよ

<材料>

いちご 10g
さつまいも 40g

<作り方>

・いちごは5㎜に切る
・さつまいもは蒸しやすい大きさに切る

1.さつまいもを蒸す

2.1をつぶしていちごを混ぜ入れる

3.ラップに包んで赤ちゃんの一口サイズに形作る

いちごとミルクを使った離乳食レシピ

【1歳以降~】 いちごバナナミルク

飲み物としてなので、1歳を過ぎてからのメニューです

<材料>

いちご 10g
バナナ 10g
牛乳 50ml

<作り方>

・いちごはヘタを取る

1.いちごとバナナと牛乳をミキサーに入れる

離乳食のいちごは冷凍保存できるの?

いちごを保存する一つに冷凍保存があります。冷凍保存するといちごの食感や味は変わってしまいますが、さっと離乳食に使いたいときなどに役立ちます。

1.いちごのヘタを取り洗う

2.水気をふき取り、密封できる袋などに入れて冷凍庫へ

冷凍保存したいちごは1週間で食べるようにしましょう。

離乳食のいちごに関する体験談

HugKum編集部では、12歳のお子さんがいるママやパパを対象に、離乳食のいちごに関するアンケートを実施しました。まずは、お子さんがいちごを食べた様子についてお聞きしました。

Q.離乳食でお子様はいちごを好んで(嫌がらずに)食べてくれましたか?

離乳食のいちご

なんと約6割のお子さんがいちごを好んで食べています。口にできているお子さんは8割近く。いちごは、離乳食の中でも大人気食材といえるでしょう。大人でもいちごは好きな人が多いですから、納得の結果といえるかもいれません。

実際のパパママの声を聞いてみましょう。

「いちごは加熱して食べさせていたんですが、美味しかったのか食いつきが良かったです。」(20代・鹿児島県・子ども1人)
「デザートで出すと喜んで食べていました。 そのうち、 デザートが出ないと、食事が終わらないと思うようになりました。」(30代・千葉県・子ども1人)
「一番最初に高めの甘い苺を食べさせたので、それ以来苺が大好きです。」(20代・愛知県・子ども1人)
「喉に詰まらないように小さめに切ってあげた。初めてのときは少し酸っぱそうにしてた あとは、牛乳やヨーグルトとスムージーにしてあげると喜んで食べていた」(20代・愛知県・子ども2人)
「酸っぱさが先に来ると嫌がるかと思い、先端部分だけを使用していた。」(30代・埼玉県・子ども2人)
「フルーツも食べさせたく潰したイチゴをスプーンであげていましたが口から出す頻度が高かったです。その都度洋服にも付けてしまい洗濯も大変でした。」(30代・埼玉県・子ども1人)

いちごの甘みは多くのお子さんに好かれているようです。このページの記事も参考にしてみてください。

春だけでなく、クリスマス時期もいちごを食べる機会は多いですね。親子で味わうことも食べるときの醍醐味。楽しく美味しくいちごを味わってくださいね。

 

記事執筆

中田馨|離乳食インストラクター

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在13歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、20年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで2500人が受講。

 

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