マスクで眼鏡が曇る原因は何? 6つの対策と曇り予防アイテムも紹介

眼鏡を常用している人にとって、マスクをつけたときのレンズの曇りは大きな問題です。特に気温が低い冬は、外出のたびに眼鏡の曇りで視界が遮られ、面倒な思いをするでしょう。眼鏡の曇りを防ぐコツと、おすすめのアイテムを紹介します。

マスクをつけると眼鏡が曇る理由とは?

マスクをつけていなくても、眼鏡が曇ることはあります。しかしマスクの有無で、曇る確率が大きく変わるのも事実です。

マスクをつけると、なぜ眼鏡が曇りやすくなるのでしょうか。理由を簡単に解説します。

原因は「結露」

マスクの有無にかかわらず、「結露」が起こると眼鏡は曇ります。

結露は暖かい空気が冷たいものに触れたときに、空気中の水蒸気が冷やされて水滴となる現象です。眼鏡の周辺で結露が起こると、レンズの表面に細かな水滴が付くため、白く曇ったようになります。

寒い屋外から暖房の効いた室内に入ったときや、熱々の料理に顔を近付けたときなどに眼鏡が曇るのも、結露が原因です。

マスクをつけると、吐いた息が鼻の隙間から漏れて眼鏡にかかります。寒い日に暖かくて水蒸気をたくさん含んだ息がかかれば、眼鏡はすぐに結露するでしょう。そのためマスクをつけたときは、普段よりも眼鏡が曇りやすくなるのです。

マスク側で行う曇り対策

マスクの選び方や使い方を工夫するだけでも、眼鏡の曇り対策ができます。誰でも簡単に実行できる、おすすめのアイデアを見ていきましょう。

自分に合ったサイズのマスクを使う

市販のマスクには、「子ども用」から「大きめ」までさまざまなサイズがあります。顔に対してマスクが大き過ぎると隙間ができやすくなり、眼鏡が曇るばかりか、花粉やウイルスの侵入を防ぐ効果も低下してしまいます。

そのためマスクを買う時は、顔にフィットするサイズを選ぶことが大切です。まずは次の手順で、顔の大きさを測ります。

1.手の親指と人さし指でL字を作る
2.耳の付け根の上に親指の先をあてる
3.鼻の付け根から1cm下に人さし指の先をあてる
4.親指から人差し指までの直線距離を測る

次に測った長さを以下と照らし合わせ、マスク選びの参考にしましょう。

・9~11cm:子ども用
・10.5~12.5cm:小さめサイズ
・12~14.5cm:普通サイズ
・14cm以上:大きめサイズ

ノーズパッド付きのマスクを使う

マスクのサイズが合っていても、つけているうちにずれてしまい、眼鏡が曇ることもあります。

マスクのずれが気になる人は、ノーズパッド付きのマスクを使ってみましょう。パッドがマスクと鼻の間にできる隙間を埋めてくれるので、息が漏れず眼鏡も曇りにくくなります。

ただし一般的な使い捨てマスクに比べて、値段は少し高めです。また密着性が高いため、長時間使用すると息苦しさを感じる人もいます。購入時はフィルターの通気性もチェックするとよいでしょう。

マスクの上の部分を内側に折る

マスクの上の部分を1cmほど内側に折り曲げてからつけると、普通につけるときよりも曇りが軽減されます。手軽でお金もかからないので、ごみ出しやちょっとした買い物などの短時間の外出や、応急処置には便利な方法かもしれません。

ただし鼻の部分に厚みが出るため、つけ心地はあまりよくありません。マスクの形が変わってしまい、不自然に見えるのもデメリットです。

マスクの上部にティッシュをセット

マスクを折り曲げたときの見た目が気になる人や、立体マスクを使っている場合は、折り畳んだティッシュをマスクの上部にセットする方法もおすすめです。

ティッシュが息に含まれる水分を吸収するため、結露が起こりにくくなります。折り曲げるよりも見た目が自然で、こまめにティッシュを交換すれば、マスク内部の汚れも防げます。

