ママパパ814人調査「子どもの小学校生活のお悩みは?」コロナ禍での心配事から人間関係まで

子育てをしていると、なにかと悩みを抱えがち。子どもの人間関係、食べ物の好き嫌い、小学校での生活のこと等々……あなたは今、子育てのどんなことにお悩みですか?

お子さん・もしくはお子さんの小学校生活に悩みはありますか?

些細なことから大きなことまで、育児に悩みはつきものですよね。小学校への入学後は、親の目の行き届かないことも増え、さらに心配ごとは多くなるのではないでしょうか。

そこで今回は、HugKumメルマガ読者814人に「お子さん・もしくはお子さんの小学校生活」に関する悩みのタネをアンケート調査!

ここからは、みなさんから寄せられたお悩みを「多かった順」にお伝えしていきます。

お友だち関係

圧倒的に多かったのが、お子さんの「お友だち関係」に関するお悩み。「子どもがお友だちとうまくやれているか」「クラスになじめているか」といったことは平常時でも気掛かりなものですが、気軽にお友だちと遊べなくなってしまったコロナ禍、さらに多くのママパパたちの心配のタネとなっているようです。

「コロナ禍の入学ということもあるのか、友だちとの関わりが弱く、学校への興味が薄い。」(女性)
「校区外の保育園に通っているので、学校に知った友だちがいない」(女性)

子どもの家庭学習

その次に多かったのが、「子どもの家庭学習」。学校での勉強のほか、宿題や普段の予習復習、受験勉強など、家庭でも学習しなければならないシーンは多々ありますよね。しかしながら、家でモチベーションを保ち続けたまま勉強に取り組むのって、結構大変。そんなお子さんの家庭学習に悩むママパパは多いようです。

子どもの視力

こちらもコロナ禍以降、以前より多くのママパパが心配していることのようです。人との接触の機会が減らされ「おうち時間」が増えた子どもたち。どうしても、本やモニターを見ている時間も増加してしまいましたよね。親としては、視力が下がってしまうのではないかと不安になってしまいます。

「家にいる時間が長くなって視力が格段に悪くなった」(女性)

習いごと、遊びなどの時間管理

家庭学習とおなじく、お子さんのプライベートの時間管理にお悩みのママパパも多数。宿題に習いごと、遊びや趣味の時間も含めると、子どものプライベートって意外と大忙し! 有意義に時間を使うにはどうすれば良いのかは大きな悩みどころです。

子どもの運動量の減少

こちらもやはり、コロナ禍以降に増えた心配ごと。ここ数年で、子どもの運動量が減ったと感じるご家庭は少なくないはず。みなさんはどのように、この状況の対策をしているのでしょうか。

「コロナが流行してから運動量が減少してしまいゲームや動画ばかりになっている。」(女性)

子どもの食事(偏食・好き嫌いなど)

お子さんの食に関するお悩みにも票が集まりました。偏食や好き嫌い、食べる量など、子どもの食事情はいくつになっても悩ましいものです。

「お米をたくさん食べて欲しいが、パンの方が好きなのでよく食べること。体重増加が心配。」(女性)

「食わず嫌いで食事量も少ない」(女性)

子どものスマホ・携帯について(料金、使い方)

お子さんのスマホや携帯についてお悩みの方も多数! スマホ・携帯でゲームをはじめてしまうと、ついつい遊びすぎに。「依存症」にならないように、使用時間は抑えてほしいところですが……。

「携帯ゲームの依存症」(女性)

「ゲームやりすぎ YouTubeみすぎ」(男性)

「テレビやYouTube等の視聴・時間管理」(男性)

PTA

PTAの活動にお悩みのママパパも多いようです。子どもの学校生活をより良くするために参加しているPTAも、負担が多すぎてはもっての外ですよね……。「体調を崩すほど」悩んでいるとのコメントもありました。

「PTAが嫌でしょうがない。体調を崩すほどです。」(女性)

学校の授業についていけるか

小学校に入学すると、「子どもが学校の授業についていけているか」といった悩みも増えますよね。宿題や家庭学習をチェックしながら、子どもの得意不得意を把握しておきたいところです。

子どもの反抗期

いつかは反抗期が来るの?と将来的な不安を感じている方もいれば、すでにお子さんの反抗期にお悩みの方もいるのではないでしょうか。反抗期は「成長の証」かつ、いつかは必ず過ぎるもの。親としては辛い時期ですが、どんと構えて対応できると良いですね。

子どもの体力

コロナ禍以降、子どもの体力の低下を実感しているママパパも少なくないようです。制限もようやく緩和されてきたので、少しずつ体力も取り戻していきたいですね。

「家にいてスマホやゲーム機の画面ばかり見ているので、視力や体力面が心配です。習いごとの宿題も、声掛けしてもなかなか取り掛からないことにイライラします。」(女性)

いじめ

小学校生活がはじまると、やはり心配なのが「いじめ」の問題。大人の目の行き届かないことも多いので、ちょっとしたサインも見逃さないよう気をつけたいものです。いじめの問題については過去の記事でも詳しく触れているので、参考にしてみてくださいね。

小学生の「いじめ」はなぜ起こる?いじめの原因や種類、親の対応と対策について
小学生のいじめ、なぜ起こってしまうの? 小学生のいじめは、なぜ起きるのでしょうか。いじめる側、いじめられる子の理由をそれぞれ解説します。 ...

ママ友、パパ友とのお付き合い

ママ友やパパ友とのお付き合いも、距離感を間違えると負担になりがち。なかなか難しいところですが、気楽な関係を築いていけるのが理想的ではないでしょうか。

性教育

性教育についてのお悩みにも票が寄せられました。親が介入しづらいデリケートな話題だからこそ、頭を抱えてしまいやすい性教育。こちらも、過去の記事をぜひご参考に。

子どもに性教育を始めるなら。始める時期やステップまで親の注意点を解説
子どもの性教育はいつから始めるべき? まず、子どもの性教育をいつから始めるのが理想的だと考えているのか、9〜12歳の子を持つママ・パパにア...

中学受験するのかどうか

小学校も中高学年に差し掛かると、中学受験のことが悩みのタネとして浮上します。塾には行かせるべきか、習いごとはこのまま続けるか、お悩みのママパパはきっと多いのではないでしょうか。

「塾や習いごとをさせるかどうか」(女性)

英語教育

なかには、お子さんの英語教育を心配するママパパも。必修化されてから、英語は「科目」としての注目度も上がったのではないでしょうか。まだ難易度の低い小学生英語は、とにかく楽しく、苦手意識を持たないように伸ばしてあげましょう。

プログラミング教育

おなじく、昨今必修化されたプログラミング教育を心配するご家庭もありました。英語とちがって、どのようなものかイメージしづらいことから、親も苦手意識を抱きやすいプログラミング教育。お子さんのテキストを時々拝借して、「今どんなことを学んでいるのか」ざっくりと確認しておきたいところ。

育児の悩みは、時には周囲に助けを求めることも大切

誰もが一度は抱える普遍的な育児の心配事から、コロナ禍特有のものまで、さまざまなお悩みが寄せられました。
育児のお悩みは一人(もしくはご夫婦)で抱え込まず、時には、家族や周りの人に助けを求めることも大切。キャパオーバーの予感がしたら、まずは早めに周囲に相談してみましょう。

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構成・文/羽吹理美

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