入園まであと2か月。そろそろ通園グッズをそろえていく時期ですね。そこで、今月は入園グッズの例と選び方のポイントを紹介します。春からの新生活を想像しながら、少しずつ準備していきましょう。
ランチ用品
年少さんはデザインよりも機能性重視!子どもが使いやすいものを選びましょう。
お弁当箱
留め具つきのお弁当箱は一人で開け閉めできない場合があるので、ふたをかぶせるタイプがよいでしょう。冬、保温器で温めてくれる園は、レンジOKのお弁当箱がおすすめ。
食べる時間や量を考えて、最初は小さめのお弁当箱を選びました。(東京都/かなえママ)
お弁当箱のバンド
かぶせるタイプのふたには、バンドを。子どもがはずしやすい、太めのタイプがおすすめ。
お弁当袋
お弁当箱を出し入れしやすい巾着タイプか、マジックテープでとめるだけの封筒型がおすすめです。お弁当箱、カトラリ―セット、デザート用の小容器など、入れるものの数や大きさを考えて、適度なサイズを選びましょう。汚れることが多いので、洗濯しやすい薄手の綿100%製がベスト。
コップ
軽くて丈夫なプラスチック製がおすすめ。200mlぐらいの容量で、電子レンジOKのものがよいでしょう。
ランチョンマット
園の指定サイズを確認しましょう。洗い替えが必要になるので、複数用意しておくと安心。
カトラリーセット
年少さんは箸だけではなく、フォーク、スプーンのセットがおすすめ。
スライド式のケースは、おうちで一人で出し入れできるか、あらかじめ確認しておいたほうが安心ですよ。(千葉県/ふうりん)
袋もの
同じマークやワッペンをつけたり、生地を統一したりすると、子どもにも「自分のもの」とわかりやすくなります。
絵本バッグ
園からサイズの指定がない場合は、使いやすさを考えて、サイズを決めます。無理なく出し入れできるように、大判の絵本サイズよりも少し大きめのものを選びましょう。
市販の絵本バッグに名前入りのアップリケをつけたら、手作りっぽくなって、娘も大喜び♪(栃木県/夢うさぎ)
体操着入れ(下着入れ)
巾着タイプがおすすめ。入れるものの量と出し入れのしやすさを考えて、大きさを選びます。
巾着は、園の壁フックにかけたとき床につかないよう、長さの調節が大切だよ。(愛知県/さやかLOVE)
上履き入れ
取り出し口が大きく開くものが、上履きを出し入れしやすくておすすめ。
レイングッズ
目につきやすい明るい色がおすすめ。使いやすさや大きさも考えて選びましょう。
レインコート
小降りのときは、傘を差さずに歩けるフードつきがおすすめ。ゆったりしたポンチョタイプは、リュックや園バッグの上からでも着やすく、長く使用できます。
フードの一部が透明になっているタイプは、左右が見やすくて安心ですよ。(長野県/りんかのママ)
長靴
園の靴箱の大きさをチェックして、きちんと入れられる高さの長靴を選びます。年少さんには、歩きやすい軽いタイプがおすすめ。
傘
子どもが使っても安心な石突き(先端部分)が丸いもので、前方を見通しやすい透明な面がある傘がおすすめ。ワンタッチタイプは、急に開いたときに危ないので、手押しタイプのものを。大きさの目安は、身長95㎝までの子には38㎝の傘、100㎝くらいの子で40㎝です。
その他のグッズ
子どもの成長や季節に応じて、使いやすいものを用意していきましょう。
靴
靴は、自分で着脱しやすく、足にフィットするサイズを選びます。かかとをしっかり支えるつくりになっているか、つま先は指が自由に動くか、靴底は適度に弾力性があるかなどをチェックして。
ひもではなく、ゴムや面ファスナーのタイプが履きやすいよ~。(東京都/ブランコママ)
上履き
園から指定される場合が多いので、まずは確認しましょう。左右が分かるようにマークをつけて。
お手拭きタオル・ハンカチ
毎日取り換えるため、複数、用意を。ひもの長さやタオルの大きさなどを確認してから購入しましょう。
ハンカチとティッシュは、ズボンやスカートにクリップで止める移動ポケット(市販品)が便利です!(東京都/なっちゃん)
水筒
ふたがコップになっているものよりも、直飲みタイプか、ワンタッチのストロータイプがおすすめ。洗いやすいシンプルなつくりのものを選びます。容量は、380〜500mlくらいがよいでしょう。
ランチグッズ&袋物
グッズ選び&名前つけテクニック
先輩ママの声を聞こう!
ランチグッズ
●スタンプは便利だけど、平面でないと上手に押せないので、困りました。コップには耐水性のシールのほうがいいと思います。(兵庫県/つぐみママ)
よく洗うものは、防水・耐水性のシールがおすすめ。
●年中の2学期に、お弁当箱を買い替えました。年少と年長では食べる量が全然違うので、子どもの食べる量に合わせて買い替えるほうがよいと思います。(茨城県/ももちゃんのママ)
●家にあった巾着袋をお弁当袋として使ったのですが、マチがないため、子どもは出し入れしにくかったみたい…。結局、お弁当箱用のものを買いました。(長野県/ゆうこママ)
●お弁当箱はシールで名前をつけましたが、食洗器で洗っているうちに取れちゃいました。食洗器を使うなら、耐水性のペンで直接書くほうがいいかも。(埼玉県/リカちゃん)
ひもではなく、ゴムや面ファスナーのタイプが履きやすいよ~。(東京都/ブランコママ)
布もの
●趣味を活かして、消しゴムハンコを作りました! スモッグのポケットや絵本バッグのタグ、上履きなどいろいろ押したら、子どもが大喜び!(東京都/手作りハッピーママ)
消しゴムハンコを使って、スモッグのポケット、絵本バッグの名前とタグ、うわばきにお名前つけ。
●袋ものには、アイロン接着のお名前シールがいいですよ。耐久性が心配なら、アイロン接着の後、四角を糸で縫っておけば、はがれる心配はありません。(神奈川県/かな&あやママ)
●袋もののマークつけには、手芸用品売り場で売っている、かわいい布用スタンプを利用しました。(静岡県/たんぽぽ)
●裁縫が苦手なので、絵本バッグや体操着袋はインターネットでオーダー。早めに注文するのがおすすめです。(福岡県/メロンパン大好き娘)
●スナップボタンがついている「お名前リボン(市販品)」が便利です!洋服のタグ、バッグの持ち手など、なんでも取りつけられます。(静岡県/たこさんウィンナー)
●絵本バッグには、名前を書いたりぼんを結びました。リボンが好きな娘は「私の絵本バッグ、リボンがついてる~!」と喜んでいました(東京都/にゃにゃ丸)
●手芸店で買ったくるみボタンセットを使って、絵本バッグやシューズ入れには、オリジナルのくるみボタンをつけました。同じ布地から作って、いろいろなものに縫い付ければ、マーク代わりにもなります。(愛知県/りんご大好き)
●布ものに名前を書くときは、布用のペンを使うと、にじみにくく、きれいに書けます。(愛知県/あゆみママ)
下着の名前つけも簡単! 布用のインクを使うときれいな仕上がりに。
構成・文/ひだいますみ イラスト/しょうじさやか