学校の授業でパソコンやタブレットを使ったり、家庭ではゲームやテレビを楽しんだりする機会が多くなり、子どもの目の負担が気になりますね。眼鏡が必要になった子どもの目の健康や視力について、何を注意すればよいのでしょうか。
今回は、眼鏡の選び方、購入方法、お得な補助金や保険適用、おすすめの眼鏡など、子どもの眼鏡について調べてみました。
目次
子どもの眼鏡はどこで買う?
子どもの目をサポートする眼鏡。購入する場合、どこで買えばよいのでしょうか。眼鏡の買い方や手順を紹介します。
子ども用眼鏡の購入先
子ども用の眼鏡を購入する場合、子ども用眼鏡の専門店がおすすめです。大人と一緒の眼鏡専門店でも、子ども向けの商品を扱っているお店も多数ありますので、大人と一緒に購入することも可能です。
初めての眼鏡は眼科の処方箋が必要
初めて眼鏡を購入する場合は、まず眼科の診察を受けましょう。眼鏡専門店で視力を測ることも可能ですが、目の病気が原因で視力が落ちていないかをチェックする必要があるため、必ず眼科の診察を受け、適切な処方箋をもらいましょう。
眼鏡の保証はアフターサービスを重視
目の成長により度数が変わりやすいため、子ども用眼鏡には定期的な点検や調整が必要になります。また、学校生活の中で思いがけない傷が付いたり、破損してしまう場合も。安心して使えるように、子ども用眼鏡を選ぶ際には、保証期間とアフターサービスを重視しましょう。
補助金や保険が適用されるケースも
医師の診察により治療用のメガネ作成が必要とされた場合は、助成金が出る可能性があります。助成金や保険が適用される条件や、どこに申請すればよいかなどをチェックしてみましょう。
助成金や保険が適応される条件
全ての子どもの眼鏡に補助金や保険が適用されるわけではありません。助成金や保険が適用される条件としては、以下のものがあります。
・9歳未満の子どもが使用する眼鏡であること(眼科医の診察を受けた時に9歳未満であること)
・小児の弱視、斜視及び先天性白内障術後の屈折矯正の治療に必要であると眼科医が認め、その証明があるもの
健康保険組合から出る補助金とは?
加入している健康保険組合に申請すると、療養費の給付を受けることができます。支給の基準や条件などがありますので、各健康保険組合に問い合わせてください。
市町村から出る補助金とは?
医師が治療上必要と認め、健康保険が適用になる補装具等を作った場合、子ども医療費助成を受けることができます。加入している健康保険組合からの支給決定後、お住いの市区町村などへ子ども医療費助成の申請をしてください。
子ども用眼鏡の選び方
子ども用の眼鏡を選ぶ場合、何に注意して選べばよいのでしょうか。
眼鏡の値段の平均価格
子ども用の眼鏡の値段はさまざま。たとえば「メガネのJINS」では、6~12歳向けの子ども用眼鏡は5900円から販売しています。ご家庭に合った値段の眼鏡を選びましょう。また、成長に合わせて度数の変更ができる保証や、壊してしまった場合の破損保障などがある専門店での購入をおすすめします。
フレームやバンドの選び方
子どもの眼鏡を選ぶ場合、フレーム選びは実用性がポイントです。黒板が見やすい視野の広いものや、疲れにくい軽いフレームを選んだり、耳が痛くならない柄(テンプル)を選んだり、子どもの頭の形や大きさに合わせた眼鏡を購入することが重要です。
かけ心地の良いものを選ぶ
ずり下がってきたり、耳や鼻が痛くなるとせっかくのメガネも効果が発揮できません。負担のかかりやすい鼻部分のパッドを微調整できるものを選ぶなど、フィッティングをしてピッタリのものを選びましょう。
おしゃれな子ども用眼鏡のおすすめ3選
せっかく眼鏡をかけるなら、お気に入りの眼鏡を見つけたいですよね。おすすめのおしゃれな子ども用の眼鏡をピックアップしました。
Kids Airframe Basic-Fit (ジンズ)
コンパクトなサイズでまとめ、すっきりとした表情を両立してくれるスタンダードなKIDS Airframe。
ズレにくく調整可能な鼻パッドとラバーモダンが特徴です。豊富なカラーから、子どもの好きな色が選べます。
スクエア型(Zoff KIDS ゾフ・キッズ)
2色使いでおしゃれな柄のスクエア型フレームです。定番人気のフレームなので、めがねが初めてのお子さまにもおすすめです。
Glass mate GLM-012 BKM(眼鏡市場)
「遊ぶときも学ぶときも一緒にいる。友だちのようなメガネ。」がコンセプトの眼鏡です。大人向けと変わらないトレンドと、可愛らしさを持ったデザインのおしゃれな眼鏡です。軽くて壊れにくい軽量柔軟樹脂フレームを使っています。
子どもの「弱視」「斜視」治療は目が完成する6歳までが効果大!
弱視とは、眼鏡などで矯正しても視力が十分に出ない状態のことをいいます。弱視のおもな原因には、目のピントを合わせる機能に問題がある「屈折異常」、両目の視線が一点に集中しない「斜視」、左右の目の見え方が極端に異なる「不同視」などがあります。視力に異常がある場合は、すぐに治療を始めることが大切です。
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正しい眼鏡選びで健やかなアイライフを
子どもにとって見ることは、心身の健康な成長に必要不可欠なことです。日頃から正しい眼鏡選びや、視力について気を配り、楽しい毎日を過ごしましょう。
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文・構成/HugKum編集部