しし座流星群、2022年はいつからいつまで・どこで見られる? 今年見るべき天体ショーのポイントは?

2022年のしし座流星群は、いつ、どこで見えるでしょうか? さらに2022年以降の大出現はいつになるのかチェックしましょう。また2022年11月は、しし座流星群のほかに皆既月食や天王星食などの天体ショーが目白押しです。それらを観測するときの注意点と、おすすめアイテムもあわせてご紹介していきます。

しし座流星群とは

流星群とは、天球上のある一点を中心に放射線状に流れ星(流星)が出現する一群のこと。日本では毎年ほぼ一定して多くの流星が出現する流星群がいくつかあり、そのなかのひとつが「しし座流星群」です。

2001年の大出現

しし座流星群は、およそ33年の周期で大出現を見ることができる流星群です。大出現とは流星の活動が活発になって、数多くの流星を見ることができることを言います。

しし座流星群の大出現は2001年にあり、このときは1時間で2,000個もの流星が観察できました。その前の大出現は1966年にさかのぼります。

2022年しし座流星群はいつ・どこで見える?

しし座流星群
2022年の「しし座流星群」はいつ見えるでしょうか?

 

気になるのは、2022年のしし座流星群がいつ、どこで見えるかということ。2022年の予測は以下のとおりです。

いつからいつまで?

しし座流星群が見られるのは、毎年11月頃です。2022年については11月6日から11月30日にかけて出現します。

ピークは?

流星群は上記の期間にいつでも見られるのではなく、少しずつ流星の活動が活発になり、ピークを迎えてその後は少しずつ減っていきます。

その活動が最も活発になることを「極大」と言います。2022年のしし座流星群が極大となるのは、11月18日午前8時頃。日本では、残念ながら極大が日中にあたるため、流星群は見にくくなります。

どこで?

しし座流星群を見られる場所は、とくに場所は問いません。先にご紹介したように、日本ではピークは日中の明るい時間にあたります。

方角は?

流星群を見るとき、東西南北どちらかの決まった方角を見る必要はありません。空のどこの方角を見ても構いませんし、日本各地のどこから見てもOKです。

しし座流星群、次の大出現はいつ?

大出現の年は、シャワーが降ってくるように流星が夜空にあふれ、「あたり年」などと言われます。せっかくならそんな大出現のチャンスを逃さず見たいものですよね。

しし座流星群の前回の大出現は2001年だったとご紹介しましたが、次の大出現は2034年から2037年頃と予測されています。まだはっきりといつになるかわかっていませんが、日付が近づくほど正確な予測年月日がわかってくるでしょう。

また、さらにその次の大出現は2060年代後半、その次は2090年代後半になります。

2022年11月、しし座流星群以外の天体ショー

2022年11月、しし座流星群以外の天体ショー
2022年11月、しし座流星群以外の天体ショー

 

11月に見られるしし座流星群。2022年は日本では日中の時間にあたりよく観察できませんが、同じ11月に皆既月食が起きたり、おうし座流星群を観察できたりします。

皆既月食

2022年11月8日に皆既月食が起こります。皆既月食とは、太陽と月の間に地球が入ることで、地球の影で月の一部や全体が欠けたように見える現象のこと。夜空に見える月が赤黒く神秘的に見えるようになります。

11月8日の18時9分頃から月の一部が欠け始め、ピークを迎えるのは19時59分頃。20時42分に終わりを迎えます。ちょうど夜間の時間帯にあたるので、自宅などから夜空を見上げてみるとちょうどいいでしょう。

天王星食

2022年11月8日は、皆既月食と同時に天王星食も観察できます。天王星食とは、地球から見た天王星が月によって隠れてしまう現象のこと。しかも2022年は、月食中の月が天王星を隠すという、珍しい現象を見ることができます。

天王星食は11月8日の20時41分頃から始まり、21時22分に出現が始まります。皆既月食は肉眼で観察できますが、天王星食は双眼鏡や望遠鏡を使って観察することになります。

