懐かしい! 子ども時代によく遊んだおもちゃといえば?
子どもの頃、どんなおもちゃで遊んでいたか覚えていますか? ゲームや人形、パズル、カード… さまざまにあるカテゴリーの中にも、とりわけ愛着を持って遊んでいたものがあったのではないでしょうか。
今回は、現在ママ・パパとして育児に励むみなさんが、子どもの頃はどんなおもちゃで遊んでいたのかをアンケート調査。寄せられた回答の中から、「こんなのあった!」と懐かしさに悶絶してしまうようなおもちゃを厳選してご紹介します。
ゲーム機編|懐かしいおもちゃ5選
まずは、ゲーム機から。現在の子どもたちが「Nintendo Switch」や「PlayStation5」に夢中になるように、かつて時間を費やしたゲーム機がありませんでしたか? ここでは、アンケートに寄せられたママパパ懐かしのゲーム機をみなさんの思い出エピソードとともにお伝えしていきます。
ゲームウォッチ
任天堂開発による初の携帯型ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」。「1ハード1ソフト」式のため、その後のゲーム機のようにカートリッジを交換してさまざまなソフトをプレイすることはできませんでした。しかし、ゲームをしない間は名前のとおり「時計として使える」というちょっぴり便利な一面も。昨今では復刻版が登場し、話題を呼びました。
ママパパの思い出エピソード
ファミコン(ファミリーコンピュータ)
「ファミコン(正式名称:ファミリーコンピュータ)」は、任天堂から1983年に発売された家庭用ゲーム機。テレビに繋げて2人で遊べるので、ゲーム&ウオッチとはまた違った楽しみ方ができます。家族や友人と複数人で楽しんだママやパパはきっと多いはず。こちらもミニサイズの復刻版が2016年に登場。当時のゲームのうち30種類が標準で内蔵されています。
ママパパの思い出エピソード
ゲームボーイ
ゲーム&ウオッチの次世代ゲーム機器として発売された、任天堂の2つ目の携帯ゲーム機「ゲームボーイ」。その後、「ゲームボーイポケット」「ゲームボーイカラー」「ゲームボーイアドバンス」…と進化を続け、次々に後継機が販売されました。ポケモン、ドラクエ、カービィ…お馴染みのキャラクターたちをどこにでも持ち運べるゲームボーイは、子どもにとってまさに「夢の機械」でした。
ママパパの思い出エピソード
スーパーファミコン
「スーパーファミコン」は、ファミリーコンピュータの後継機として1990年に販売された家庭用ゲーム機。ゲーム映像の解像度や、表示・音源の処理能力がファミコンから格段にアップグレードされました。ゲーム上でできることも増え、楽しみがグッと広がりましたね。接触が悪い際に、ソフトの端子部に「ふーふー」と息を吹きかけたり…(本来は、端子部の錆の原因となるのでNGとのこと)こちらもミニサイズの復刻版が2017年に登場しました。
ママパパの思い出エピソード
プレイステーション
1994年に登場した「PlayStation(プレイステーション)」は、家庭で本格的な3Dグラフィックを実現した初めてのゲーム機として注目を集めました。ソフトとしては、「ファイナルファンタジー」シリーズや「バイオハザード」シリーズなど、現在も人気を集める名作タイトルが続々とリリース。「プレステ」として親しまれながら、その後も進化を続け、現在は「PlayStation5」までが展開されています。
ママパパの思い出エピソード
ママパパが子どもの頃に遊んだおもちゃ 12選
ゲーム機のほかにも、ママパパにとって懐かしのおもちゃは数えきれないほどありますよね。ここでは、数ある中からアンケートに寄せられた「懐かしのおもちゃ」を一挙にお伝えします!
