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ベーグルの食べ方、こだわってますか?
ベーグルは健康意識が高いアメリカ・ニューヨークで人気となり、日本でも人気が高まってきました。パンと違ってバターや卵黄・牛乳などを使わず、小麦と水から作られるベーグルは、噛めば噛むほど小麦のおいしさが広がります。そのうえ低カロリーで低脂肪。シンプルなベーグルは、いろいろな食べ方で楽しむことができます。
ベーグルの食べ方いろいろ
そのまま食べる
シンプルで、素材の味を生かしたベーグルは、まずそのまま食べてみてください。パンとは違って、噛みごたえがあり、噛めば噛むほど、おいしさが口の中に広がります。
最初は、甘みが少ないと感じる方もいるかもしれません。本場のテイストを生かしたベーグルではなおさら。でも、いつの間にかシンプルで奥深いベーグルに惹かれているはず。また、ショップによっては、小麦粉の種類や配合に工夫し、日本人向けに食べやすく工夫しているところもあります。そうしたベーグルを探し出すのも、ベーグルの楽しみ方のひとつです。
温めて食べる
ベーグルは電子レンジで温めると、もちもち感がアップします。電子レンジなら、忙しいときでも時間をかけずに、すぐに温めることができます。ただし、電子レンジで温めすぎると硬くなってしまうので要注意! 20秒を目安に電子レンジで温めてください。ベーグルの表面を少し湿らせると、よりもっちりできあがります。
冷めても硬くなってしまうので、温めたらすぐに味わうことも大事なポイントです。
焼いて食べる
トースターで焼くと、サクッとした食感を楽しむことができます。焼いて食べるときは、上下2つにスライスしてトーストするのがおすすめです。トースターをあらかじめ予熱しておくと、よりおいしく焼くことができます。
アレンジして食べる
シンプルなベーグルはいろいろなアレンジが楽しめます。ニューヨーカーはベーグルサンドがお気に入りだとか。上下2つにカットして、チーズやスモークサーモン・ハム・スクランブルエッグ・フルーツなど、いろいろなものをサンドしています。
サンドせずに、カットしたベーグルに具材をのせ、オープンサンドにするアレンジもあります。その他、フレンチトーストにしても、おいしくいただけます。
冷凍ベーグルの解凍法と注意点
お店で焼きたてを楽しむのも素敵ですが、お家で好きなときに自分流で味わいたい。そんなときは、焼きたてのおいしさを閉じ込めた冷凍ベーグルが便利です。冷凍ベーグルの上手な解凍法を見ていきましょう。
上手な解凍法
冷凍ベーグルは、冷凍庫から取り出し、水分が逃げないようラップに包んだまま常温で自然解凍します。休日など時間があるときには自然解凍がおすすめです。完全に解凍するまで待つのではなく、30分程度自然解凍させてトースターで焼いてもおいしく食べられます。
もっと時間を短縮したい場合は、電子レンジを使うと、短時間で解凍できます。手順は次のとおりです。
1. 全体に水をふりかけます。スプレーがあると便利。
2. ラップをして、電子レンジで30秒温め、ひっくり返して20〜30秒温めます。ひっくり返して全体を均一に解凍することがポイントです。
解凍でやってはいけない注意点
電子レンジはやりすぎると硬くなってしまうので注意してください。また上下2つにスライスして冷凍した場合は、スライスした面に水がかかると水を吸い過ぎてしまいますので、そのまま解凍します。
ベーグルの上手な温め方・焼き方と注意点
ベーグルは温め方・焼き方で食感が変わり、いろいろなおいしさを楽しむことができます。
モチモチなら電子レンジ
すぐに食べたいとき、そしてベーグルのモチモチ食感を楽しみたいときは、電子レンジがおすすめです。
コツと注意点
・ラップをかけ、1個なら20秒を目安に温めます。
・温めすぎると硬くなるので、追加して温めるときも10秒ずつ温めます。
・乾燥しているときは、よりモチモチ感を楽しみたいときは表面を水で濡らします。
サクッとならオーブントースター
オーブントースターなら、サクッとした少し軽めの食感を楽しむことができます。短い時間でサッと焼けば焼きたてのベーグルの食感が、焼き色がつくまでしっかり焼けばサクッ、カリッとした仕上がりになります。
コツと注意点
・オーブントースターはあらかじめ予熱しておきます。予熱せずに焼くと、時間がかかり硬くなってしまいます。
・軽めに仕上げるなら1分程度、しっかり焦げ目をつけたいときは3分程度焼きます。
焼き上がりにこだわるならフライパン
焼き上がりにこだわりたいときは、少し手間はかかりますがフライパンを使って焼くと、お好みの焼き上がりに仕上げられます。
コツと注意点
・オリーブオイルを使うと、香り豊かに、ジューシーな焼き上がりに。
