算数のつまずきは「かけ算九九」から。夏休み中に苦手意識を克服する秘訣とは

子どものころ、誰しも経験がある「かけ算九九」の丸暗記。学校や家で何度も暗唱させられましたよね。辛かったという人も多いのではないでしょうか? でもこれだけはマスターしておいてほしいと思うのが「九九」なのです。

算数ぎらい。つまずきのきっかけは、「たし算の繰り上がり」と「九九」が多い

筆者の子どもが小1のとき「算数、きらいかも・・」と言い出して、あわてて公文に連れて行ったことがありました。そのとき先生に言われたのが、「小学校の算数の最初のつまずきは、『繰り上がりのたし算』が出てきたときと、『九九』を覚えるときなんですよ」という言葉でした。それを聞いてから、家では「百ます計算」を毎朝やらせ、小2で「九九」の暗唱にひたすらつきあったものです。

「九九」は、小学2年生の2学期に授業が始まります。そして中学年、高学年、中学生と学年が進むにつれ、かけ算、わり算、因数分解などが登場してきます。そんなとき、「九九」がパッと頭に思い浮かばないと計算に手こずりったり、テスト時間内に問題を解くことも難しくなったりします。最初が肝心というわけです。

本来は、「倍数」の概念を理解した上で、かけ算を学ぶことが理想的ですが、「素早く計算できるようになる」という目的のためには、まずは「九九」を暗唱できるようにしておくことが重要です。

「九九」は、授業中だけでなく、家でも繰り返し唱えさせることが大切

よく家で「九九」を唱えていたら、小さい弟、妹のほうが先に覚えてしまった・・・なんていう、本人にとっては笑えない話もあるようですね。確かに、近ごろは、頭の柔らかいうちに・・と、入学前や小1で「九九」を暗唱させる家庭もあるようです。

いずれにしろ、「九九」の暗唱は、四六時中、口に出して唱えさせることが大切です。いわゆる音読効果ですね。となると、授業中だけでなく、家庭での暗唱も必要。学習机に向かって唱えさせるのは、子どもにとっては苦行になりがちですから、おふろやリビングなど、リラックスしたときに、遊び感覚で唱えさせるのが良さそうです。おすすめ教材に、小学館おふろポスター『名探偵コナンのかけ算 九九ひょう』(小学館)があります。人気キャラからの出題も載っていて、おふろやリビングで家族で楽しめます。人気キャラクターと一緒に「九九」を覚えてみるのも学習効果があがるそうですよ。

リビングやおふろの壁に貼って覚えるポスターがおすすめ
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7の段、8の段に要注意! 間違っておぼえてないか、耳を澄ましてきいてあげて

さて「九九」には、覚えやすい段と覚えにくい段がありますよね。間違えて覚えやすいのが7の段、8の段とか。親御さんは、お子さんが間違えて唱えていないか、注意深く耳を澄ましてください。もし間違っていたら、聞き流さず、必ず修正をしてあげることを忘れずに。そのまま覚えてしまったら、あとあと大変です。子どもの算数ぎらい、苦手意識を克服するために、予習復習を兼ねて、夏休みこそ「九九」をマスターするのに絶好の機会です!

文・構成/小学館生活編集室 イラスト©青山剛昌

 

著・キャラクター原作/青山剛昌|990円(税込)

大人気キャラクター・名探偵コナンの学習教材。ポスタータイプで、リビングの壁に貼るのはもちろん、水に濡らせばぺたっと貼れるので、おふろの壁に貼っても活用できます。

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