おうし座北流星群

おうし座北流星群は、2022年10月20日から12月10日頃に出現し、11月12日頃に極大を迎えます。11月12日の日没後から13日午前までの間、流星を観察できる可能性があるでしょう。

ただこの日は月が明るいため、その明かりによって流星を観察しにくいことが考えられます。

11月の天体観測の注意点

さまざまな天体の現象が起こる2022年11月。せっかくならこの機会を逃さず、星や月を見上げてみてはいかがでしょうか。寒い季節は空気が乾燥していて澄んでいるため、天体観測に適していますが、注意点もいくつかあります。

しっかり防寒対策を行うこと

11月の夜はすでに寒くなる時期。しかも天体観測は、長い時間じっと夜空を見上げることになりますから、寒さを感じやすくなります。

長時間屋外にいても大丈夫なように、暖かい服装を用意して、手袋や耳あて、カイロなどの防寒具も用意しておくと安心できるでしょう。「寒くなって、早めに切り上げて帰ってきた」とならないように、十分すぎるほど防寒対策をしておくことをおすすめします。

楽な体勢を作ること

長時間空を見上げていると、首が痛くなってきますし、立ったままの体勢も足や腰が疲れてきます。できれば椅子やレジャーシートなどを用意して、寝っ転がって空を見ているのが楽。できるだけ楽な体勢を作りましょう。

街明かりがないところで見ること

建物の明かりやネオンなどの明かりがあると、見える星の数も減ってしまいます。そのためできるだけ、明かりが見えない場所で観測するのがベスト。さらに高いビルやマンションなどがない、空が開けた場所を探すといいでしょう。

懐中電灯などの安全対策を

天体観測に適した場所は、明かりが少ない暗い場所。そんなところへの行き帰りには、安全のために懐中電灯などの明かりを持っていくといいでしょう。よく知っている場所でも、真っ暗になった夜間はまた話が違います。暗い場所にひとりで出かけたりすることも避けましょう。

11月の天体観測におすすめのアイテム

11月の流星群や皆既月食などの天体ショーに備えて、おすすめの天体観測グッズをご紹介します。

子供用 双眼鏡

子どもと一緒に天体観測するなら、こんなキッズ向けの双眼鏡はいかがですか?  幅や焦点の調節が子どもでもしやすい設計で、観測する楽しみを体験できます。付属のショルダーストラップをつけてもOK。重量は約285g、倍率は10倍です。カラーは、ブルー、ピンク、カモフラージュの3色がラインナップ。

天体望遠鏡 セット

4段伸縮式の望遠鏡セット。三脚や携帯電話スタンド、接眼レンズ3種などがすべて含まれています。天体観測や宇宙に興味を持った子どもにピッタリです。

光る星座板

日時を合わせると、そのときに空に見える星座がわかる星座板です。星の動きや月の満ち欠け、日の出・日の入り時刻などもチェックできます。蓄光インクが使われていて、暗闇でも光って見えるから便利。

ぬくっ子 貼るカイロミニ

衣類に貼って使うカイロ。ミニサイズだから、寒さに応じてさまざまな場所に貼って使えます。

シルクハンドウォーマー

昔ながらの編み機を使い職人が丁寧に仕上げた、純シルク100%のハンドウォーマーです。指先が外に出ているから、天体観測しながら携帯や望遠鏡を使えます。しかも指先の長さは「通常モデル」と「短めモデル」の2つのタイプがあり、好きな方を選べます。

2022年11月は天体観測を楽しもう

2022年のしし座流星群については、残念ながら観測に最適な条件が揃っているとは言えません。でもしし座流星群が観察できる同じ11月には、皆既月食や天王星食なども起きます。特に皆既月食と天王星食が同時に起きるのは、とても珍しいこと。この機会に、ぜひ親子で天体観測を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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文・構成/HugKum編集部

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