リカちゃん
1967年に誕生してから現在に至るまで、40年以上もの間愛され続ける「リカちゃん」。なかには、祖母、母、子、と親子3代にわたってリカちゃんファンというご家庭もあるかもしれません。多くの子ども&元子どもたちにとって、お人形さんごっこを語る上では欠かせないキャラクターです。
ママパパの思い出エピソード
スライム
ふるふるなのに、もちもち…? なんとも癖になる「スライム」の感触に病みつきになった経験、ありませんか? 捏ねたり伸ばしたりしているうちに、汚してしまってショックを受けたなんてエピソードも、今となっては良い思い出ですね。
ママパパの思い出エピソード
ミニ四駆
簡単に組み立てられるにもかかわらず、その実態はなんとも奥が深すぎる「ミニ四駆」。自分よりも親のほうがハマってしまったという方も多いかもしれません。自己流に改造したり、仲間内で速さを競い合ったり、白熱した日々が懐かしいですね。
ママパパの思い出エピソード
キン肉マン消しゴム
漫画・テレビアニメ「キン肉マン」のキャラクターを模した「キン肉マン消しゴム」。ガチャポンを中心に販売され、80年代の小学生を中心に爆発的ヒットを呼び起こしました。欲しいキャラクターがなかなか出ず、何度も何度も親にねだってガチャポンを回していた“もと子ども”はかなり多いはず。
ママパパの思い出エピソード
シルバニアファミリー
うさぎやねこなどさまざまな動物をドールのモチーフに、おしゃれな人形遊びができるシルバニアファミリー。ドールの可愛さはもちろんのこと、コレクションしておきたくなる精巧なドールハウスやミニチュア家具も魅力です。大人になってからシルバニア愛が再燃し、家具やドールを大人買いする方も多いようです。
ママパパの思い出エピソード
ローラースケート
アイドルやアニメのキャラクターが華麗に滑る姿を見て、ローラースケートに憧れを抱いた方も多いようです。実際に親に買ってもらったものの、「坂で滑って転んでしまって痛い思いをした…」なんて懐かしのエピソードも寄せられました。
ママパパの思い出エピソード
ひみつのアッコちゃんのコンパクト
ヒーローや魔女っ子の変身アイテムに憧れる、というのも「子どもあるある」ではないでしょうか。実際に呪文や決めセリフを口走って、変身した「つもり」で遊んでいたのも、今思い返せば微笑ましい光景です。
ママパパの思い出エピソード
バービー人形
アメリカから来日した着せ替え人形といえば「バービー」。ブロンドヘアや青い瞳、そして抜群のスタイルには、大人になった今でも憧れます。洋服を手作りしたり、アレンジしたりして「自分だけのバービー」を作り上げる楽しみ方もありました。
ママパパの思い出エピソード
におい玉
小瓶に詰まった良い香りがするビーズたち… 通称「におい玉」を覚えていますか? 小学生の頃、主に女の子たちの間で流行りました。友達とビーズを交換しては、帰宅後も香りを堪能したり。「香り付き消しゴム」といい、子どもの頃は良い香りがする雑貨にやけに惹かれた記憶があります。
ママパパの思い出エピソード
たまごっち
1996年に販売され、社会現象になるほどの爆発的ヒットを呼んだ「たまごっち」。あの頃は子どもから大人まであらゆる年代の人が、エサをあげたり、うんちを掃除してあげたりしながら、たまごっちの育成にいそしんでいましたよね。なかには、同時に複数個のたまごっちを育てていた人も…! そんなたまごっちですが、ゲーム自体が進化を重ね、現在の子ども文化にもしっかりと根付いているようです。
ママパパの思い出エピソード
ハイパーヨーヨー
「ハイパーヨーヨー」もまた、90年代後半に売り切れが相次ぐほどの大ヒットとなったおもちゃのひとつです。ワイドショーや漫画雑誌などで取り上げられるテクニックの数々に、ついつい見惚れてしまったり…。練習して、いつか全国大会に…と夢見ていた方もきっといるはず。
ママパパの思い出エピソード
遊戯王カード
レアカードを引き当てた瞬間の興奮を覚えていますか! 「遊戯王カード(正式名称:遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム)」シリーズは、原作漫画「遊☆戯☆王」に登場する架空のカードゲーム「マジック・アンド・ウィザーズ」をモチーフにしたカードゲーム。1999年に販売開始されて以来、子どもたちからの注目を集めつづけ、現在に至るまで定番の人気カードゲームとして親しまれています。実際に対戦したり、コレクションをしてみたり、楽しみ方は発売当初からさまざまでしたね。
ママパパの思い出エピソード
懐かしおもちゃが子どもとのコミュニケーションのきっかけに!
昨今のおもちゃにも、ママパパがかつて慣れ親しんでいた製品のDNAを継ぐものがたくさんありますよね。時には「ママ/パパのときはこうだったよ」と、おもちゃを通じて、ご自分の幼少期の思い出をお子さんに話してみましょう。懐かしおもちゃのエピソードが、思いがけず充実したコミュニケーションの糸口になるかもしれません。
文・構成/羽吹理美