酒の「さかな」は「魚」?いいえ違います【知って得する日本語ウンチク塾】

国語辞典編集者歴37年。日本語のエキスパートが教える知ってるようで知らなかった言葉のウンチクをお伝えします。

お酒を飲むときに食べる料理を、なぜ「さかな」と言うの?

 この場合の「さかな」は、漢字ではふつう「肴」と書きます。

「肴」という漢字は、もともとは魚や肉で作った料理という意味です。

魚類の「魚」も「さかな」と言うので、お酒を飲むときに食べる料理は魚料理が多いから、「さかな」と言われるようになったと思っていませんか?

それ、間違ってます!

次のページは▶▶「さかな」の「さか」は「さけ(酒)」、「な」は「菜」で副食物のこと

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