・油を使わず、そのまま素焼きするとさっぱり、シンプルにベーグルの風味を楽しめます。
・先に電子レンジで10秒ほど温めておくと、中はほんのり温かく、外はしっかりした焼き上がりにできます。
サクッ、モチなら電子レンジ+オーブントースター
中はモチモチ、外はサクッと2つの食感をより楽しみたい方には、電子レンジとオーブントースターの組み合わせがおすすめ。
コツと注意点
・オーブントースターはあらかじめ予熱しておきます。
・ラップをかけ、20秒を目安に温めます。
・ラップを外し、オーブントースターで外側をお好みに焼きます。
甘いベーグルの食べ方
ベーグルはシンプルなプレーンベーグルのほかに、生地にブルーベリーやシナモン、チョコレートなどを練り込んだ甘いベーグルもあります。スイーツ感覚で楽しめます。
ブルーベリーベーグル
甘いベーグルの代表といえるのが、甘くて酸っぱいブルーベリーを練り込んだベーグル。朝食やおやつにぴったりで、クリームチーズとよく合います。
シナモンベーグル
シナモンの香りがうれしいシナモンベーグル。食べるときだけでなく、温めたり、焼いたりしているときから、シナモンの香りが広がり、食欲を刺激してくれます。香りを楽しみたい方はそのままで、クリームチーズやピーナツバターとの組み合わせもおすすめです。
チョコベーグル
ベーグルとチョコレートの組み合わせは、チョコチップを生地に練り込んだり、チョコレートとトッピングしたりといろいろ。お好みや気分に合わせて楽しめます。特にチョコチップベーグルはトースターで温めると、表面のチョコチップとベーグルの中のチョコチップで違った食感が楽しめます。
子どもも大好き! ベーグルのアレンジレシピのおすすめ
手軽に、おいしく食べられるベーグル。子どもと一緒に朝食やおやつに食べているという方も多いでしょう。おすすめのアレンジレシピを紹介します。
「サーモンサンド」
子どもが大好きなスモークサーモンを使ったサーモンサンドは、ベーグルサンドの定番メニューです。
◆材料
ベーグル
スモークサーモン
玉ねぎ
レタス
クリームチーズ
◆作り方
・ベーグルを上下2つにカットします。
・玉ねぎはうすくスライス、レタスは食べやすい大きさにちぎります。
・ベーグルにクリームチーズを塗ります。
・スモークサーモン、玉ねぎ、レタスをはさめば完成。
「ツナマヨチーズのオープンサンド」
ツナ、マヨネーズ、チーズ。子どもたちが大好きな3つを組み合わせたオープンサンド。包丁を使わず、簡単に準備できるのもうれしいポイント。
◆材料
ベーグル
ツナ缶
マヨネーズ
とろけるチーズ
◆作り方
・ツナ缶の油を切り、マヨネーズを加えて混ぜ、ツナマヨを作ります。
・ベーグルを上下2つにカットします。
・ベーグルのカットした面にツナマヨを乗せ、さらにとろけるチーズを乗せます。
・オーブントースターでチーズがとろけるまで焼きます。
「チョコバナナサンド」
チョコチップベーグルにバナナを切ってはさむだけ。チョコとバナナは相性ぴったりです。
◆材料
チョコチップベーグル
バナナ
クリームチーズ
◆作り方
・ベーグルは上下2つにカットして、オーブントースターで焼く。
・バナナを斜めにスライス。
・焼き上がったベーグルにクリームチーズを塗る。
・バナナを乗せて、はさめば完成。
「ベーグルピザトースト」
休日の朝にぴったりなベーグルで作るピザトースト。具材はお好きなものをどうぞ。
◆材料
ベーグル
ピザソース
とろけるチーズ
お好きな具材(玉ねぎ、ピーマン、ウインナーなど)
◆作り方
・ベーグルを上下2つにカットします。
・お好きな具材を食べやすい大きさに切ります。
・カットしたベーグルにピザソースを塗ります。
・ピザソースの上に具材を乗せ、さらにチーズを乗せます。
・オーブントースターで焼けばできあがり。
「ベーグルフレンチトースト」
フレンチトーストにベーグルを使うと、パンとは違う食感のフレンチトーストになります。
◆材料
ベーグル
卵
牛乳
砂糖
バター
◆作り方
・ベーグルを上下2つにスライスします(さらに縦半分に切ると、卵液が染み込みやすくなります)。
・卵と牛乳、砂糖を混ぜて卵液を作ります。砂糖の代わりにメープルシロップを使ったり、バニラエッセンスを加えてもOK。
・カットしたベーグルを卵液に浸します(しっかり染み込ませたいなら、一晩おきます)。
・フライパンにバターを熱し、こんがりと焼き色がつくまで焼けば完成。
シンプルだからアレンジが広がるベーグル
ベーグルは小麦の風味が楽しめるシンプルさが特徴。ヘルシーなのに、食べごたえがあるのもうれしいポイントです。そのまま楽しむことはもちろん、いろいろなアイデアで、ベーグルを楽しんでください。
文・構成/HugKum編集部