眼鏡側で行う曇り対策

マスク側の対策は手軽な反面、息を漏れにくくしているだけなので、マスクがずれると効果がありません。眼鏡にも対策を施しておけば、より快適に過ごせるでしょう。

レンズ自体を曇りにくくするため、食事中や帰宅後のようなマスクをつけていないときにも効果が続きます。眼鏡に施すおすすめの対策を見ていきましょう。

曇り止めグッズを使う

最近では、ジェルやスプレー、クロスなどさまざまなタイプの曇り止めグッズを、眼鏡店やネット通販で買うことができます。どのタイプも原理は同じで、レンズに薄い膜を張って水滴をブロックして曇りにくくする仕組みです。

一度の塗布で数日間効果が続くので、外出時に毎回曇りに悩まされている人にもおすすめです。特にクロスタイプなら眼鏡を拭くだけでよく、液だれや飛び散りの心配もないため、シーンを選ばずに使えます。

ただし、眼鏡に汚れが付いていると曇り止め効果が薄れます。事前に水や眼鏡用の洗剤でよく洗い、きれいにしてから使いましょう。

曇り止め加工されているレンズにする

最初から曇り止め加工されたレンズを使えば、曇り止めグッズを使わずに済みます。何もしなくてもよいので、自分で眼鏡を手入れするのが難しい子どもや高齢者にもおすすめです。眼鏡を新調する機会があれば、試してみてもよいでしょう。

ただし、標準的なレンズに比べて価格が高く、曇り止め効果も1~2年で薄れてしまいます。眼鏡のコスパを重視する人や、あまり買い替えない人には向いていないかもしれません。

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眼鏡の曇り対策におすすめのアイテム

眼鏡の曇りで視界が遮られると、ストレスを感じるだけでなく、物につまずいたり人にぶつかったりするおそれもあります。曇り対策グッズを活用して、いつもクリアな視界を確保しましょう。

白元アース 「快適ガードプロ プリーツタイプ」

鼻の部分に柔らかなパッドが付いた、使い捨てタイプのマスクです。鼻にぴったりとフィットして隙間を作らないので、眼鏡の曇りを防げます。

あごの部分にはずれにくい「クロスプリーツ」を採用し、顔への密着度を高めています。フィルターの通気性がよく、さらりとした肌触りも魅力です。

密着度の高いマスクの弱点である息苦しさを感じにくく、長い時間でも快適に過ごせるでしょう。

ソフト99 「メガネのくもり止め濃密ジェル」


眼鏡のレンズに塗るだけの、曇り止めジェルです。塗った後に乾燥させる必要がなく、すぐに外出できます。また、ジェルタイプは液が飛び散りにくく、洋服や家具などを汚す心配が少ないのもメリットです。

レンズ片面につきわずか1滴で効果があり、1本で約100回使えます。曇りやすい季節を乗り切るには、十分な容量といえるでしょう。

サイモン 「フォグストップ缶」


持ち歩きに便利な、クロスタイプの曇り止めです。1枚で約300回使えます。おしゃれなアルミ缶に入っており、取り出す仕草もサマになるかもしれません。

缶の直径は55mmとコンパクトで、ポーチやポケットに入れて持ち歩きも可能です。ジェルやスプレーの効果が切れたときの緊急用として、バッグに忍ばせておいてもよいでしょう。

レンズに息を吹きかけて数回拭くだけと、使い方も簡単です。サングラスやゴーグルにも対応しており、ウィンタースポーツが好きな人にもおすすめといえます。

マスク×眼鏡生活をもっと快適に

眼鏡の曇りはマスクから漏れる息が原因なので、完全に防ぐことは困難です。また、感染症や花粉、PM2.5などの有害物質から身を守るために、マスクをつけて過ごす生活は今後も続くと予想されます。

そのため、マスク側と眼鏡側の両方で対策を取り、できるだけ曇らないように工夫するしかありません。紹介したアイデアや便利グッズを活用して、マスク×眼鏡生活を快適に過ごしましょう。

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文・構成/HugKum編集部

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